ノータブルスピーチ
ノータブルスピーチ(Notable Speech)は、イギリスの競走馬である。主な勝ち鞍は2024年の2000ギニーステークス、サセックスステークス。 概要3歳(2024年)1月27日のケンプトンパーク競馬場の未勝利戦をウィリアム・ビュイックを鞍上にデビューして初勝利。2月21日のケンプトンパーク競馬場の条件戦も勝利して連勝。4月6日のケンプトンパーク競馬場の条件戦も勝利して、オールウェザー馬場で3連勝とした[1]。 迎えた5月4日の2000ギニーステークス(G1)では5番人気の支持を受けて出走。真ん中の6番枠からの発馬となったが、一冠歩目で隣の馬に寄られて最後方に置かれてしまう不利を受けた。しかし、すぐさま立て直して内側への潜り込むと、中間地点を越えたあたりから徐々に進出を開始。持ったままの手応えで先頭を射程圏に入れると、残り1.5ハロン地点から満を持して仕掛けて抜け出し、2着のロサリオンに1馬身半差を付ける完勝。初芝も問題とせずに無傷の4連勝でG1初制覇を果たした[2]。芝コース未経験馬が当競走を勝利したのは史上初であった[3]。 続いて6月19日ロイヤルアスコット開催のセントジェームズパレスステークス(G1)に1番人気で出走するも、発馬直後に接触などの不利で最後方付近での追走となり、直線で外から脚を伸ばすも長くは続かずにロサリオンの7着。初黒星を味わうこととなった[4]。 7月31日のサセックスステークス(G1)では5頭立ての単勝オッズ4.0倍の2番人気で出走[5]。1番人気のヘンリーロングフェローが逃げて自身は3番手を追走。馬群が収縮して直線に入ると埒沿いで包まれてしまい厳しい位置取りとなったが、残り1ハロン付近でコースが広くなったところで内を突いて進出。残り半ハロンのところで先頭に立ち、追い上げるマルジュームの追撃を1馬身半差で退けて快勝。古馬との初対決も制して2度目のG1制覇を果たした[6]。 血統表
脚注
外部リンク
|