シルヴァーホーク (競走馬)
シルヴァーホーク (Silver Hawk) とは、アメリカ合衆国で生まれイギリスで調教された競走馬である。現役時代はダービーステークス、アイリッシュダービーで善戦止まりだったが、種牡馬として多くの活躍馬を送り出した。日本ではグラスワンダーの父として知られている[1]。 現役時代2歳になった1981年にデビュー。デビュー戦を勝利し、ロイヤルロッジステークス (G2) では2着に入る。 年が明け、3歳になったシルヴァーホークはクレイヴァンステークス (G3) を勝利。イギリスクラシック三冠に参戦し、初戦の2000ギニーは26頭立ての5着、続くダービーステークスでは前を捕らえ切れずに3着。アイリッシュダービーではジョッケクルブ賞(フランスダービー)の勝ち馬アサートから8馬身離された2着となり、その後怪我で引退した。 種牡馬時代競走馬時代は善戦止まりだったシルヴァーホークであったが、1983年より[1]エアドリースタッドで種牡馬となったあとは現役時代の無念を晴らすように産駒たちが活躍した。産駒は父同様、中長距離のレースを得意する馬が多い。また、成長の遅い産駒も多く、ナショバズキーのように4歳にデビューしてからG1を勝つような馬もいた。 2003年をもって種牡馬を引退[1]し、エアドリースタッドで余生を過ごしていたが、2008年6月5日に老衰による衰弱のため安楽死の措置がとられた[1]。遺体はエアドリースタッドに埋葬されている[1]。 おもな産駒日本国内調教馬
日本国外調教馬G1級競走優勝馬のみ記載
母の父として日本国内調教馬
日本国外調教馬G1級競走優勝馬のみ記載
血統表
母Gris Vitesseは1969年のジャックルマロワ賞優勝馬、母の父Amerigoは1960年のサンフアンカピストラーノハンディキャップやハイアリアターフカップなど49戦14勝、2代母と3代母はノネット賞を親子制覇している。 脚注
外部リンク
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