スギタニルリシジミ
スギタニルリシジミ(学名:Celastrina sugitanii)は、チョウ目シジミチョウ科に分類されるチョウの1種。 概要草地をちらちら飛んでいる灰色のチョウ、という印象が強いシジミチョウ科の“ブルー”であるが、本種だけはその中で目立たないながらもかなりの人気と魅力を持っている。春4、5月のみの発生。 食樹はトチノキ科のトチノキ(ただし、近縁種の多くと同じく、葉ではなく「花」を食べる)。近縁種ルリシジミより色が濃く、食樹の制約からやや山地性である。年1化のみで、蛹で越冬する。 成虫はオオイヌノフグリ、カタクリなどの花に訪れる。数匹が鳥糞に群がってミネラルを補給する姿もしばしば見られる。 種の保全状況評価日本の以下の都道府県で、レッドリストの指定を受けている[1][2]。 スギタニルリシジミ本州亜種スギタニルリシジミ九州亜種脚注
参考文献
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