バンダルスリブガワン
バンダルスリブガワン(英語/マレー語: Bandar Seri Begawan、ジャウィ文字: بندر سري بڬاوان)は、ブルネイの首都で、同国の最大都市。ブルネイ・ムアラ地区の行政庁所在地でもある。BSBと略されることもある。人口は140,000人(2010年)、都市圏人口は276,000人(同年)。 概要地名の由来旧称はバンダルブルネイ市であった。前スルターン(国王)のオマル・アリ・サイフディン3世にちなんで1970年10月1日に改称された。ブルネイ王朝では国王が退位すると「ブガワン」 (Begawan) と呼ばれ、サンスクリットで「神」の意味である。「スリ」もサンスクリットで英語のMr.に相当する。「バンダル」はペルシア語で(インド経由で由来した)「港」の意味である。 地理バンダルスリブガワンは熱帯雨林気候である。貿易風よりも熱帯収束帯の影響を受けやすく、サイクロンはほとんどない。また気候は暑くて雨が多い。[1]
2007年8月1日、市域面積が12.87km2から100.36km2に拡大された。 歴史第二次世界大戦で大きな被害を受けたが、アジア最大規模といわれるモスクのジャメ・アスル・ハッサナル・ボルキア・モスクや市のシンボルでもあるスルターン・オマール・アリ・サイフディーン・モスクがあり、近代的なビルが立ち並ぶ。セリア、クアラブライトと海岸沿いの道路で結ばれている。上水道は隣接するツトン地区に建設されたダム湖のベヌタン湖を水源としている[3]。 経済石油開発で発達した都市のひとつであり、主に石油、コプラ、ゴムを輸出している。[4] 対外関係姉妹都市・提携都市
交通ブルネイ国際空港は市の中心部から11kmにある。ブルネイ各地とはバスの便がある。ブルネイ東部のテンブロン地区へはマレーシアのサラワク州を経由し、ブルネイ西部からもミリなどサラワク州を経由する。ブルネイ川にはカンポン・アイールと呼ばれる水上集落が存在し、市の中心部からは水上タクシーで行くことができる。 施設
出典
関連項目
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