エソテリック・レコーディングス
エソテリック・レコーディングス(Esoteric Recordings)は、チェリー・レッド・レコードの傘下で、1970年代のプログレッシブ・ロック、フォーク、サイケデリック、ジャズ・ロックのリイシューを専門とするイギリスの独立系レコード・レーベルである。そのリリースには、過去のカタログの再発と、同様な音楽遺産を共有するアーティストの新作発表の両方が含まれている。 レーベルの創設者はマーク・パウエルで、2000年からユニバーサル、ソニー、EMIでフリーランスの音楽コンサルタントを務め、ソフト・マシーン、キャラヴァン、キャメル、マン、ホークウインドと仕事し、デラム、デッカ、ヴァーティゴ、ハーヴェスト、ユナイテッド・アーティスツといった過去のレーベルをカバーしプロデュースした人物である。彼のコンサルタント業務によって、「エクレクティック・ディスク (Eclectic Discs)」という名の独立した再発レーベルが設立され、彼からしたら価値ありと考えられるものながら、メジャー・レーベルの関心を引くのに十分な商業的地位を確立していない見逃されたリリース作品をライセンスしていった。他のリリースはアーティスト自身からのものであるが、レーベルはバークレイ・ジェイムス・ハーヴェストなどのアーティストからのDVDのリリースにも関与している。 2008年の会話で、パウエルは言っている:
レーベルのリリースの中には、ジャック・ブルースの6枚組CD『Can You Follow?』や、ビル・ネルソンの4枚組CD『Trial by Intimacy (The Book of Splendours)』を含むボックスセットがあり、また、マン、クレア・ハミル、キーフ・ハートリー・バンド、エッグ、マイケル・ムアコック、ゲイリー・ファー、デヴィッド・アレン、レア・バードなどのアーティストによる単体でのリリースがある。 2012年、エソテリック・レコーディングスは最前線のレコード・レーベル「エソテリック・アンテナ (Esoteric Antenna)」を設立し、スクアケット(スティーヴ・ハケットとクリス・スクワイア)のデビュー・アルバム『A Life Within a Day』を発表した。また、オックスフォードを拠点とするバンドの「Sanguine Hum」や、ギタリストのマット・スティーヴンスと契約した。 契約アーティスト
関連項目脚注1. Interview with Alex Ogg for 'My Favourite Flavour' magazine issue 006 2008 外部リンク |
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