ガンビル駅
ガンビル駅(ガンビルえき、インドネシア語:Stasiun Gambir (スタシウン・ガンビル))はインドネシアの首都ジャカルタの中心部にある駅。 概要ムルデカ広場の東側に位置する、ジャカルタとジャワ島の主な都市を結ぶ鉄道駅。ジャカルタ線上にある駅で、中長距離列車のみ停車する。ジャカルタ線の線路は通勤電車のKRLコミューターラインも使用しているが、全電車が当駅を通過し利用できない。 利用可能な列車ジャカルタとジャワ島の主な都市を結ぶ特急列車[3]。
バリ島(デンパサール)へはスラバヤ駅からムティアラ・ティムル号に乗り、バンユワンギで、エアコンバスに乗換え(チケットはフェリー代とバス代を含む)。 コミューターラインの列車は、ガンビル駅には停車しない。 歴史開業は1871年でジャカルタで最も歴史の古い鉄道駅のひとつである。現在地より数百メートル南に位置していた。私鉄の蘭印鉄道が建設したバタヴィア(ジャカルタ)の旧市街と新市街を結ぶ鉄道の新市街側のターミナル駅だった。1873年、路線は南方のボゴールまで延伸された。 1884年に現在地に移転し、格調高い古典主義建築の駅舎が建設された。1928年には改修工事が行われてアール・デコ調の装飾が加えられた。1992年に高架駅に作り替えられたが、屋根の形状は伝統的なジャワ建築の様式を模したものとなった[4]。 駅構造建物の柱や壁はテーマカラーの緑色で統一されている。3階建てで、切符売り場、ATM、レストラン、キオスクは1階にある。2階はファーストフード、キオスク、パラヒャガンラウンジ待合室がある。プラットホームは3階にあり、2面4線を持つ高架駅である。 しかし引上げ線・機回し線が無く、到着した列車の機関車の付け替えでは本線をふさぎ、KRLジャポデタベックの通勤電車の運用のネックになっている[5]。 駅周辺接続する他の交通機関到着ロビーを出ると、左手にブルーバードタクシー乗り場がある。ブルーバードタクシー乗り場の向かいにはスカルノハッタ国際空港行きリムジンバスや南スマトラのバンダル・ランプン行きエアコンバスの乗り場がある。トランスジャカルタのガンビル1停留所は駐車場を出た所にある。 隣の駅両隣にある駅へは列車で移動することができない。 参考文献
脚注
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