デビン・スメルツァー
デビン・ポール・スメルツァー(Devin Paul Smeltzer, 1995年9月7日 - )は、アメリカ合衆国ニュージャージー州カムデン郡ブアーヒーズ・タウンシップ出身のプロ野球選手(投手)。左投右打。MLBのマイアミ・マーリンズ傘下所属。 経歴プロ入り前2014年のMLBドラフト33巡目(全体987位)でサンディエゴ・パドレスから指名されたが、契約せずにフロリダ・ガルフ・コースト大学へ進学した。 プロ入りとドジャース傘下時代サンジャッキント大学へ転校後、2016年のMLBドラフト5巡目(全体161位)でロサンゼルス・ドジャースから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・ドジャースでプロデビュー。11試合に登板して0勝2敗、防御率7.59、12奪三振を記録した。 2017年はA級グレートレイクス・ルーンズとA+級ランチョクカモンガ・クエークスでプレーし、26試合(先発25試合)に登板して7勝7敗、防御率4.17、159奪三振を記録した。 ツインズ時代2018年7月31日にブライアン・ドージャーとのトレードで、ローガン・フォーサイス、ルーク・ラリーと共にミネソタ・ツインズへ移籍した[1]。移籍後は傘下のAA級チャタヌーガ・ルックアウツでプレーし、移籍前を含めた2球団合計で33試合(先発17試合)に登板して5勝5敗4セーブ、防御率4.52、83奪三振を記録した。 2019年は開幕をAA級ペンサコーラ・ブルーワフーズ[2]で迎え、AAA級ロチェスター・レッドウイングスを経て5月28日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[3]。メジャーデビューとなった同日のミルウォーキー・ブルワーズ戦では先発して6回を無失点の投球を見せた(勝敗付かず)[4]。この年メジャーでは11試合(先発6試合)に登板して2勝2敗1セーブ、防御率3.86、38奪三振を記録した。 2020年は7試合(先発1試合)に登板して2勝0敗、防御率6.75、15奪三振を記録した。 2021年は左肘を痛めたため1試合の登板にとどまった。オフの11月19日にマイナー契約でAAA級セントポール・セインツ[5]へ配属された[6]。 2022年の開幕はAAA級セントポールで迎え、5月14日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[7]。オフの10月11日にFAとなった。 マーリンズ時代2023年1月18日にマイアミ・マーリンズとマイナー契約を結んだ。4月9日にメジャー契約を結び、アクティブロースター入りした[8]。9月8日にDFAとなり、レギュラーシーズン終了後の10月15日に一度はFAとなるも、12月2日にマイナー契約を結び直し、6日にAAA級ジャクソンビル・ジャンボシュリンプに配属された。 投球スタイルロー・スリークォーターから繰り出す速球、カーブ、チェンジアップを主体とする。速球のスピードは140km/h台中盤だが、ボールの出どころが見えにくいフォームなので、見た目より威力がある。決め球は斜めに変化するカーブである[9]。 人物少年時代に骨盤横紋筋肉腫という癌の一種に罹患しており、抗癌剤の投薬によって一時は激痩せしていた[10]。 詳細情報年度別投手成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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