ナストロ・ダルジェント主演男優賞(Nastro d'Argento al miglior attore protagonista)は、ナストロ・ダルジェント賞の部門のひとつである。1946年、賞の創設と同時に設置された。
2023年時点での最多受賞者はマルチェロ・マストロヤンニ(通算7回受賞)である。
受賞者・候補者一覧
太字が受賞者。
1940年代
- 1946年:アンドレア・チェッキ - 『Due lettere anonime』
- 1947年:アメデオ・ナッツァーリ - 『Il bandito』
- 1948年:ヴィットリオ・デ・シーカ - 『Cuore』
- 1949年:マッシモ・ジロッティ - 『無法者の掟』(In nome della legge)
1950年代
- 1950年:授賞なし
- 1951年:アルド・ファブリツィ - 『Prima comunione』
- 1952年:トト - 『Guardie e ladri』
- 1953年:レナート・ラシェル - 『Il cappotto』
- 1954年:ニーノ・タラント - 『Anni facili』
- 1955年:マルチェロ・マストロヤンニ - 『恋愛時代』
- 1956年:アルベルト・ソルディ - 『Lo scapolo』
- 1957年:授賞なし
- 1958年:
- 1959年:
1960年代
- 1960年:
- 1961年:
- 1962年:
- 1963年:
- 1964年:
- 1965年:
- 1966年:
- 1967年:
- 1968年:
- 1969年:
1970年代
- 1970年:
- ニーノ・マンフレディ - 『Nell'anno del Signore』
- カルメロ・ベーネ - 『Nostra Signora dei Turchi』
- ウーゴ・トニャッツィ - 『Il commissario Pepe』
- 1971年:
- 1972年:
- リッカルド・クッチョッラ - 『死刑台のメロディ』
- ジャン・マリア・ヴォロンテ - 『労働者階級は天国に入る』(La classe operaia va in paradiso)
- アルベルト・ソルディ - 『Bello, onesto, emigrato Australia sposerebbe compaesana illibata』
- 1973年:ジャンカルロ・ジャンニーニ - 『Mimì metallurgico ferito nell'onore』
- 1974年:
- ジャンカルロ・ジャンニーニ - 『愛とアナーキーの映画』(Film d'amore e d'anarchia - Ovvero "Stamattina alle 10 in via dei Fiori nella nota casa di tolleranza...")
- ジャンカルロ・ジャンニーニ - 『あゝ情熱』(Paolo il caldo)
- ジャン・マリア・ヴォロンテ - 『Giordano Bruno』
- 1975年:
- 1976年:
- 1977年:
- 1978年:ニーノ・マンフレディ - 『In nome del Papa Re』
- 1979年:フラヴィオ・ブッチ - 『Ligabue』
1980年代
- 1980年:ニーノ・マンフレディ - 『Café Express』
- 1981年:
- 1982年:ウーゴ・トニャッツィ - 『La tragedia di un uomo ridicolo』
- 1983年:
- フランチェスコ・ヌーティ - 『Io, Chiara e lo Scuro』
- マルチェロ・マストロヤンニ - 『Il mondo nuovo』
- 1984年:
- カルロ・デッレ・ピアーネ - 『Una gita scolastica』
- ジャンカルロ・ジャンニーニ - 『Mi manda Picone』
- エンリコ・モンテザーノ - 『Sotto... sotto... strapazzato da anomala passione』
- アルベルト・ソルディ - 『Il tassinaro』
- 1985年:ミケーレ・プラチド - 『実録マフィア戦争/暗黒の首領』(Pizza connection)
- 1986年:
- 1987年:
- 1988年:
- 1989年:
1990年代
- 1990年:
- 1991年:
- 1992年:
- 1993年:
- ディエゴ・アバタントゥオーノ - 『Puerto Escondido』
- クラウディオ・アメンドラ - 『Un'altra vita』
- カルロ・チェッキ - 『Morte di un matematico napoletano』
- エンリコ・ロ・ヴェルソ - 『小さな旅人』(Il ladro di bambini)
- カルロ・ヴェルドーネ - 『Al lupo al lupo』
- 1994年:
- パオロ・ヴィラッジョ - 『Il segreto del bosco vecchio』
- セルジオ・カステッリット - 『かぼちゃ大王』
- ナンニ・モレッティ - 『親愛なる日記』(Caro diario)
- ファブリツィオ・ベンティヴォリオ - 『Un'anima divisa in due』
- カルロ・チェッキ、リッキー・メンフィス、エンリコ・ロ・ヴェルソ、クラウディオ・アメンドラ、トニー・スペランデオ - 『La scorta』
- 1995年:
- アレッサンドロ・アベル - 『La vera vita di Antonio H.』
- キム・ロッシ・スチュアート - 『Senza pelle』
- エンリコ・ロ・ヴェルソ - 『Lamerica』
- マッシモ・ギーニ - 『Senza pelle』
- ジュリオ・スカルパーティ - 『Il giudice ragazzino』
- 1996年:
- 1997年:
- レオナルド・ピエラッチョーニ - 『踊れトスカーナ!』
- シルヴィオ・オルランド - 『Ferie d'agosto』
- アントニオ・アルバネーゼ - 『Vesna va veloce』
- マッシモ・ボルディ - 『Festival』
- クラウディオ・アメンドラ - 『ぼくらの世代』(La mia generazione)
- 1998年:
- 1999年:
2000年代
- 2000年:
- シルヴィオ・オルランド - 『Preferisco il rumore del mare』
- ジャンニ・カヴィーナ - 『La via degli angeli』
- フランチェスコ・ジュッフリーダ、ジャンマルコ・トニャッツィ - 『Prime luci dell'alba』
- カルロ・ヴェルドーネ - 『C'era un cinese in coma』
- ルカ・ジンガレッティ - 『L'anniversario』
- 2001年:
- 2002年:
- セルジオ・カステッリット - 『母の微笑』(L'ora di religione)
- アントニオ・カターニア - 『Ribelli per caso』
- ファブリツィオ・ジフーニ - 『Sole negli occhi』
- アンドレア・レンツィ、トニ・セルヴィッロ - 『もうひとりの男』(L'uomo in più)
- フランチェスコ・サルヴィ - 『La rentrée』
- 2003年
- ネーリ・マルコレ - 『Il cuore altrove』
- ジジ・プロイエッティ - 『Febbre da cavallo - La mandrakata』
- ファブリツィオ・ベンティヴォリオ - 『リメンバー・ミー』(Ricordati di me)
- エルネスト・マイウー - 『剥製師』(L'imbalsamatore)
- ヴァレリオ・マスタンドレア - 『V-マックス』(Velocità massima)
- 2004年:
- 2005年:
- トニ・セルヴィッロ - 『愛の果てへの旅』(Le conseguenze dell'amore)
- ファブリツィオ・ベンティヴォリオ - 『L'amore ritorna』
- ジョルジョ・パゾッティ - 『トリノ、24時からの恋人たち』(Dopo mezzanotte)および『Volevo solo dormirle addosso』
- キム・ロッシ・スチュアート - 『家の鍵』
- カルロ・ヴェルドーネ - 『L'amore è eterno finché dura』
- 2006年:
- 2007年:
- シルヴィオ・オルランド - 『夫婦の危機』(Il caimano)
- ディエゴ・アバタントゥオーノ - 『La cena per farli conoscere』
- マルコ・レオナルディ - 『Maradona - La mano de Dios』
- ジョルジョ・パゾッティ、ジョルジョ・コランジェリ - 『潮風に吹かれて』(L'aria salata)
- ジャコモ・リッツォ - 『L'amico di famiglia』
- カルロ・ヴェルドーネ、シルヴィオ・ムッチーノ - 『わが人生最良の敵』(Il mio miglior nemico)
- 2008年:
- 2009年:
2010年代
- 2010年:
- 2011年:
- キム・ロッシ・スチュアート - 『Vallanzasca - Gli angeli del male』
- クラウディオ・ビジオ、アレッサンドロ・シアーニ - 『Benvenuti al Sud』
- ラウル・ボヴァ - 『Nessuno mi può giudicare』
- トニ・セルヴィッロ - 『穏やかな暮らし』(Una vita tranquilla)および『至宝 ある巨大企業の犯罪』(Il gioiellino)
- エミリオ・ソルフリッツィ - 『Se sei così ti dico sì』
- 2012年:
- 2013年:
- アニエッロ・アレーナ - 『リアリティー』
- ラウル・ボヴァ、マルコ・ジャッリーニ - 『Buongiorno papà』
- ルカ・マリネッリ - 『来る日も来る日も』(Tutti i santi giorni)
- ヴァレリオ・マスタンドレア - 『幸せのバランス』(Gli equilibristi)および『ローマに消えた男』(Viva la libertà)
- フランチェスコ・シャンナ - 『Itaker - Vietato agli italiani』
- 2014年:
- 2015年:
- 2016年:
- 2017年:
- レナート・カルペンティエーリ - 『ナポリの隣人』
- 2018年:
- 2019年:
2020年代
- 2020年:
- 2021年:
- 2022年:
- ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ – 『ノスタルジア』(Nostalgia)
- シルヴィオ・オルランド – 『内なる檻』(Ariaferma)および『Il bambino nascosto』
- アンドレア・カルペンツァーノ – 『スイングライド』(Calcinculo)および『Lovely Boy』
- マッシミリアーノ・ガッロ – 『Il silenzio grande』
- エリオ・ジェルマーノ – 『アメリカ・ラティーナ』(America Latina)
- トニ・セルヴィッロ – 『内なる檻』(Ariaferma)および『笑いの王』(Qui rido io)
- 2023年:
複数回受賞者
受賞回数
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受賞者
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受賞年度
|
7
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マルチェロ・マストロヤンニ
|
1955, 1958, 1961, 1962, 1986, 1988, 1991
|
5
|
ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ
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2006, 2012, 2019, 2020, 2022
|
4
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ヴィットリオ・ガスマン
|
1959, 1963, 1975, 1990
|
4
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ニーノ・マンフレディ
|
1966, 1970, 1978, 1980
|
3
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ロベルト・ベニーニ
|
1987, 1992, 1998
|
3
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ジャンカルロ・ジャンニーニ
|
1973, 1974, 1999
|
3
|
シルヴィオ・オルランド
|
2000, 2007, 2022
|
3
|
キム・ロッシ・スチュアート
|
2006, 2011, 2021
|
3
|
トニ・セルヴィッロ
|
2005, 2008, 2009
|
3
|
アルベルト・ソルディ
|
1956, 1960, 1977
|
3
|
ウーゴ・トニャッツィ
|
1964, 1969, 1982
|
3
|
ジャン・マリア・ヴォロンテ
|
1968, 1971, 1989
|
2
|
ステファノ・アコルシ
|
2001, 2016
|
2
|
セルジオ・カステッリット
|
1996, 2002
|
2
|
ファブリツィオ・ジフーニ
|
2004, 2014
|
2
|
ミケーレ・プラチド
|
1976, 1985
|
2
|
トト
|
1952, 1967
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外部リンク
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