ジミー・マ
ジミー・マ(英語: Jimmy Ma、中国語: 馬 駿明、1995年10月11日 - )は、アメリカ合衆国、ニューヨーク出身の男性フィギュアスケート選手(男子シングル)。 主な戦績は、2023年四大陸選手権9位、2022年四大陸選手権10位、2023年全米選手権5位、2021年ゴールデンスピン3位、2018年USクラシック3位など。 人物グレートネックノース高等学校卒業[2]。フォーダム大学では金融やコンピューターサイエンスを学んでいた[2][3]。 2004年、8歳の誕生日を迎える前にスケートを始める。幼いころは、地元グレートネックのパークウッドスポーツコンプレックスやマンハッタンのチェルシーピアを拠点として練習をしていた[2]。 初めてのスケートでは、顔から落ちてしまったこともあり『スケートが大嫌いだった』と語っており、フィギュアスケートに打ち込むようになるとは思わなかったが、日々コーチや両親の励ましによって、徐々に情熱を注げるようになったと語っている[2]。 幼い頃からバレエのトレーニングを受けていたため、クラシック音楽のプログラムを得意としていたが、型破りな楽曲を選択することで多くの注目を集めることがあり、2018年全米選手権ではショートプログラムにて、ヒップホップベースのパフォーマンスを多く取り入れた演技を披露した[3]。 日本のアニメにも造詣があり、2022年四大陸選手権のフリースケーティングでは、日本の人気アニメ「進撃の巨人」の曲を使用しており、演技後は、「鬼滅の刃」主人公の衣装を連想させる、緑と黒の市松模様のマスクを着用するとともに、「進撃の巨人」の作中に出てくるポーズまで披露した[4]。 10年以上に渡りクラシックピアノの勉強もしており[2]、コンサートピアニストでもある。カーネギーホールやリンカーン・センターの慈善イベントで演奏したこともある[5]。 経歴ジュニア時代2012-13シーズン全米選手権ジュニアクラスでは、ショートプログラムにて57.88点獲得で4位、フリースケーティングにて118.21点獲得で3位となり、トータル176.09点獲得で4位に入る。 ガルデナスプリング杯ジュニアクラスでは、ショートプログラムにて55.08点で2位、フリースケーティングにて98.90点獲得で3位となり、トータル153.98点獲得で3位となり、表彰台に立った。 2013-14シーズンISUジュニアグランプリシリーズデビュー戦は、ジュニアグランプリシリーズリガ杯に出場。ショートプログラムでは、冒頭の3回転ルッツ-3回転トウループのコンビネーションジャンプを着氷。続く3回転ループと2回転アクセルも着氷させて、56.31点獲得で10位となる[6]。 フリースケーティングでは、冒頭の3回転ルッツを成功させるも、3回転を予定していたループジャンプが2回転となり、3回転フリップが回転不足となり転倒、演技後半の3回転ルッツでも転倒となる。その後は三連続ジャンプを含めて成功させて、フリースケーティング15位となる91.48点獲得[7]。トータル147.79点獲得で13位となった。 全米選手権では、ショートプログラムにて63.46点獲得で2位に着ける。フリースケーティングにて119.27点獲得で3位となり、トータル182.73点獲得で3位と初の表彰台に上がった。 2014-15シーズンジュニアグランプリシリーズ参戦二年目のジュニアグランプリシリーズメ~テレ杯では、ショートプログラムにて冒頭の2回転アクセルは成功させるも、3回転フリップ-3回転トウループのコンビネーションジャンプのセカンドジャンプがミスとなり、3回転ルッツでも2回転となった上で回転不足との判定を受けるなど、得点を伸ばせず 47.81点獲得で14位となる[8]。 フリースケーティングでは、冒頭の3回転トウループとコンビネーションジャンプ2つは着氷するも、3つのジャンプで転倒とジャンプでのミスが重なり、フリースケーティング4位となる91.90点獲得に留まる[9]。トータル139.71点獲得で14位と、順位を伸ばせなかった。 全米選手権では、シニアクラスに出場。ショートプログラムでは59.09点獲得で16位、フリースケーティングでは105.65点獲得で18位、トータル164.74点獲得で18位となった。 シニア移行後2015-16シーズン東部地区フィギュアスケート選手権大会で1位となり、全米選手権に進出。 全米選手権では、ショートプログラムにて51.95点獲得で15位、フリースケーティングにて109.68点獲得で17位、トータル161.63点獲得で16位となった。 2016-17シーズン東部地区フィギュアスケート選手権大会で3位となり、全米選手権に進出。 全米選手権では、ショートプログラムにて70.41点獲得で15位、フリースケーティングにて110.66点獲得で21位、トータル181.07点獲得で20位となった。 2017-18シーズン東部地区フィギュアスケート選手権大会で3位となり、全米選手権に進出。 全米選手権では、ショートプログラムにて3回転アクセルを成功させて、75.28点獲得で11位に着ける[10]。フリースケーティングでは、ジャンプにミスはあったものの147.13点獲得で11位[11]、トータル222.41点獲得で11位となり、国際スケート連盟非公認ながら200点を超える得点を獲得した。 2018-19シーズンシーズン初戦は、フィラデルフィアサマーインターナショナルに出場。ショートプログラムにて67.32点獲得で4位に着けると、フリースケーティングにて131.56点獲得で2位となり、トータル198.88点獲得で2位と順位を上げた。 次戦は、チャレンジャーシリーズUSインターナショナルクラシックに出場。ショートプログラムでは、冒頭で4回転トウループに挑むも転倒。続く3回転アクセルを加点2点以上で成功させる。演技後半の3回転フリップ-3回転トウループのコンビネーションジャンプで軽微なエッジエラーとの判定を受けるものの、73.21点獲得で4位に着ける[12]。 フリースケーティングでは、冒頭の4回転トウループがミスとなるものの、続く3回転ループと3回転アクセル-3回転トウループのコンビネーションジャンプを成功させる。演技後半も、単独の3回転アクセルと3回転ルッツからの三連続ジャンプを成功させる。最後のジャンプである3回転フリップが1回転となるものの、フリースケーティング3位となる132.89点を獲得[13]。トータル206.10点獲得で自己ベストを20点以上更新して3位に入り、国際スケート連盟公認大会で初の表彰台に上がった。 グランプリシリーズデビューとなった、グランプリシリーズスケートアメリカでは、ショートプログラムにて冒頭の4回転トウループで転倒、3回転アクセルは成功させるが、コンビネーションジャンプにミスが出てしまい71.53点獲得で7位スタートとなる[14]。 フリースケーティングでは、4回転トウループで転倒。続く3回転ループは着氷するも、3回転アクセルでも転倒となる。演技後半で挑んだ3回転アクセルが1回転半となり、3回転フリップでも転倒するなど、ジャンプ7本中5本で減点となる。ジャンプのミスが響き得点を伸ばせず、113.53点獲得で12位[15]。トータル185.06点獲得で12位と、ほろ苦いグランプリシリーズデビューとなった。 東部地区フィギュアスケート選手権大会で2位となり、全米選手権に進出。 全米選手権では、ショートプログラムにて74.84点獲得で10位に着け、フリースケーティングでは、132.08点獲得で11位。トータル206.92点獲得で10位となった。 2019-20シーズンシーズン初戦は、チャレンジャーシリーズUSインターナショナルクラシックに出場。ショートプログラムでは、冒頭の4回転トウループで転倒。3回転アクセルは加点付きで成功するも、3回転フリップ-3回転トウループのコンビネーションジャンプで転倒。67.34点獲得で6位スタートとなる[16]。 フリースケーティングでは、冒頭の4回転トウループは転倒となるが、続く3回転アクセル-3回転トウループのコンビネーションジャンプを高い加点で成功させる。演技後半のアクセルジャンプでのミスはあったものの、3回転ルッツからの三連続ジャンプと単独の3回転フリップを成功させて、フリースケーティングの自己ベスト更新となる132.96点を獲得[17]。トータル200.30点獲得で6位となった。 シーズン二戦目は、チャレンジャーシリーズフィンランディア杯に出場。ショートプログラムでは、4回転トウループの着氷が乱れ、ステップアウトとなる。続く3回転アクセルは成功させるが、連続3回転を予定していたジャンプでセカンドジャンプが2回転となり、その後のスピンでもバランスを崩してしまい、 66.48点獲得で8位スタートとなる[18]。 フリースケーティングでは、冒頭の4回転トウループを加点付きで成功させると、続く3回転アクセル-3回転トウループのコンビネーションジャンプも成功させる。3回転ループで転倒するも、単独の3回転アクセルも成功させる。演技後半の3回転ルッツからの三連続ジャンプを成功させて勢いに乗ると、その後のジャンプも成功させて、フリースケーティング2位となる147.01点獲得して自己ベストを更新[19]。トータルでも自己ベストを更新する213.49点を獲得して4位と、ショートプログラムから順位を上げた。 東部地区フィギュアスケート選手権大会では200点超えの得点を獲得して1位となり、全米選手権に進出。 全米選手権では、ショートプログラムにて71.54点獲得で12位、フリースケーティングにて122.31点獲得で13位、トータル193.85点獲得で13位となった。 2020-21シーズン新型コロナウイルスの影響で、制限付きで開催されることとなったグランプリシリーズでは、スケートアメリカに出場。ショートプログラムにて63.36点獲得で11位、フリースケーティングにて133.62点獲得で10位、トータル196.98点獲得で10位となる[20]。 全米選手権では、ショートプログラムにて 82.30点を獲得して6位に着ける。フリースケーティングでは、冒頭の4回転トウループ-3回転トウループのコンビネーションジャンプを成功させる。3回転アクセルも2本を着氷させて148.48点獲得で8位となり[21]、トータル230.78点獲得で6位と、シニアキャリアの最高成績となった。 2021-22シーズンシーズン初戦のクランベリー杯では、ショートプログラムにて4回転トウループ-2回転トウループのコンビネーションジャンプ、3回転ルッツ、3回転アクセルとジャンプすべてを成功させて78.30点獲得で2位に着ける[22]。 フリースケーティングでは、冒頭の4回転トウループ-3回転トウループのコンビネーションジャンプを成功させて、続く単独の4回転トウループも成功させる。その後のジャンプで細かなミスはあったものの、スピンすべてでレベル4を獲得するなど、152.29点を獲得[23] 。ISU非公認ながら自己ベストを上回る得点を獲得しフリースケーティング2位となり、トータル230.59点獲得で2位と、表彰台に上がった。 二戦目は、USインターナショナルクラシックに出場。ショートプログラムでは、冒頭の4回転トウループ-3回転トウループのコンビネーションジャンプを2点以上の高い加点で成功させる。続く3回転ルッツ・3回転アクセルも成功させて、スピン・ステップすべてでレベル4を獲得。ISU非公認ながら自己ベストを上回る84.07点を獲得して2位に着ける[24]。 フリースケーティングでは、冒頭の4回転トウループ-3回転トウループのコンビネーションジャンプを成功させる。その後はジャンプのミスはあったものの、フリースケーティング2位となる149.51点を獲得[25]。トータル233.58点獲得で2位に入り、二戦連続で表彰台に上がった。 グランプリシリーズは、第一線のスケートアメリカに出場。ショートプログラムでは、演技冒頭の4回転トウループ-3回転トウループのコンビネーションジャンプを成功させる。続く3回転ルッツを成功させて、演技後半の3回転アクセルも加点付きで成功させる。スピン・ステップすべてでレベル4を獲得するなどISU公認の自己ベストを更新する84.52点獲得で、ネイサン・チェンを上回り3位に着ける[26]。 フリースケーティングでは、冒頭の4回転トウループ-3回転トウループのコンビネーションジャンプを加点2点以上の出来栄えで成功させる。続く単独の4回転トウループで着氷が乱れステップアウトとなる。3回転ループは成功させるが、3回転アクセルの着氷が乱れ、演技後半の3回転アクセルが1回転半となるなど、ジャンプのミスが続く。フリースケーティング10位となる143.60点獲得に留まるが[27]、トータルでは自己ベストを更新する228.12点獲得で5位に入った。 ISUチャレンジャーシリーズは第九戦のワルシャワ杯に出場。ショートプログラムでは、4回転トウループと3回転アクセルがミスとなり、71.49点獲得で10位となる。フリースケーティングでは、ジャンプ7本中6本でミスとなり得点を伸ばせず、123.60点獲得で19位。トータル195.09点獲得で16位となった。 チャレンジャーシリーズ二戦目は、最終戦のゴールデンスピンに出場。ショートプログラムでは、冒頭の4回転トウループの着氷が乱れる。その後は演技を立て直し、3回転ルッツ-3回転トウループのコンビネーションジャンプ、3回転アクセルを成功させて、スピン・ステップすべてでレベル4を獲得[28]。 80.84点獲得で5位に着ける。 フリースケーティングでは、冒頭の4回転トウループ-3回転トウループのコンビネーションジャンプと単独の4回転トウループを加点2点以上の出来栄えで成功させる。その後も、3回転ループと3回転アクセル-2回転トウループのコンビネーションジャンプを成功。演技後半の3回転アクセルで着氷が乱れ、3回転フリップで軽微なエッジエラーとの判定を受けるものの、スピン・ステップすべてでレベル4を獲得。フリースケーティングの自己ベストを更新する170.13点を獲得[29]。トータルでもスケートアメリカでマークした自己ベストを20点以上更新する250.97点獲得で3位と、表彰台に上がった。 全米選手権では、ショートプログラムにて、すべてのジャンプを成功させて、スピン・ステップすべてでレベル4を獲得。ISU非公認ながら初の90点台となる91.62点獲得で5位に着ける[30]。 フリースケーティングでは、冒頭の4回転トウループを成功させるが、続く2回目の4回転トウループで転倒。その後も、ジャンプでのミスが続き、スピンすべてでレベル4を獲得するも、得点は135.36点獲得に留まりフリースケーティング8位[31]。トータルでは226.98点獲得で6位となった。 全米選手権の成績により、初のISUチャンピオンシップとなる、四大陸選手権の代表に選出された。四大陸選手権では、ショートプログラムにて、冒頭の4回転トウループの着氷がステップアウトになり手を着いてしまう。続く3回転フリップ-2回転トウループは着氷させるが、3回転アクセルも着氷でステップアウトしてしまう。スピンとステップではレベル4で揃えるも、ジャンプのミスが響き69.98点獲得で9位スタートとなる[32]。 フリースケーティングでは、冒頭の4回転トウループ-3回転トウループのコンビネーションジャンプのセカンドジャンプで着氷が乱れるも。続く単独の4回転トウループを高い加点で成功させる。3回転アクセルで着氷が乱れて手を着いてしまい、演技後半の2回目の3回転アクセルで転倒となる。スピンすべてでレベル4を獲得をするが、3回転アクセル2本がミスとなるなど得点を伸ばせず、145.14点獲得で9位[33]。トータル215.12点獲得で10位となった。 2022-23シーズンシーズン初戦は、チャレンジャーシリーズUSインターナショナルクラシックに出場。ショートプログラムでは、冒頭の4回転トウループで転倒、続く3回転ルッツに2回転トウループをつけてコンビネーションジャンプとするが、ルッツジャンプの着氷が乱れる。演技後半の3回転アクセルを決めて、69.88点獲得で8位となる[34]。 フリースケーティングでは、演技冒頭の4回転トウループが2回転となるが、続く4回転トウループ-2回転トウループのコンビネーションジャンプと単独の3回転アクセル、3回転ルッツを成功させる。3回転アクセル-2回転トウループのコンビネーションジャンプの2回転トウループがジャンプの繰り返し違反となるが、その後は三連続ジャンプと3回転フリップを着氷させる。スピン・ステップすべてでレベル4を獲得。フリースケーティング3位となる146.88点を獲得して、トータル216.76点獲得で5位[35]と、ショートプログラムから順位を上げた。 グランプリシリーズ初戦は、第二戦のスケートカナダに出場。ショートプログラムでは、冒頭の4回転トウループで転倒、3回転の連続ジャンプで2回転ルッツをつけてリカバリーするも、演技後半の3回転アクセルでも転倒となり、61.73点獲得で9位と出遅れる[36]。 フリースケーティングでは、冒頭の4回転トウループでオーバーターンとなるが、続く3回転ルッツからの三連続ジャンプを成功させる。3回転ループは2回転となったが、3回転アクセル-2回転トウループのコンビネーションジャンプと、3回転ルッツ-2回転トウループのコンビネーションジャンプを成功させる。最後のジャンプである3回転フリップでのミスはあったが、フリースケーティング9位となる142.66点を獲得[37]。トータルでは204.39点獲得で10位となった。 グランプリシリーズ二戦目は、MKジョン・ウィルソン杯に出場。ショートプログラムでは、4回転トウループを着氷させるがセカンドジャンプに繋げられず、3回転ルッツに2回転トウループをつけてリカバリー。3回転アクセルがステップアウトとあるも、スピン・ステップはレベル4で揃え、77.72点獲得で6位に着ける[38]。 フリースケーティングでは、冒頭の4回転トウループがステップアウトとなり、2回目の4回転トウループが2回転となる。その後は2本の3回転アクセルを成功させるなど演技をまとめて136.75点獲得で7位となり[39]、トータル214.47点獲得で7位となった。 全米選手権では、ショートプログラムにて73.88点を獲得して7位に着けると、フリースケーティングでは、169.21点獲得で5位となり、トータルでは243.09点獲得で5位と、全米選手権で過去最高位の成績となった。 全米選手権の成績により、四大陸選手権の代表に選出。二年連続での出場となった四大陸選手権では、ショートプログラムにて、冒頭回転トウループをGOE2.99点を引き出す出来栄えで成功させる。続く3回転ルッツ-3回転トウループのコンビネーションジャンプを着氷。演技後半の3回転アクセルが僅かな回転不足との判定を受けるものの、スピン・ステップすべてでレベル4を獲得するなど、ショートプログラムで自己ベストを更新する86.64点を獲得して3位に着ける[40]。ISUチャンピオンシップ初の表彰台を目指して臨んだフリースケーティングでは、冒頭の4回転トウループで転倒、2本目の4回転トウループは回転が抜けて2回転となる。続く3回転アクセルでも回転が抜けて1回転半となり、演技後半の3回転アクセルはステップアウトとなる。その後は、3回転ルッツからの三連続ジャンプと3回転フリップを着氷。コレオシークエンスでは会場を盛り上げ、フリースケーティング13位となる134.40点を獲得[41]。トータルでは221.04点獲得で9位となった。 シーズン最終戦は、プランタン杯に出場。ショートプログラムでは、3回転アクセルにミスはあったものの、80.94点獲得で首位に立つ[42]。 フリースケーティングでは、冒頭の4回転トウループで転倒。その後はジャンプで細かいミスはあったものの、フリースケーティング1位となる141.79点を獲得[43]。トータル222.73点獲得で国際大会初優勝となった。 2023-24シーズンシーズン初戦は、クランベリー杯に出場。ショートプログラムでは、3回転アクセルにてミスはあったものの、83.05点獲得で首位に立つ。フリースケーティングでは、冒頭の4回転トウループ-3回転トウループのコンビネーションジャンプを成功させる。その後はジャンプでのミスはあったが、139.44点獲得で3位となり、トータル222.49点獲得で3位に入った。 二戦目は、チャレンジャーシリーズオータムクラシックに出場。 ショートプログラムでは、冒頭の4回転トウループで転倒。3回転ルッツ-3回転トウループのコンビネーションジャンプを着氷させるも、演技後半の3回転アクセルで手を着いてしまい、66.03点獲得で9位となる[44]。 フリースケーティングでは、冒頭の4回転トウループを成功させる。続く2本目の4回転トウループはステップアウトとなり、コンビネーションジャンプに繋げられず、3回転アクセルは転倒となる。その後の3回転ループでの4分の1回転不足や、3連続ジャンプの3回転サルコウでのステップアウトなどジャンプでのミスがあり、フリースケーティング9位となる125.05点獲得に留まる[45]。トータル191.08点獲得で9位と順位を伸ばせなかった。 国際試合三戦目は、上海杯に出場。ショートプログラムでは、冒頭に予定していた4回転トウループが2回転となり得点にならず、3回転ルッツに3回転トウループをつけてリカバリーに成功するも、3回転アクセルで転倒してしまい得点を伸ばせず、62.30点獲得で5位となる。フリースケーティングでは、3回転アクセルが1回転半となるミスなど、ジャンプ7本中4本で減点となるミスがあり、137.03点獲得で5位。トータル199.33点獲得で5位となった。 グランプリシリーズ初戦は、中国杯に出場。ショートプログラムでは、冒頭の4回転トウループ-3回転トウループのコンビネーションジャンプを成功させて、続く3回転ルッツを成功させる。演技後半の3回転アクセルが転倒となるが、スピンすべてでレベル4を獲得。77.29点獲得で7位に着ける[46]。 フリースケーティングでは、コンビネーションジャンプを予定していた冒頭の4回転トウループが2回転となり、2本目の4回転トウループがス着氷が乱れる。スピンすべてでレベル4を獲得するも、ジャンプのミスが響き得点を伸ばせず、127.87点獲得で7位となる[47]。トータル205.16点獲得で9位と、ショートプログラムから順位を落とした。 主な戦績
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脚注
外部リンク
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