リンジー・ヴァン
リンジー・ヴァン(Lindsey Van、1984年11月27日 - )はアメリカ合衆国、ミシガン州デトロイト出身のスキージャンプ選手である。ノルディックスキー世界選手権スキージャンプ女子の初代チャンピオン。 プロフィール7歳の時アルペンスキーを始め、1993年、9歳の時ユタ州のユタ・ウインタースポーツパークでスキージャンプを始めた。 2001年1月から2月にかけて行われたFISレディースグランドツアーで総合4位と頭角を現し、2003年のFISレディースグランプリではアネッテ・サーゲン、エヴァ・ガンスターに次ぐ総合3位となった。 2004年のノルディックスキージュニア世界選手権(参加が4か国にとどまったため非公認)では銅メダルを獲得[1]。この年にヴィケルスン(ノルウェー)のフライングで171mの自己最長ジャンプを記録した。コンチネンタルカップでは2004/05シーズン、2005/06シーズン連続してサーゲンに次ぐ総合2位となった[2]。 2009年ノルディックスキー世界選手権で初めて正式種目となった女子個人ノーマルヒルは雪が降りしきる生憎の天候となった。ヴァンは1本目4位タイにつけると2本目97.5mの最長不倒を飛び、サーゲンやウルリケ・グレッスラーらのライバルを抑えて初代女王となった。 2011/12シーズンより始まった女子ワールドカップでは、2戦目のヒンターツァルテン大会で2位に入り、その後ヒンツェンバッハ大会で3位となり、総合5位であった。2年目以降は表彰台に登壇できなかった。 女子個人ノーマルヒルが初めて採用された2014年ソチオリンピックは15位となった。3月のワールドカップルシュノヴ大会の公式練習で転倒し左膝を受傷[3]、十字靭帯部分断裂で手術は成功したが[4]、その後は競技に復帰できず引退となった。 主な競技成績冬季オリンピック
世界選手権
ワールドカップ
コンチネンタルカップ
脚注
外部リンク
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