アンソニー・カカーチェ
アンソニー・カカーチェ(Anthony Cacace、1989年2月2日 - )は、アイルランドのプロボクサー。ベルファスト出身。元IBF世界スーパーフェザー級王者。 来歴2012年2月25日、ベルファストのエメラルド・ロードハウスでプロデビュー戦を行い、初回1分5秒TKO勝ちを収めた。 2017年7月15日、ロンドンのウェンブリー・アリーナでBBBofC英国スーパーフェザー級王者マーティン・ジョセフ・ウォードとコモンウェルススーパーフェザー級王座決定戦を行い、キャリア初黒星となる12回0-3の判定負けを喫し王座獲得に失敗した[1]。 2019年11月30日、バーミンガムのバークレイカード・アリーナでBBBofC英国スーパーフェザー級王者サム・ボーエンに挑戦し、12回2-1の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[2]。 2022年9月24日、マンチェスターのマンチェスター・アリーナでIBOスーパーフェザー級王者マイケル・マグネシに挑戦し、12回2-1の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[3]。 2024年5月18日、サウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナにてタイソン・フューリー対オレクサンドル・ウシクの前座で、IBF世界スーパーフェザー級王者ジョー・コルディナに挑戦し、3回にコルディナからダウンを奪い、8回39秒TKO勝ちを収めIBF王座獲得に成功するとともに2度目のIBO王座防衛に成功した[4]。 2024年9月21日、ブレント区ウェンブリーのウェンブリー・スタジアムにてダニエル・デュボア対アンソニー・ジョシュアの前座で、1階級下の元IBF世界フェザー級王者のジョシュ・ワーリントンとIBF・IBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチとして対戦する予定だったが、カカーチェがIBF世界同級1位の指名挑戦者エドアルド・ヌニェスとの指名試合を拒否しIBF世界同級ランク圏外のワーリントンと対戦することをIBFが認めなかったため、試合にIBF王座が賭けられないこととカカーチェが敗戦した場合にはIBF王座が剥奪されることを条件にIBO世界同級タイトルマッチとして行われることとなり[5]、試合は12回3-0(118-110、117-111×2)判定勝ちを収め3度目のIBO王座防衛に成功した[6]。 2025年1月31日、ファンの記憶に残る大規模な試合に出場することを理由に同日付でIBF王座を返上した[7]。 戦績
獲得タイトル
脚注
関連項目外部リンク
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