セビーリャ美術館
セビーリャ美術館(スペイン語: Museo de Bellas Artes de Sevilla)は、スペイン・アンダルシア州セビリア県セビリアにある美術館。建物は1612年竣工のメルセス会の修道院建築を流用している[1]。 概要美術館の立っている土地は、13世紀のカスティーリャ王フェルナンド3世(在位:1217年 - 1252年)が、イスラム教徒のセビリア王国を滅ぼした後、メルセド騎士団(Orden de la Merced)に修道院を建てるために与えた土地で、修道院は1668年に完成した。フランス革命後、半島戦争中の1810年にフランス軍の侵攻によって、修道院は大きな被害を受けた。 イサベル2世の在位中の1835年に建物の修復再建が行われ、美術館とされ、、1841年に正式に竣工した。所蔵品は、中世から20世紀までの主にスペインの美術コレクションで、17世紀のいわゆるセビリア絵画の黄金時代の画家であるバルトロメ・エステバン・ムリーリョ、フランシスコ・デ・スルバラン、フランシスコ・エレーラ(エル・モソ)、フアン・デ・バルデス・レアルの作品を含んでいる。スルバランとムリーリョの収蔵数は特筆される[2]。 所蔵作家
ギャラリー脚注
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