ジェームズ・ウィルソン (1995年生のサッカー選手)
ジェームズ・アンソニー・ウィルソン(James Anthony Wilson, 1995年12月1日 - )は、イングランド出身のサッカー選手。ポート・ヴェイルFCに所属している。U-16、U-19、U-20、U-21のイングランド代表経験がある。ポジションはフォワード。 クラブ経歴マンチェスター・ユナイテッドマンチェスター・ユナイテッドから7歳の時に一度スカウトを受けたが[2]、ウィルソンがユースで初めてマンチェスター・ユナイテッドの選手として試合に出場したのは2010年10月31日に行われたU-18チームの1. FCタトラン・プレショフとの親善試合であり[5]、当時14歳であった。公式戦デビューは2011年2月5日に行われたウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦であり、2010-11シーズンはその後3試合に出場し、ホームで1-2と敗れたエヴァトン戦でゴールを挙げ[5]、準優勝したミルクカップでは2ゴールを記録した。2011-12シーズンは第2節で足首を骨折し、5ヶ月近くプレイから遠ざかることになった[2]。チームに復帰するとU-18のチームでレギュラーとしてプレイするようになり、シーズン後半の13試合に出場し5ゴールを挙げ、FAユースカップでも2ゴールを挙げた[5]。2012年3月6日に行われたウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦ではフレディ・ヴェセリと交代で61分から出場し、リザーブチームデビューを果たした[5]。 2012年7月には奨学生契約を結び[5]、U-18ではレギュラーとしてプレイを続けた。2012-13シーズンの初ゴールが生まれるまで5試合を要したが[5]、2012年9月22日に行われた第5節のニューカッスル・ユナイテッド戦では5ゴールを記録した。1試合5ゴールはサー・アレックス・ファーガソンが監督を務めた期間のすべての年代のチームで2番目の記録となるゴール数であった[2]。その後4試合で5ゴールを挙げ[5]、17歳の誕生日にはクラブとプロ契約を結び[2]、その翌日に行われ4-2で勝利したサウサンプトン戦では2ゴールを記録した[5]。怪我により2013年の1月中旬から3月までチームを離れた期間はあったが、18試合で14ゴールを記録し、U-18のチーム内得点王となった[5]。 リザーブチームのプレシーズンでは活躍を見せたが、U-18で主軸としてプレイを続けており、開幕から6試合連続ゴールを記録し、トータル7ゴールを挙げた(6試合にはUEFAユースリーグのバイエル・レバークーゼン戦とシャフタール・ドネツク戦、リザーブチームにおけるマンチェスター・シニアカップのベリー戦の3試合を含む)[5]。シーズン後半にはリザーブチームでの出場機会を増やし、2014年3月10日に行われたウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ戦ではハットトリックを達成し、チームも3-0で勝利を挙げた。4月5日には初めてトップチームに招集され、ニューカッスル・ユナイテッド戦のメンバーに選ばれた。5月6日に行われたハル・シティ戦でプレミアリーグデビューを果たし[6][7]、64分にロビン・ファン・ペルシと交代するまでプレイし、2ゴールを記録した。この試合ではトム・ローレンスもデビューを果たし、ユース出身の選手を2人同時にデビューさせたのは42年ぶりの出来事であった。2014年8月7日に行われたU-21のチームの試合であるマンチェスター・シニアカップ決勝のマンチェスター・シティ戦では後半戦の3ゴールを含め4ゴールを記録し、4-1の勝利に貢献した[8]。 2014-15シーズンは2015年1月17日に行われ、2-0で勝利したクイーンズ・パーク・レンジャーズ戦でジョニー・エヴァンズと交代で出場し、終了間際にゴールを挙げ、シーズン初ゴールを記録した[9]。 アバディーン2018年8月、アバディーンFCへレンタル移籍[10]。2019年7月、アバディーンFCへ2年契約で完全移籍[11]。 サルフォード2020年1月31日、サルフォード・シティFCへ移籍[12]。 ポート・ヴェイル2021年6月7日、ポート・ヴェイルFCへ2年契約で移籍。 代表経歴U-16イングランド代表して2011年3月に行われ、3-0で勝利した北アイルランド代表戦の1試合に出場し、10度目のヴィクトリー・シールド優勝に貢献した[13]。2013年10月に行われ、6-1で勝利したエストニア代表戦でU-19代表デビューを果たした[14]。 個人成績
脚注
外部リンク |