デスチェイン
デスチェイン(Deathchain)は、フィンランドのデスラッシュメタルバンド。1997年にウィンターウルフ (Winterwolf)の名前で結成され、2001年に現在の名前に改名した。2006年に、前身バンドのウィンターウルフが別バンドとして再結成された。 歴史1997年にコープス(ギター)を中心にウィンターウルフ (Winterwolf)の名で活動を開始。2000年と2001年に、デモテープをそれぞれ1本製作している。2001年にクーリオ(ベース)が加入。その後、コープス、クーリオ、ボビー・アンダーテイカー(ギター)、カッサーラ(ドラム)のラインナップとなる。同年、バンド名をデスチェイン (Deathchain)に変更。 2002年、コープスがヴォーカルを兼任する形で、デモテープ『Poltergeist』を製作。その後、ロトンが専任ヴォーカリストとして加入し、コープスはギターに専念することになる。2003年、フィンランドのインディーズレーベル、ダイナミック・アーツ・レコードと契約し、同年1stアルバム『Deadmeat Disciples』をリリースしデビューする。 2005年に、フィンランドのデスメタルバンド・Deathboundとのスプリットアルバム『Deathchain / Deathbound』、2ndアルバム『Deathrash Assault』をリリース。本アルバムは2006年にサウンドホリックから日本盤がリリースされ、日本デビュー盤ともなっている。2006年にはロトンが脱退。後任には、元ネクロノミコン・ザ・ダスクフォールのK.J.ケイオスが加入。2007年、3rdアルバム『Cult of Death』をリリース。翌2008年、ボビー・アンダーテイカーが脱退し、後任にカルトが加入。同年、4thアルバム『Death Eternal』をリリース。 この後、レーベルをコブラ・レコードに移す。2010年に、同じコブラ・レコードに所属するフィンランドのデスメタルバンド・Sotajumalaとのスプリットアルバム『Sotajumala / Deathchain』、5thアルバム『Death Gods』をリリースした。同年には、C.ヴォイド (ヴォーカル、プログラミング)が加入している。 その後、コブラ・レコードから離脱。スヴァート・レコードに移籍した。2013年、6thアルバム『Ritual Death Metal』をリリース。同年に、C.ヴォイドが脱退。 また、2006年には前身バンドであるウィンターウルフが、デスチェインとは別バンドとして再結成され、活動している。 2006年に再結成されたウィンターウルフについては、当該節を参照。 メンバー現在のメンバー
旧メンバー
ディスコグラフィー
ウィンターウルフ (2006- )
ウィンターウルフ (Winterwolf)は、フィンランドのデスメタルバンド。元々1997年に結成され、2001年にデスチェインへバンド名を変更して消滅した。しかし、2006年にデスチェインとは別バンドとして再結成された。本項では、2006年以降について記述する。 略歴2006年に、デスチェインとは別バンドとして再結成。当初は、コープス (Vo, G)、ボビー・アンダーテイカー (G)、ポゼスト・ケリプッキ (B)、テラケトユ (Ds)の4名での再結成であり、これは2001年ごろのバンドメンバーであった。しかし、2008年ごろには、ポゼスト・ケリプッキとテラケトユが脱退し、K.E.ペスティレンス (B)とE.R.インセイン (Ds)が加入。また、デスチェインのボーカリストを務めていたロトンが加入し5人組となった。2009年にスペインのエクストリーム・ミュージックから、1stアルバム『Cycle of the Werewolf』をリリースしデビュー。その後、ボビー・アンダーテイカー、ロトンが脱退。アボマニター (Vo, G)が加入。更にK.E.ペスティレンス、E.R.インセインも脱退し、代わってアブダクターとM+rbidusが加入する。デスチェインも所属するスヴァート・レコードに移籍して、2019年に2ndアルバム『Lycanthropic Metal of Death』をリリースした。 メンバー現メンバー
旧メンバー
ディスコグラフィ
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