イェニカプ駅
イェニカプ駅(イェニカプえき、トルコ語: Yenikapı Tren İstasyonu)はトルコのイスタンブールファーティフにある、トルコ国鉄(TCDD)とイスタンブール地下鉄の駅。 TCDDのマルマライと、イスタンブール地下鉄のM1A・M1B号線[1]・M2号線[2]の4路線が乗り入れ、接続駅となっている。 歴史1872年7月22日に前身となる旧イェニカプ駅が開業したが[3]、マルマライの建設は2004年5月にイェニカプにて開始された。新イェニカプ駅は旧駅のすぐ北に建設され、ボスポラス海峡トンネルの一駅として地下駅として建設された。イェニカプ駅は2009年12月に完成する予定であったが、建設現場で考古学的な遺物が多数発見されたことによりプロジェクトは4年遅れた。 また、2008年にイスタンブール地下鉄のM2号線とM1号線を南に延長する計画が確定し、南端でイェニカプに接続することが確定した。 M2号線の南側延長の建設は、2009年1月に金角湾を渡る金角湾メトロ橋で開始された。2010年8月に開業する予定であったが[4]、マルマライの遅延のためイスタンブール地下鉄の駅も2014年まで開業しなかった。マルマライは2013年10月29日に開業した[5][6]。その後M2号線が2014年2月15日、M1号線が同年11月9日に続いて開業した。 駅構造TCDD
のりば
イスタンブール地下鉄
M1A・M1B号線は相対式ホーム2面2線を有する地下駅で、東側ホームがM1A号線乗り場、西側ホームがM1B号線乗り場と分かれている。 M2号線は島式ホーム2面3線を有する地下駅で、中線のみに電車が発着する。ホーム階は天井が高く、壁や柱はトルコ石のタイルやセラミックスで装飾されている。 のりば
利用状況マルマライの駅に関しては2017年10月(カズルチェシュメ-アイルルク・チェスメシ間の区間運行・全線開業前時代)に1日平均50.615人[7]の利用客がいた。 駅周辺
バス路線İETTの運行する30D, 31, 31Y, 33E, 36Y, 39, 39D, 39K, 41Y, 54Y, 55EY, 69A, 70FY, 70KY, 71AT, 72YT, 76A, 77, 81, 88A, 146T, 336Y, BN1, MR35[8]が当駅周辺のバス停に停車する。 隣の駅脚注
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