サンエーマチナトシティ
サンエーマチナトシティは、沖縄県浦添市城間にあるサンエーが運営する広域型ショッピングセンター(GMS)であり、同社初の郊外型GMSである。 概要1985年、サンエーにとして初の広域型の大型店舗の「マチナトショッピングセンター」の店名で開業。沖縄県内においても食品、衣料、外食の揃った初の本格的なショッピングセンターであった[4]。また、ゆっくりと買い物を楽しんでもらうため、600台収容可能な無料駐車場(当時)を完備している点もポイントであった[5]。 2013年9月のリニューアルをもって店名を現在の「マチナトシティ」に改称。このリニューアルでは、県内初出店となるアパレルブランド「ジーユー」のオープンが話題を呼んだ[6]。 2025年4月、同年10月末をもって閉店することを発表[7][8]。同社における浦添市の旗艦店であった一方で、開店から40年を経て施設の老朽化に加え、近隣に自社競合となる広域集客型店舗が増えたことが要因とされる[注 1][3]。閉店後の跡地について、2025年春時点では発表されていない。 「マチナト」の由来[注 2]その昔、源為朝が琉球に渡来し、地元の女性と恋に落ち男子をもうけたという有名な故事がある[注 3]。愛する家族ができたとはいえ、月日がたつにつれ、為朝の望郷の念は増すばかり。ある日故郷を目指し妻子とともに航海にでたが、途中で暴風雨に遭い、琉球に引き返らざるをえなくなった。暴風雨に遭ったのは、女子供を乗せたことで、海神が怒ったからだという。やむなく為朝は妻子を残して、立ち去った。琉球に残された妻と子は、毎日港に出て、ひたすら為朝の帰りを待ち続けたという。この故事にちなんでこの地を、待つ港、マチミナト、マチナトと呼ぶようになったといわれている[5]。 シンボルマークの由来[注 2]航海に出た愛する人を港で待つ女性の姿は美しい。それは、為朝の世も今も変らない。古よりマチナトは、そうした女性のイメージの似合う街である。Mの字をシンボライズした中に描かれた2人の女性の神秘的で洗練された横顔に、心のおしゃれを大切にする沖縄女性の気持を表現している。 沿革
アクセス
第二城間バス停下車、徒歩1分-5分。 →詳細は「沖縄本島のバス路線」を参照
脚注注
出典
関連項目 |
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