エドゥアルド・サルビオ
エドゥアルド・サルビオ(Eduardo Antonio Salvio, 1990年7月13日 - )は、アルゼンチン・ブエノスアイレス州出身のサッカー選手。UNAMプーマス所属。アルゼンチン代表。ポジションはフォワード、ミッドフィールダー(サイドハーフ)。 経歴クラブCAラヌースブエノスアイレス州のアベジャネーダに生まれ、CAラヌースの下部組織で育った。若くしてトップチームの契約し、アペルトゥーラ2007では1試合も出場することはなかったがリーグ優勝を体験した。2008年8月24日、ボカ・ジュニアーズ戦でデビューし、10月24日のAAアルヘンティノス・ジュニアーズ戦 (4-2) では初得点を含む2得点を挙げた[1]。そのシーズンはホセ・サンドと並んでチームトップの9得点を挙げ、リーグ優勝に貢献した。2009年8月19日、コパ・スダメリカーナラウンド16のCAリーベル・プレート戦ファーストレグ (2-1) は0-1の劣勢だったが、80分と90分に得点して逆転勝利を収めた。クラブでの活躍がヨーロッパのクラブから注目を浴び、移籍交渉は難航したが[2]、2010年1月、1000万ユーロと報道されている移籍金でアトレティコ・マドリードと契約した[3][4]。 アトレティコ・マドリード恥骨炎の治療のためにデビューが遅れたが[5]、2010年2月18日のUEFAヨーロッパリーグ・ガラタサライSK戦で公式戦デビューし、2月28日のバレンシアCF戦でリーガ・エスパニョーラデビューを果たした。主に右サイドハーフを務めてシーズン終了までに13試合に出場するなど、限られた出場機会の中で健闘し、4月25日のCDテネリフェ戦 (3-1) で初得点を含む2得点を挙げた[6]。5月12日、UEFAヨーロッパリーグ決勝のフラムFC戦には76分に途中出場し、優勝の瞬間をグラウンド上で味わった。 外国人枠が埋まっているためにレンタル移籍が濃厚となり、2010年夏にはイタリア、スペイン、ポルトガルのクラブからオファーがあった。UEFAチャンピオンズリーグに出場できることが決め手となり、8月19日、SLベンフィカへのレンタル移籍が発表された[7]。SLベンフィカはまた、サルビオの保有権の20%を250万ユーロで買い取っている[8]。12月18日、リオ・アヴェFC戦(ホーム、5-2)では2得点を決めた。チームになじむのに時間がかかったが、2011年に入ってからレギュラーとなり、主に右サイドハーフで出場した。2月21日、スポルティングCPとのリスボンダービー(アウェー、2-0)では先制点を決めた[9]。リスボンダービーから3日後のUEFAヨーロッパリーグ・VfBシュトゥットガルト戦では20ヤードの距離から欧州カップ戦初得点を決めた。 2011-12シーズンからセルヒオ・アグエロらが抜けたアトレティコ・マドリードへ戻った。 SLベンフィカボカ・ジュニアーズ2019年7月18日、ボカ・ジュニアーズに移籍した[11]。 代表2009年1月、U-20アルゼンチン代表としてベネズエラで開催された南米ユース選手権に出場し、FIFA U-20ワールドカップ出場権獲得を逃したチームで孤軍奮闘して4得点した。同年5月20日、ディエゴ・マラドーナ監督によってアルゼンチンA代表に招集され、パナマとの親善試合 (3-1) でA代表デビューした。この試合はアルゼンチン国内リーグ所属の選手で構成され、ヨーロッパなどでプレーする選手は招集されていない。 個人成績
代表歴出場大会試合数
タイトル
脚注
外部リンク
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