ファクトゥールシュヴァル
ファクトゥールシュヴァル(Facteur Cheval[2])とは、アイルランド生産・フランス調教の競走馬である。主な勝ち鞍は2024年のドバイターフ。 戦績2022年(3歳時)4月5日にサンクル―競馬場で行われた新馬戦にてデビュー勝ちを収める[3]。リステッド競走を4連勝で制した後に挑んだG3ダフニス賞では2着[4]、G2ダニエルウィルデンシュタイン賞は4着に敗れた[5]。しかし、次走のG3パース賞では残り150m地点でリードを奪い、トリバリストを抑えて勝利[6]。重賞初制覇を飾って3歳シーズンを終えた。 2023年(4歳時)4月1日のG3エドモンブラン賞で始動し3着[7]、続くG2ミュゲ賞でも2着と連敗を喫した[8]。G1初挑戦となったイスパーン賞ではアンマートの3着[9]。イギリスに遠征して挑んだ次走のサセックスステークスではパディントンの2着に惜敗した[10]。帰国後のムーランドロンシャン賞も3着[11]、再びイギリスに遠征して挑んだクイーンエリザベス2世ステークスでも2着[12]と、勝ちきれないレースが続いた。英仏のマイル路線で何度も好走したものの、勝利を挙げることができずに4歳シーズンを終えた。 2024年(5歳時)3月30日に行われたドバイターフで始動した。出走メンバーには同レース4連覇がかかったロードノースに、日本からはナミュールやドウデュースらが顔を揃え、本馬は10番人気に甘んじた。しかしレースでは、最後の直線で外から強襲してきたナミュールと熾烈な叩き合いの末、ハナ差で抑えて優勝。惜敗続きにピリオドを打ち、G1初制覇を飾った[13]。その後はイギリスに転戦し、クイーンアンステークスに出走するもチャーリンの6着に大敗[14]、次走のサセックスステークスでもノータブルスピーチの3着に敗れた[15]。続くクイーンエリザベス2世ステークスでは、最後の直線でチャーリンとの叩き合いにもつれ込むも捕らえきることができず、前年と同じく2着に惜敗した[16]。 血統表
脚注
外部リンク
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