グランドスラム (WWE)アメリカのプロレス団体、WWEにおけるグランドスラムとは、主要4タイトルを全て1度でも獲得した事を指す。 概説元々はWWE王座、インターコンチネンタル王座、WWE世界タッグ王座、ヨーロピアン王座の4タイトルの獲得経験がある選手に送られる栄誉である。後に世界タッグ王座と同格のWWEタッグ王座、ヨーロピアン王座と同格のハードコア王座が新設され、WWE王座、WWE世界タッグ王座、ヨーロピアン王座の保持経験が無くてもこの3タイトルを保持していればグランドスラムの資格を得ることが出来る。世界ヘビー級王座はグランドスラムの該当要件に含まれていない。2002年にヨーロピアン王座とハードコア王座がインターコンチネンタル王座に吸収され封印された際、王座封印後にWWEに入団した選手はグランドスラムの資格を得る事は不可能になってしまい、グランドスラムの資格を得る為にはヨーロピアン王座かハードコア王座戴冠経験のある選手が残りの未獲得のタイトルを保持しなければならなかった。 2015年からUS王座獲得が条件として認められ、認められる前に獲得した選手もグランドスラムの称号を得られるようになった。その後、2016年のブランド再分割により、WWE・タッグチーム王座はWWE・ロウ・タッグチーム王座に改称されて、新たにWWEユニバーサル王座、WWE・スマックダウン・タッグチーム王座が新設されたが、これらの王座も同格とみなされグランドスラムの資格を得ることができる。 女子グランドスラムはロウ女子王座、スマックダウン女子王座、NXT女子王座、女子タッグチーム王座の4タイトルの獲得経験がある選手に送られる栄誉である[1][2][3][4]。2019年5月のマネー・イン・ザ・バンクでベイリーがスマックダウン女子王座を奪取したことで、女子初のグランドスラムを達成している。また、2020年5月にはASUKAがロウ女子王座を獲得し、史上2人目の達成者となった。 達成に必要な王座※カッコは既に廃止された王座 男子
女子歴代達成者2015年度以前
2015年度以降女子脚注
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