パクシ(Pacusi[1])は日本のクレイアニメ、及びその主人公の名前。
概要
1話1分、全18話。1992年に「プチプチ・アニメ」の前身番組「プチクレイ」で放送された『カロとピヨブプト』(1話約4分、全3話)に登場する、パクシを主人公にした作品である。1994年[1]4月から1996年度まで、NHK教育の「おかあさんといっしょ」内で放送されていた。以降、1999年度までは不定期に放送された。2016年12月22日から24日まで1日2話ずつ計6話再放送され、2017年7月31日は「パクシのうた」を放送。同年8月1日から4日まで1日1話ずつ計4話、同年8月14日から19日まで1日1話ずつ計6話再放送された。
クレイアニメだが、透明のセルの上に粘土で作った背景やキャラクターを、コマ撮りする技法が採られている[1]。
スタッフ
キャラクター
※()内は声の出演。
- パクシ(堀内洋子)
- 主人公の男の子。進化して二足歩行に至ったイルカ。小さな帽子を被っている。おやつが大好き。
- パクシのパパ(山村浩二)
- のんびりや。本を読むのが好き。
- パクシのママ(冷水ひとみ)
- のんびりや。
- パクシのおとうと(山村佑理)
- 台本の表記はオトオト[1]。
- まだ赤ちゃんで、ハイハイしかできず、外出の時には乳母車に乗っている。しかし「しんか」で二足歩行をし、ママを驚かせた。
- バルタザール(須藤隆)
- ワニのおじさん。山高帽にスーツ姿で、歌を歌いながらステッキをまわして登場する。素性は不明で、主題歌でも「謎のおじさん」と歌われている。
- 虫(無し)
- 緑色のカナブンのような虫。よくパクシ達の周りを飛んでいる。
エピソード
括弧内は英文タイトル。ポニーキャニオンから全話収録したVHSソフトが発売されていたが、それの収録順とは異なる。
- 第1話「パクシ家」(The Pacusi family)
- 第2話「ビン」(A bottle)
- 第3話「絵本」(A picture book)
- 第4話「ハミガキ」(Brushing teeth)
- 第5話「いないいないばあ」(Peek-a-boo)
- 第6話「みず」(Water)
- 第7話「帰り道」(On the way home)
- 第8話「いす」(Chair)
- 第9話「ハンカチ」(Handkerchief)
- 第10話「パレード」(Parade)[1]
- 第11話「ダンス」(Dance)
- 第12話「バルタザール」(Baltazar)
- 第13話「まんじゅう」(Sweet buns)
- 第14話「のりもの」(Vehicles)
- 第15話「落ち葉」(Fallen leaves)
- 第16話「ソフトクリーム」(Soft cream)
- 第17話「オルガン」(Organ)
- 第18話「しんか」(Evolution)
主題歌
- 『パクシのうた』
- 作詞・作曲・歌:みやざきみえこ
オープニングと本編の間に挿入されることがあり、VHSソフトにも収録された。
出典
- ^ a b c d e f g h “Making of "Pacusi" 「パクシ」メーキング”. Yamamura Animation (2015年2月10日). 2023年7月19日閲覧。
外部リンク