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エルマー・デセンス
*Elmer Dessens*
	メッツ時代のデセンス
基本情報
国籍	メキシコ
出身地	ソノラ州エルモシージョ
生年月日	1971年1月13日（54歳）
身長; 体重	5' 11" ＝約180.3 cm; 200 lb ＝約90.7 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	投手
プロ入り	1993年
初出場	MLB / 1996年6月24日; NPB / 1999年4月20日
最終出場	MLB / 2010年10月2日; NPB / 1999年10月10日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	メキシコシティ・レッドデビルズ (1993 - 1994, 1996); ピッツバーグ・パイレーツ (1996 - 1998); 読売ジャイアンツ (1999); シンシナティ・レッズ (2000 - 2002); アリゾナ・ダイヤモンドバックス (2003 - 2004); ロサンゼルス・ドジャース (2004 - 2005); カンザスシティ・ロイヤルズ (2006); ロサンゼルス・ドジャース (2006); ミルウォーキー・ブルワーズ (2007); コロラド・ロッキーズ (2007); メキシコシティ・レッドデビルズ (2008); アトランタ・ブレーブス (2008); ニューヨーク・メッツ (2009 - 2010); メキシコシティ・レッドデビルズ (2011);
国際大会
代表チーム	メキシコ
WBC	2006年、2009年
	この表について

この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓（父方の姓）はデセンス、第二姓（母方の姓）はフサイーノです。

エルマー・デセンス・フサイーノ（Elmer Dessens Jusaino, 1971年 1月13日 - ）は、メキシコ・ソノラ州エルモシージョ出身の元プロ野球選手（投手）。右投右打。

来歴

現役時代

1993年1月27日にピッツバーグ・パイレーツと契約。

1996年にピッツバーグ・パイレーツでメジャーデビューを果たすと、1998年に中継ぎを中心として43試合に登板。

1999年3月31日に放出され、同年4月7日に日本の読売ジャイアンツと契約で合意に達し入団。しかし期待にこたえることができず、未勝利のまま同年11月30日に退団。同年12月15日にシンシナティ・レッズと契約した。

2000年にメジャーに復帰後は、2年連続二桁勝利を挙げるなど活躍した。

2002年12月15日に4球団間でのトレードでアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した。

2003年は、序盤戦にエースのランディ・ジョンソンとカート・シリングを怪我で欠く中、チーム最多の30先発を記録するなど、当時新人だったブランドン・ウェブやミゲル・バティスタらと共に苦しい先発ローテーションを支えた。しかし、7回まで投げたのはわずか4試合だった。また、対戦相手の4番打者は被打率.195とほぼ完璧に抑え込んだのに対し、8番打者には被打率.391と打ち込まれた。

2004年8月19日にトレードでロサンゼルス・ドジャースへ移籍した。10月15日にFAとなったが、12月8日にドジャースと再契約した。

2005年11月3日にFAとなり、12月12日にカンザスシティ・ロイヤルズと契約。

2006年は第1回WBCのメキシコ代表に選出。7月25日にトレードでドジャースへ復帰した。

2007年3月26日にトレードでミルウォーキー・ブルワーズへ移籍。8月9日に放出され、8月11日にコロラド・ロッキーズと契約。10月30日にFAとなり、12月21日にピッツバーグ・パイレーツと契約した。

2008年3月27日に放出され、当初はメキシカンリーグでプレーしていたが^[1]、8月27日にアトランタ・ブレーブスと契約。11月5日にFAとなった。

2009年は2006年に続いて第2回WBCのメキシコ代表に選出。2月5日にニューヨーク・メッツとマイナー契約を結んだ。シーズン途中にメジャー昇格を果たしたものの、7月30日にDFAとなった。しかしジョン・ニースが故障したことにより、8月6日に再びメッツとメジャー契約を結んだ。11月10日にFAとなったが、12月9日にメッツと再契約した。

2010年11月1日にFAとなった。

2011年はメキシカンリーグのメキシコシティ・レッドデビルズでプレーした。この年限りで現役を引退。

現役引退後

2013年にシンシナティ・レッズ傘下ルーキー級アリゾナリーグ・レッズ（ACLレッズ）の投手コーチ補佐に就任し、2014年に投手コーチに昇格。2022年までACLレッズの投手コーチを務めた^[2]。

2023年からはロサンゼルス・エンゼルス傘下A級インランド・エンパイア・66ers（英語版）の投手コーチを務めている^[3]。

また、2023年に開催された第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）ではメキシコ代表のブルペンコーチを務めた^[2]^[4]。

詳細情報

年度別投手成績

年度	球団	登板	先発	完投	完封	無四球	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	ボ丨ク	失点	自責点	防御率	W H I P
1996	PIT	15	3	0	0	0	0	2	0	--	.000	112	25.0	40	2	4	0	0	13	0	0	23	23	8.28	1.76
1997		3	0	0	0	0	0	0	0	--	----	13	3.1	2	0	0	0	1	2	0	0	0	0	0.00	0.60
1998		43	5	0	0	0	2	6	0	--	.250	332	74.2	90	10	25	2	0	43	1	0	50	47	5.67	1.54
1999	巨人	8	3	0	0	0	0	1	0	--	.000	78	16.1	24	2	4	0	1	6	1	0	11	7	3.86	1.71
2000	CIN	40	16	1	0	1	11	5	1	1	.688	640	147.1	170	10	43	7	3	85	4	0	73	70	4.28	1.45
2001		34	34	1	1	0	10	14	0	0	.417	862	205.0	221	32	56	1	1	128	4	1	103	102	4.48	1.35
2002		30	30	0	0	0	7	8	0	0	.467	737	178.0	173	24	49	8	7	93	3	1	70	60	3.03	1.25
2003	ARI	34	30	0	0	0	8	8	0	0	.500	781	175.2	212	22	57	6	4	113	3	2	107	99	5.07	1.53
2004	ARI	38	9	0	0	0	1	6	2	4	.143	386	85.1	107	11	23	4	1	55	2	0	54	45	4.75	1.52
2004	LAD	12	1	0	0	0	1	0	0	0	1.000	82	19.2	16	4	8	0	0	18	0	0	7	7	3.20	1.22
'04計		50	10	0	0	0	2	6	2	4	.250	468	105.0	123	15	31	4	1	73	2	0	61	52	4.46	1.47
2005		28	7	0	0	0	1	2	0	1	.333	277	65.2	63	6	19	2	1	37	1	0	30	26	3.56	1.25
2006	KC	43	0	0	0	0	5	7	2	12	.417	234	54.0	63	4	13	6	1	36	2	0	31	27	4.50	1.41
2006	LAD	19	0	0	0	0	0	1	0	6	.000	100	23.0	23	4	9	2	0	16	1	0	12	12	4.70	1.39
'06計	LAD	62	0	0	0	0	5	8	2	18	.385	334	77.0	86	8	22	8	1	52	3	0	43	39	4.56	1.40
2007	MIL	12	0	0	0	0	1	1	0	0	.500	69	15.0	24	3	3	0	0	12	0	0	16	11	6.60	1.80
2007	COL	5	5	0	0	0	1	1	0	0	.500	87	19.0	21	3	9	0	0	10	0	0	16	16	7.58	1.58
'07計	COL	17	5	0	0	0	2	2	0	0	.500	156	34.0	45	6	12	0	0	22	0	0	32	27	7.15	1.68
2008	ATL	4	0	0	0	0	0	1	0	0	.000	26	4.0	10	1	4	0	0	2	0	0	10	10	22.5	3.50
2009	NYM	28	0	0	0	0	0	0	0	0	----	130	32.2	24	5	10	1	2	14	1	0	12	12	3.31	1.04
2010	NYM	53	0	0	0	0	4	2	0	11	.667	194	47.0	41	4	16	6	3	16	0	0	14	12	2.30	1.21
MLB：14年		441	140	2	1	1	52	64	5	35	.448	5062	1174.1	1300	145	348	45	24	693	22	4	628	579	4.44	1.40
NPB：1年		8	3	0	0	0	0	1	0	--	.000	78	16.1	24	2	4	0	1	6	1	0	11	7	3.86	1.71

タイトル

NPB

イースタン・リーグ最優秀防御率（1999年）

記録

NPB

初登板：1999年4月20日、対広島東洋カープ4回戦（広島市民球場）、8回裏に2番手として救援登板、1回2失点（自責点1）
初先発：1999年6月23日、対中日ドラゴンズ13回戦（ナゴヤドーム）、2回0/3を2失点
初奪三振：1999年9月23日、対阪神タイガース27回戦（東京ドーム）、1回表に桧山進次郎から

背番号

71（1996年 - 1998年）
67（1999年）
45（2000年 - 2004年）
46（2004年 - 2005年）
47（2006年）
45（2006年 - 2007年）
39（2007年）
45（2007年）
34（2008年）
64（2009年 - 2010年）

脚注

^ https://www.baseball-reference.com/register/player.fcgi?id=dessen001elm
^ ^a ^b “MexicoBeis: Rigoberto Beltrán y Elmer Dessens se unen como coaches de pitcheo para el Clásico Mundial de Beisbol 2023” (スペイン語). MiLB.com (2022年12月20日). 2024年4月7日閲覧。
^ “Angels announce 2023 player development staff”. MiLB.com (2023年2月17日). 2024年4月7日閲覧。
^ “侍ジャパンと対戦！メキシコ代表のメンバー・注目選手・監督・世界ランキング|WBC2023”. olympics.com. オリンピックチャンネル編集部 (2023年3月18日). 2024年4月7日閲覧。

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)

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[1] ttps://www.baseball-reference.com/register/player.fcgi?id=dessen001elm

[milb20240407-2] “MexicoBeis: Rigoberto Beltrán y Elmer Dessens se unen como coaches de pitcheo para el Clásico Mundial de Beisbol 2023” (スペイン語). MiLB.com (2022年12月20日). 2024年4月7日閲覧。

[3] “Angels announce 2023 player development staff”. MiLB.com (2023年2月17日). 2024年4月7日閲覧。

[4] “侍ジャパンと対戦！メキシコ代表のメンバー・注目選手・監督・世界ランキング|WBC2023”. olympics.com. オリンピックチャンネル編集部 (2023年3月18日). 2024年4月7日閲覧。

[1]

[2]

[3]

[4]

エルマー・デセンス

来歴