モーガン・フィッシャー(Morgan Fisher、1950年1月1日 - )は、イングランドのキーボード奏者、作曲家、ミュージシャンである。モット・ザ・フープルにも在籍した。
シンセサイザーを使用した曲を作曲・演奏することが多い。ゆったりとしたテンポの曲が多く、ヒーリングミュージックの作家としても知られている。日本に在住し、CM曲の作曲も手掛けた[1]。
来歴
ロンドン出身。オルガン奏者としてキャリアをスタートした。
ディスコグラフィ
ソロ・アルバム
- Centuri Maya Nexus (1973年) ※EP
- 『ハイブリッド・キッズ』 - Hybrid Kids - A Collection Of Classic Mutants (1979年)
- 『聖・クラウズ』 - Claws: The Christmas Album (1980年) ※ハイブリッド・キッズ名義。「聖」に「サンタ」のルビ
- 『スロー・ミュージック』 - Slow Music (1980年) ※Lol Coxhill/Morgan Fisher名義
- 『シーズンズ』 - Seasons (1983年)
- Play Loud / Play Quiet (1983年) ※Morgan Fisher/John White名義
- Ivories (1984年)
- 『ルック・アット・ライフ』 - Look At Life (1984年)
- 『気まぐれなサティ』 - Inside Satie (1985年)
- 『ウォーター・ミュージック』 - Water Music (1985年)
- 『フロー・オーヴァー・フロー』 - Flow Overflow (1987年)
- 『ライフ・アンダー・ザ・フロア』 - Life Under The Floor: Soundtrack to "Twilight of the Cockroaches" (1987年) ※映画『ゴキブリたちの黄昏』サントラ
- 『都市生活者のための音楽』 - Peace in the Heart of the City (1988年)
- Outer Beauty, Inner Mystery (1989年)
- 『エコーズ・オブ・レノン』 - Echoes of Lennon (1990年)
- 『re-lax 転換』 - Re-Lax (1992年)
- 『re-fresh 展開』 - Re-Fresh (1992年)
- 『リ・チャージ』 - Re-Charge (1992年)
- 『リ・バランス』 - Rebalance (1994年)
- 『リフレッシュ』 - Refresh (new version) (1995年)
- 『リラックス』 - Relax (new version) (1996年)
- 『リチャージ』 - Recharge (new version) (1996年)
- 『都市生活者のための音楽II』 - Peace in the Heart of the City (new version) (1997年)
- 『都市生活者のための音楽III フラワーミュージック』 - Flower Music (1998年)
- 『リ・ミックス』 - Remix (remixed selections from Re series) (1999年)
- Neverless (2005年) ※Roedelius & Morgan Fisher名義
- 『NON MON-Morgan Fisher CM Works-』 - Non Mon (2009年)
- The Great White Obi (2011年)
- 『ハートの詩神 ―ハートを開くための音楽―』 - Heartmuse (2014年)
コンピレーション・アルバム
- 『ミニチュアーズ』 - Miniatures: A Sequence of Fifty-One Tiny Masterpieces (1980年)
- 『エコーズ・オブ・ア・シティ・ライフ』 - Echoes of a City Life (1998年) ※『Life Under The Floor』『Peace in the Heart of the City』『Echoes of Lennon』からのセレクト
- 『ミニチュアーズ2』 - Miniatures 2: A Sequence of Sixty Tiny Masterpieces (2000年)
ラヴ・アフェアー
- 『エヴァーラスティング・ラヴ・アフェアー』 - The Everlasting Love Affair (1968年)
- New Day (1971年) ※LA名義
モーガン
- 『ノヴァ・ソリス』 - Nova Solis (1972年)
- 『ブラウン・アウト』 - Brown Out (1976年) ※1973年録音。CD再発の際に『The Sleeper Wakes』と改題したヴァージョンもある。
モット・ザ・フープル
- 『ロックンロール黄金時代』 - The Hoople (1974年)
- 『華麗なる煽動者 - モット・ライブ』 - Mott The Hoople Live (1974年)
モット
- 『ドライブ・オン』 - Drive On (1975年)
- 『華麗なる襲撃者』 - Shouting and Pointing (1976年)
ブリティッシュ・ライオンズ
- 『ブリティッシュ・ライオンズ』 - British Lions (1978年)
- 『トラブル・ウィズ・ウーマン』 - Trouble With Women (1980年)
with Portmanteau
Tom Guerra
- All of the Above (2014年)
- Trampling Out the Vintage (2016年)
- American Garden (2018年)
脚注
注釈
- ^ ロバート・ナイト、カール・カールトンも歌っている。
- ^ フィッシャーはモーガン時代にスタッフェルからブライアン・メイに紹介され、以来、クイーンとの交流を続けていた。1982年、音楽をもう一度やりたいと思ってメイにも手紙を書いたところ、電報が来てサポート・メンバーとしてクイーンと一緒にやっていく話が進んだ。(「ベストヒットUSA」2019年7月5日BS朝日、2019年7月14日TOKYO MX2放送)
出典
関連項目
外部リンク