エドサル (護衛駆逐艦)
エドサル(USS Edsall, DE-129)はアメリカ海軍の護衛駆逐艦。エドサル級の1番艦。艦名は米西戦争で戦死した水兵、ノーマン・エドサルに因む。その名を持つ艦としては2隻目。 艦歴エドサルは1942年7月2日にテキサス州オレンジのコンソリデイティッド鉄鋼会社で起工、1942年11月1日にベッシー・エドサル・ブラーセイ夫人(ノーマン・エドサルの妹)によって進水、1943年4月10日に艦長E・C・ウッドワード少佐の指揮下就役する。 エドサルはノーフォークで訓練艦として1943年6月20日から8月6日まで護衛艦に乗り組む予定の兵士に対して教育を行い、その後マイアミで駆潜艇訓練センターと共に訓練を行った。1944年3月にテキサス州ガルベストンで第59護衛部隊に配属され、タンカー船団に合流、3月24日に旗艦となる。エドサルはメキシコ湾からニューヨーク、ノーフォークへ、およびニューファンドランド島のアージェンティアへの護衛任務を継続した。5月にバーミューダへ向けて出航し、イタリアの潜水艦を使用した対潜水艦戦試験に参加する。 1944年7月1日から1945年6月3日までエドサルは大西洋航路で7回活動し、地中海及びイギリスへ向かう船団の護衛任務に従事した。6回目の護衛任務でニューヨークからリバプールに向かう途中の1945年4月10日、エドサルは僚艦と共に衝突事故を起こした2隻のタンカーの救援に向かう。エドサルは生存者の捜索と火災消火を支援した。 1945年6月24日に太平洋へ向けて出航する。しかしながら真珠湾で訓練の間に第二次世界大戦は終了し、エドサルは帰国する。フロリダ州グリーンケーブスプリングスで1946年6月11日に退役する。 エドサルは1968年6月1日に除籍され、1969年7月にスクラップとして売却された。 関連項目外部リンク
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