ケフラン・テュラム
ケフラン・テュラム(Khéphren Thuram-Ulien, 2001年3月26日 - )は、イタリア・エミリア=ロマーニャ州レッジョ・エミリア出身のフランスのサッカー選手。セリエA・ユヴェントスFC所属。フランス代表。ポジションはミッドフィールダー。フランス代表選手として活躍したリリアン・テュラムを父に持ち、兄のマルクスもプロサッカー選手である[1][2][3]。 経歴幼少期父親がイタリアのパルマACでプレイしていた頃にレッジョ・エミリアで生まれ、ブローニュ=ビヨンクールに所属していた2014年に、クレールフォンテーヌ国立研究所のセレクションに合格し、指導を受けている[1][4]。 後に、かつて父親も所属したモナコの下部組織に移った。 クラブ2018年11月28日、UEFAチャンピオンズリーグ・アウェイのアトレティコ・マドリード戦でアレクサンドル・ゴロビンに代わって途中出場し、当時17歳でプロデビュー[5][6]。 2019年6月26日、デルビー・ドゥ・ラ・コート・ダジュールのライヴァルクラブであるニースに移籍[6][7]。8月17日、ニーム戦で83分にイグナティウス・ガナゴに代わって途中出場し、リーグ・アン初出場[8]。加入当初は出場機会が少なかったが、ウィラン・シプリェンの負傷離脱でチャンスを得ると、代役として守備的ミッドフィールダーを務め、パトリック・ヴィエラ監督の信頼を得て、連続出場を続けた[9]。2020年10月3日、ホームで迎えたナント戦でプロ初ゴールを記録し、これが決勝点となり試合にも勝利した[10]。 2024年7月10日、父リリアン・テュラムも所属したユヴェントスFCへの移籍が決定。契約は2029年6月30日までの5年間で移籍金は2000万€ [11]。なお、兄のマルクスはユヴェントスのライバルであるインテル・ミラノに所属している。 代表父親からグアドループの血を引いている[12]。2016年以降、フランスの各世代別代表に名を連ね、U-16代表ではキャプテンも務めた[1][2][3]。 2023年3月16日、UEFA EURO 2024予選に臨むフランス代表に初招集されると、3月24日のオランダ代表戦にて試合終了間際に途中出場でフル代表デビューを果たした[13]。 人物古代エジプトのファラオであるカフラーに因んで「Khéphren」と名づけられた[3]。 個人成績クラブ
代表
脚注
関連項目外部リンク
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