イラン・イスラム共和国陸軍(イラン・イスラムきょうわこくりくぐん、ペルシア語: ارتش جمهوری اسلامی ایران、英: Islamic Republic of Iran Army)とは、イラン・イスラム共和国の陸軍である。約65万人の人員がいる。
概要
イラン・イスラム共和国陸軍は、イラン・イスラム共和国の陸上戦力、1979年のイラン革命によりパーレビ国王が退位した後に誕生したイラン・イスラム共和国の領土を守る部隊である。現在の陸軍司令官は、アターオッラー・サーレヒー少将である。
装備
革命前に西側諸国から購入した装備と、革命後に購入もしくは自国開発した装備が混在している。
小火器
- 拳銃・サブマシンガン
- アサルトライフル
- 機関銃
携行火器
重火器
- 榴弾砲・カノン砲
装甲車両
- パフラヴィー朝時代に購入した車両
- 革命後に購入・開発した車両
- 戦車
- 歩兵戦闘車
- 装甲兵員輸送車
- BTR-50
- BTR-60PB
- ボラーグ(en) - BMP-1風の車体にM113の転輪を装備した装甲兵員車両。1997年に発表され、一部はカザフスタンに輸出されており、スーダンでは「Khatim 1」の名で生産している。
- 自走砲
航空機
- ヘリコプター
- ベル 205 - 伊アグスタ社製の機体を購入。パンハ・シャバビズ2-75(en)の名でコピーされている。
- ベル 206 - パンハ・シャバビズ2061(en)の名でコピーされている。
- AH-1J - パンハ2091(en)という独自の改良型も有。
- CH-47C - 伊アグスタ社製の機体を45機購入。
- 固定翼機
- 無人航空機
- ヤスィール - 国産[3]
- マハジェル6 - イラン製の武装無人航空機。2019年7月に3機が配備された[4]。
対戦車ミサイル
地対空ミサイル
地対地ミサイル
脚注