クリス・ホロデッキー(Chris Horodecki、1987年9月24日 - )は、カナダの男性総合格闘家。オンタリオ州ロンドン出身。アドレナリンMMA所属。クリス・ホロデスキーとも表記される。
2008年7月に活動停止となったIFLでは人気選手となり[1]、「神童」「天才」と呼ばれた。
来歴
6歳から空手(小林流空手)を始め、13歳からはショーン・トンプキンズの下でムエタイを始めた。ハイスクールからはレスリング、柔術も経験した[2]。
2005年6月18日、総合格闘技デビュー。その後、TKOで4連勝。
2006年6月3日からIFLに参戦。11月2日にはライアン・シュルツにTKO勝ちを収めた。
IFLの2007年シーズンはバス・ルッテン率いる「LAアナコンダス」の一員として出場。12月29日、IFLライト級グランプリ決勝でライアン・シュルツと対戦し、パウンドによるTKO負けを喫し王座獲得に失敗すると同時にキャリア初黒星となった[3]。
2008年4月4日、IFLでネイト・ラモットと対戦し、3-0の判定勝ち[4]。同年7月をもってIFLは活動停止となった[5]。
2008年11月24日、シュートボクシング初参戦でSHOOT BOXING WORLD TOURNAMENT S-cup 2008に出場。1回戦で宍戸大樹と対戦し、0-3の判定負けを喫した[6]。
2009年1月24日、Affliction: Day of Reckoningでダン・ローゾンと対戦予定であったが、肩の負傷によりカリフォルニア州アスレチック・コミッションから出場を認められなかった[7]。6月27日、1年2か月ぶりの総合格闘技復帰戦となったUltimate Chaosでウィリアム・スリヤパイと対戦し、チョークスリーパーで一本勝ちを収めた[7]。8月1日、Affliction: Trilogyで改めてダン・ローゾンと対戦予定であったが、大会が中止となった[8]。
WEC
2009年12月19日、WEC初参戦となったWEC 45でアンソニー・ヌジョクアニと対戦し、右ハイキックでダウンしたところにパウンドで追撃されTKO負けを喫した[9]。
2010年6月20日、地元・カナダでの開催となったWEC 49でダニー・ダウンズと対戦し、チョークスリーパーで一本勝ち[10]。当初はエド・ラトクリフと対戦予定であったが、ラトクリフの欠場により対戦相手が急遽変更になった。9月30日、WEC 51で改めてラトクリフと対戦し、2-1の判定勝ちを収めた。
2010年12月16日、WEC最終興行WEC 53でドナルド・セラーニと対戦し、三角絞めによる一本負けを喫した[11]。WEC戦績は2勝2敗となった。
2015年6月5日、WSOF 21の世界フェザー級タイトルマッチでランス・パーマーと対戦し、ネッククランクで一本負けを喫し王座獲得に失敗した。
戦績
総合格闘技
総合格闘技 戦績
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22 試合
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(T)KO
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一本
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判定
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その他
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引き分け
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無効試合
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17 勝
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7
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2
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8
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0
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0
|
0
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6 敗
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3
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2
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1
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0
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勝敗
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対戦相手
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試合結果
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大会名
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開催年月日
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× |
デレク・ゴーティエ |
1R 0:35 KO(パンチ連打) |
TKO 36: Resurrection |
2016年11月4日
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× |
ランス・パーマー |
1R 4:28 ネッククランク |
WSOF 21: Palmer vs. Horodecki 【WSOF世界フェザー級タイトルマッチ】 |
2015年6月5日
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○ |
ルイス・ヒューイット |
5分3R終了 判定3-0 |
WSOF 14: Ford vs. Shields |
2014年10月11日
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× |
マルロン・サンドロ |
5分3R終了 判定0-3 |
Bellator 119 |
2014年5月9日
|
× |
ドナルド・セラーニ |
2R 2:43 三角絞め |
WEC 53: Henderson vs. Pettis |
2010年12月16日
|
○ |
エド・ラトクリフ |
5分3R終了 判定2-1 |
WEC 51: Aldo vs. Gamburyan |
2010年9月30日
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○ |
ダニー・ダウンズ |
3R 1:09 チョークスリーパー |
WEC 49: Varner vs. Shalorus |
2010年6月20日
|
× |
アンソニー・ヌジョクアニ |
1R 3:33 TKO(右ハイキック→パウンド) |
WEC 45: Cerrone vs. Ratcliff |
2009年12月19日
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○ |
ウィリアム・スリヤパイ |
1R 4:02 チョークスリーパー |
FFI: Ultimate Chaos |
2009年6月27日
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○ |
ネイト・ラモット |
4分3R終了 判定3-0 |
IFL: New Jersey |
2008年4月4日
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× |
ライアン・シュルツ |
1R 2:51 TKO(パウンド) |
IFL: World Grand Prix Finals 【ライト級グランプリ 決勝】 |
2007年12月29日
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○ |
バート・パラゼウスキー |
4分3R終了 判定2-1 |
IFL: World Grand Prix Semifinals |
2007年11月3日
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○ |
シャド・ライルレー |
4分3R終了 判定3-0 |
IFL: Everett |
2007年6月1日
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○ |
ジョシュ・オドム |
4分3R終了 判定3-0 |
IFL: Los Angeles |
2007年3月17日
|
○ |
バート・パラゼウスキー |
4分3R終了 判定2-1 |
IFL: Houston |
2007年2月2日
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○ |
ライアン・シュルツ |
2R 0:24 TKO(打撃) |
IFL: World Championship Semifinals |
2006年11月2日
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○ |
エド・ウェスト |
4分3R終了 判定3-0 |
IFL: Portland |
2006年9月9日
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○ |
エリック・オウィングス |
1R 4:00 KO(ハイキック) |
IFL: Championship 2006 |
2006年6月3日
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○ |
マイク・ベル |
2R 2:38 TKO(パンチ連打) |
TKO 25: Confrontation |
2006年5月5日
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○ |
デイブ・パリソー |
1R 2:48 TKO(パンチ連打) |
TKO 24: Eruption |
2006年1月28日
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○ |
デイブ・グレ |
3R 4:41 KO(ハイキック) |
TKO 23: Extreme |
2005年11月5日
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○ |
ステファン・ラリベルテ |
2R 2:52 TKO(パンチ連打) |
TKO 22: Lionheart |
2005年9月30日
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○ |
マット・マクドナルド |
3R 1:21 TKO(ドクターストップ) |
UCW 2: Caged Inferno |
2005年6月18日
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キックボクシング
脚注
関連項目
外部リンク