テクノポリス (ゲームセンター)
ゲームセンターテクノポリスは、新潟県長岡市で営業しているゲームセンター。通称『テクポリ』 概要運営は株式会社アミューズメントファクトリー。経営者兼店長・吉田健智氏が前職でパチンコ店の経営に携わった際、不採算のパチンコ店の業態をゲームセンターにする提案を行ったが断わられた。それを機に独立することを決め27歳で退職、起業してテクノポリスをオープンした。中小のゲームセンターで、都市部でも運営が難しいビデオゲーム中心の店舗を地方で維持し続けており[1]、ゲーム大会やSNS等を活用した積極的な情報発信により顧客の獲得と定着に努めている。また吉田氏の理念から接客サービスには人一倍こだわっているのも特徴。適切な周期の連射装置、画面録画装置、おしぼりなどプレイヤーが快適に楽しめる設備を整えている。 コンセプトは『こだわりの有るビデオゲーセン』で、1980年代から1990年代を中心に約200台のゲーム機が揃っている。また日本では数少ない筐体を設置していることから、これらをお目当てに来店する遠征プレイヤーも多い[2]。 店頭にて様々なゲームグッズと共に、メンテ用の筐体パーツも販売している。また新作ゲームやゲーム関連イベント等のチラシ頒布を行っている。 施設運営業務のほか、写真・映像のロケーション撮影・編集やイベント用途へのフロア貸し、筐体の出張メンテナンスなども請け負っている。 2020年から発生した新型コロナウィルス感染症拡大の影響により客足が減少していく中で、店舗以外からの収益を確保するため、2020年8月からテクノポリスデザインを立ち上げる[注 4]。自社オリジナルブランド「ARCADE_PLUS」を展開し、缶バッジやTシャツ等を製作・販売を行っている[注 5]。 フロアゲームセンターテクノポリスは下記3つのフロアで構成されている。 テクノポリス2001年12月7日にオープン。駐車場から最も近いフロアで喫煙できる。このため、20歳未満は立ち入りが禁止されている。例外として、イベント開催中は一時的にフロアを禁煙し、20歳未満でも立ち入りができるようにする場合もある。 対戦格闘ゲームや麻雀を中心とした構成になっており、数は少ないが転用機や近年の対戦アクションゲームも設置している。 同フロアから「ラウンジ」及び「セカンドスタイル」は直接繋がっておらず、移動する際は一度外に出る必要がある。 2020年4月から施行された改正健康増進法[3]により禁煙になる[注 6]。ただし、加熱式タバコのみ引き続き同フロア内で吸うことができる。
ラウンジ2009年3月オープン。「テクノポリス」と「セカンドスタイル」の真ん中に位置するフロアで禁煙。 ダーツライブの他、ゲーム関連書籍が設置されている。ダーツパーツやゲームセンター関連グッズの購入[注 7]はこちらで行う。週末や年末年始等の夜からは、お酒[注 8]の提供も行っている[注 9]。 カウンター上部には大型モニターが設置されており、大会のライブ配信を映している。また、ワールドカップなどの大きなスポーツイベントがある際も、同様に使用することがある。 ゲーム大会の受付は基本的に同フロアで行い、プレイヤー、実況者及び解説者は筐体に移動し、残りの参加者や観覧者は大型モニターから観覧する流れが基本である。なお、内容によっては、同フロアに筐体を移動させて行うこともある。 2020年からチャリティーグッズの展示ショーケース、スーパードラゴンボールヒーローズを始めとしたデータカードダス筐体を設置している。 同フロアと「セカンドスタイル」はフロア内の扉から直接行き来ができる。
セカンドスタイル2014年10月31日にオープン[注 10]。駐車場から最も遠いフロアで禁煙。さらに同フロアは中央に壁があり、2つのエリア分かれている。 入口手前のエリアは、近年の対戦アクションゲームや音楽ゲーム中心のラインナップとなっており、比較的若いプレイヤー向けである。 入口奥のエリアは、大型筐体ゲーム及びシューティングゲーム等のレトロゲームを中心とした構成になっている。また一部ゲームは、プロジェクターを通じて壁に投影している。 同フロアも「ラウンジ」へはフロア内の扉から直接行き来ができる。
ネット配信大会・イベントの様子は基本的にYouTube Liveでライブ配信される(外部リンク参照)[注 11]。 実況は、筐体の近くから店員ないしはイベント運営者・プレイヤーが務めるのが通常である。 大会配信中においては、参加者の顔出しは基本的にはない。交流会などのイベントの際は顔出しをすることがある。 通常時は「常時配信可能タイトル」が用意されており、当日、対象ゲーム筐体が空席の場合、すぐに始められるようになっている[注 12][注 13]。「常時配信可能タイトル」以外のゲームについては、配信機材等の設置やテストを行う必要があるため、事前に問い合わせをする必要がある。なお、配信に必要な機材は店舗側で用意しているため、手ぶらで利用できる。 また「Ci-en」などの有料プラン加入者は、店内Wi-Fiを使用することを条件に自前のPC・アカウントを持参して配信することもできる。 主なイベント大会形式は人数によってトーナメント戦又は、総当たり戦のどちらかを採用している。 対戦会は、参加者同士でひたすら対戦のみを行っている。 また、毎月いずれか1日は『お客様持ち込み企画』枠が用意されており、プレイヤー自身が大会・対戦会等を企画して開催することができる。 イベント終了後、参加者全員で記念写真を撮影し、大会結果と一緒にウェブサイト及びSNSに投稿している[注 14]。 大会・対戦会
過去の主な大会交流会・トーク会
特別企画
ゆかりのある事物・人物
脚注注釈
出典
動画
外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia