ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート1996(ドイツ語: Neujahrskonzert der Wiener Philharmoniker 1996)は、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による1996年のニューイヤー・コンサート。指揮者はロリン・マゼールが務めた(9回目)。
概要
演奏曲目
★はニューイヤー・コンサート初登場曲
第1部
第2部
- 喜歌劇「くるまば草」序曲 (ヨハン・シュトラウス2世)
- ワルツ「フェニックスの羽ばたき」Op.125 (ヨハン・シュトラウス2世) ★
- ポルカ・マズルカ「踊るミューズ」Op.266(ヨーゼフ・シュトラウス)
- 喜歌劇「理性の女神」序曲(ヨハン・シュトラウス2世) ★
- 2度のポルカ Op.258(ヨハン・シュトラウス2世) ★
- ワルツ「皇帝円舞曲」Op.437 (ヨハン・シュトラウス2世)
- ポルカ・シュネル「騎手」Op.278(ヨーゼフ・シュトラウス)
アンコール
- 狂乱のポルカ Op.260 (ヨハン・シュトラウス2世)
- ワルツ「美しく青きドナウ」Op.314 (ヨハン・シュトラウス2世)
- ラデツキー行進曲 Op.228 (ヨハン・シュトラウス1世)
エピソード
- 第1部の「ナスヴァルトの娘」と第2部の喜歌劇「理性の女神」序曲で指揮者のロリン・マゼールがソロ・ヴァイオリンを披露している。
- 第2部最後の曲のポルカ「騎手」で、マゼールは指揮棒をティンパニ奏者に奇術師ばりのアクションで渡し、自身は「むち」を演奏した。
備考
- コンサートの模様が完全収録されたCDが、1996年1月下旬にBMGから発売された(日本盤は同年2月7日に発売)。これはニューイヤー・コンサート音源の商品化の最短記録だった(当時)。また、このコンサートがBMGから商品化されるのも初。
- なおLD、DVD等の映像商品は発売されていない。