オースティン・メドウズ
オースティン・ウェイド・メドウズ(Austin Wade Meadows, 1995年5月3日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州アトランタ出身のプロ野球選手(外野手)。左投左打。フリーエージェント(FA)。 弟のパーカー・メドウズもプロ野球選手。 経歴プロ入りとパイレーツ時代2013年にクレムゾン大学へ進学予定だったが[1]、MLBドラフト1巡目(全体9位)でピッツバーグ・パイレーツから指名され、プロ入り[2][3]。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・パイレーツでプロデビュー。A-級ジェームズタウン・ジャマーズでもプレーし、2球団合計で48試合に出場して打率.316、7本塁打、22打点、3盗塁を記録した。 2014年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・パイレーツ、アパラチアンリーグのルーキー級ブリストル・パイレーツ、A級ウェストバージニア・パワーでプレーし、3球団合計で45試合に出場して打率.317、3本塁打、16打点、2盗塁を記録した。 2015年はA+級ブレイデントン・マローダーズとAA級アルトゥーナ・カーブでプレーし、2球団合計で127試合に出場して打率.310、7本塁打、55打点、21盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、グレンデール・デザートドッグスに所属した。 2016年はA-級ウェストバージニア・ブラックベアーズ、AA級アルトゥーナ、AAA級インディアナポリス・インディアンスでプレーし、3球団合計で87試合に出場して打率.266、12本塁打、47打点、17盗塁を記録した。 2017年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・パイレーツ、AA級アルトゥーナ、AAA級インディアナポリスでプレーし、3球団合計で81試合に出場して打率.261、5本塁打、46打点、11盗塁を記録した。オフの11月20日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[4]。 ![]() (2018年7月13日) 2018年にMLB.comが発表したプロスペクトランキングでは42位、パイレーツの組織内では2位にランクインした[5][6]。シーズンでは開幕からAAA級インディアナポリスでプレーしていたが、5月18日にスターリング・マルテの故障者リスト入りに伴ってメジャー初昇格を果たした[7]。メジャーデビューとなった同日のサンディエゴ・パドレス戦では「7番・中堅手」で先発出場すると、4打数2安打1盗塁を記録した[8]。 レイズ時代2018年7月31日にクリス・アーチャーとのトレードで、タイラー・グラスノー及び後日発表選手[注 1]と共にタンパベイ・レイズへ移籍した[10]。9月19日にメジャーに昇格した。レイズでは、10試合に出場して打率.250、出塁率.308、長打率.417、1本塁打、4打点を記録した[11]。レギュラーシーズンでは、59試合で打率.287、出塁率.325、長打率.461、6本塁打、17打点を記録した[12]。 2019年は自己最多の138試合に出場して打率.291、33本塁打、89打点を記録した。 2020年7月16日に、新型コロナウイルスの陽性反応を示したことが発表された[13]。 タイガース時代2022年4月4日にイサーク・パレデス、ドラフト指名権とのトレードで、デトロイト・タイガースへ移籍した[14]。 同年は回転性めまいとCOVID-19でチームを離脱したが、6月に復帰。しかし、アキレス腱の腱炎で再度離脱。これらも重なり精神問題を発症したため、残り試合を欠場してシーズンを終えた[15]。オフの11月25日に1年契約$430万ドルで年俸調停を回避し、再契約を結んだ[16]。 2023年オフの11月17日にノンテンダーFAとなった[17]。 選手としての特徴肩以外の4ツールを秘め、選球眼と広角にラインドライブを打ち分ける巧打に加え、2019年に33本塁打を記録する長打力を備える。肩も平均程度ではあり、スピードを生かした中堅守備は見もの。メイクアップも高評価だが、故障の多さが課題。自身は似たタイプの選手としてクリスチャン・イエリッチを挙げる[18]。 詳細情報年度別打撃成績
年度別守備成績
記録
背番号
脚注注釈出典
関連項目外部リンク
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