ハイドレンジア
ハイドレンジア (Hydrangea[1]) はアイルランドの競走馬である。主な勝ち鞍は2017年のメイトロンステークス(GI)、ブリティッシュ・チャンピオンズ・フィリーズ&メアズステークス(GI)。馬名の意味は「アジサイ」。 戦績2016年7月にカラ競馬場でデビューし、3戦目で勝ち上がる。続くデビュータントステークスで僚馬ロードデンドロンの2着になると、モイグレアスタッドステークスでイントリケイトリーの2着、フィリーズマイルではまたもロードデンドロンの2着と、勝ち切れない競馬が続いた。フィリーズマイルの後はブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズターフに遠征したが、最下位の14着と大敗を喫した[2]。 2017年は初戦の愛1000ギニートライアルで僚馬ウィンターを僅かに退けて重賞初制覇。しかし、その後は英1000ギニー、愛1000ギニー、コロネーションステークス、ナッソーステークスと全てウィンターの後塵を拝した[2]。しかし、9月のメイトロンステークスでは初騎乗のウェイン・ローダンに導かれ、圧倒的1番人気のウィンターの追撃をアタマ差凌いで優勝し、7度目のG1挑戦で待望の初タイトルを手にした[3]。次戦のオペラ賞からはエイダン・オブライエン厩舎の筆頭主戦騎手であるライアン・ムーアに乗り替わった。オペラ賞は2着に敗れたが、次戦はムーアからの距離延長の進言により、初の12ハロン戦となるブリティッシュ・チャンピオンズ・フィリーズ&メアズステークスに出走。2着に2馬身差をつける快勝でG1・2勝目を挙げた[4]。 2018年は初戦のランウェイズスタッドステークスこそ2着だったが、次戦のデュークオブケンブリッジステークスでは8着と大敗した。その後はキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスは牡馬の強豪に挑んだが、7頭立ての最下位に終わる。秋はブリティッシュ・チャンピオンズ・フィリーズ&メアズステークスで連覇を狙ったが5着となり、同レースを最後に現役を引退した[2]。 競走成績以下の内容は、Racing Post[2]の情報に基づく。
繁殖牝馬時代2019年から繁殖入り。ディープインパクトとの交配のため、日本のノーザンファームに預託された[5]。 血統表
脚注
外部リンク
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