カリーナ・フォークト
カリーナ・フォークト(Carina Vogt、1992年2月5日 - )はドイツの元スキージャンプ選手である。オリンピック女子ジャンプ競技初代金メダリスト、ノルディックスキー世界選手権金メダリスト。 経歴ドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州シュウェービッシュグミュント出身。6歳からジャンプを始め、2004年に国際大会へデビュー、ジュニア世界選手権では2007年に4位、2010年に5位、2011年に8位となった。 2011/12シーズンに始まった女子ワールドカップでは6位が1回、総合27位となった。2012年のジュニア世界選手権では個人戦で銅メダル、団体では銀メダルを獲得した。 2012/13シーズンは好調で2月9日のワールドカップ蔵王大会では自身初の表彰台(3位)登壇を果たした。世界選手権ヴァル・ディ・フィエンメ大会では個人ノーマルヒル5位、混合団体ではウルリケ・グレッスラー、リヒャルト・フライターク、ゼヴェリン・フロイントとともに銅メダルを獲得した。 2013/14シーズンのワールドカップでは度々表彰台を獲得したが優勝はなかった。しかし2014年ソチオリンピックで優勝し、オリンピック女子ジャンプ競技初代金メダリストとなった。 2014/15シーズンの第5戦蔵王大会でワールドカップ初優勝した[1]。世界選手権ファールン大会では個人と混合団体の2冠を獲得した。 2015/16シーズンはワールドカップでは表彰台にも載ることができず、総合成績も11位に終わる。 2016/17シーズンはワールドカップ第13戦のヒンツェンバッハで3位となり2シーズンぶりに表彰台に載った。世界選手権ラハティ大会では個人・混合団体共に連覇を達成した。 2017/18シーズンはワールドカップで3位2回など、出場した13試合ですべて1桁順位となり、総合6位となった。2018年平昌オリンピックでは5位であった。 2018/19シーズンはワールドカップにフル参戦し、2位1回、3位1回で総合9位であった。世界選手権ゼーフェルト大会は、個人ノーマルヒル10位で、初開催の女子団体で金メダルのメンバーとなった。 2019年7月、練習で転倒し十字靭帯を断裂した[2]。その後も怪我に苦しみ、2020/21シーズンのワールドカップ総合は32位、世界選手権オーベルストドルフ大会は個人ノーマルヒル30位に終わった。 2022年5月20日、現役引退を表明[3]。 主な成績冬季オリンピック
世界選手権
ジュニア世界選手権
ワールドカップ
脚注
外部リンク
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