ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート1999(ドイツ語: Neujahrskonzert der Wiener Philharmoniker 1999)は、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による1999年のニューイヤー・コンサート。指揮者はロリン・マゼールが務めた(10回目)。
概要
演奏曲目
★はニューイヤー・コンサート初登場曲
第1部
第2部
- 皇帝フランツ・ヨーゼフ1世救命祝賀行進曲 Op.126 (ヨハン・シュトラウス2世)
- ワルツ「ドナウ川の乙女」Op.427 (ヨハン・シュトラウス2世)
- ホプサー・ポルカ Op.26(ヨハン・シュトラウス2世) ★
- ポルカ・マズルカ「気まぐれ」Op.197 (ヨハン・シュトラウス2世)
- パガニーニ風ワルツ Op.11(ヨハン・シュトラウス1世) ★ ソロ・ヴァイオリン:ロリン・マゼール
- 「こうもり」のカドリーユ(ヨハン・シュトラウス2世)
- ワルツ「芸術家の生活」Op.316 (ヨハン・シュトラウス2世)
- 山賊のギャロップ Op.378(ヨハン・シュトラウス2世)
- ポルカ・フランセーズ「お気に召すまま」Op.372(ヨハン・シュトラウス2世)
- ポルカ・シュネル「雷鳴と電光」Op.324(ヨハン・シュトラウス2世)
アンコール
エピソード
- 第1部の「冗談ポルカ」と第2部の「パガニーニ風ワルツ」で、指揮者のロリン・マゼールがソロ・ヴァイオリンを披露している。
- マゼールは第2部の「山賊のギャロップ」でバスドラム、「雷鳴と電光」でシンバルを担当し、打楽器奏者と愉快なかけ合いを演じている。
- コンサート前、マゼールは「ニューイヤー・コンサートへの登場は今回が最後」と発言していた(実際には2005年のニューイヤー・コンサートにも出演)。
備考
- コンサートの模様が収録されたCDが、1999年2月上旬にBMGから発売されたが、5曲をカットしている。この5曲は同年発売のコンピレーションアルバム「A NEW YEAR'S WALTZ」でCD化された。LD、DVD等の映像商品は発売されていない。