ゾファニー (アイルランドの競走馬)
ゾファニー(Zoffany、2008年3月18日 - 2021年1月8日[3])は、アイルランドの競走馬、種牡馬である[1]。 2歳時にフェニックスステークスを制したほか、3歳時のセントジェームズパレスステークスではフランケルの2着に入った[5]。 競走馬時代デビュー前タタソールズ社の10月1歳セール・ブック1のクルームハウススタッドで、クールモアによって22万ギニーで落札された[5]。本馬はエイダン・オブライエン調教師に預託され、競走生活を送ることになった[5]。 2歳(2010年)2010年4月18日にデビューして無敗で2連勝を果たし、続くアスコット競馬場のコヴェントリーステークス(G2)では6着に敗れたが、ゴールデンフリースステークス(L)、タイロスステークス(G3)、フェニックステークス(G1)を3連勝してG1競走を初制覇[1][5]。2歳時の最終戦ヴィンセントオブライエンナショナルステークス(G1)では無敗馬パスフォークの3着に敗れた[1][6]。 3歳(2011年)3歳初戦のバリーコラスステークス(G3)2着から臨んだロイヤルアスコット開催のセントジェームズパレスステークス(G1)では、早仕掛けしたフランケルが終盤で徐々に失速する一方、本馬はこれを追い込んでフランケルから3/4馬身差の2着に入った[5][7]。フランケルはその後14戦無敗の成績で引退したが、このフランケルから1馬身差以内の着差で2位入線したのはナサニエルとゾファニーの2頭である[8]。続くジャンプラ賞(G1)では1番人気に支持されたが、アタマ差の2着に敗れた[9]。 以後もG1競走を連戦して、モーリスドゲスト賞でムーンライトクラウドの12着、シャドウェルターフマイルステークスでジオポンティの8着、ブリーダーズカップマイルでコートヴィジョンの9着という成績を残し、競走馬を引退した[1]。 種牡馬時代競走馬引退後はクールモアスタッドで種牡馬入り[5]。初年度産駒からロイヤルアスコット開催の優勝馬を3頭出し、その後G1馬も複数輩出した[5]。種付料の最高額は2016年の4万5,000ユーロだった[5]。2021年1月8日、肝不全のために安楽死処置が取られた[3][5]。 主な産駒
母父としての主な産駒
血統表
脚注
外部リンク
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