みなせ (掃海艇)

みなせ
基本情報
建造所 日立造船神奈川工場
運用者  海上自衛隊
艦種 掃海艇
級名 かさど型掃海艇
艦歴
発注 1965年
起工 1966年2月1日
進水 1967年1月10日
就役 1967年3月25日
1984年1月26日(特務船に種別変更)
除籍 1990年6月15日
要目
基準排水量 330トン
満載排水量 365トン
全長 45.7m
最大幅 8.6m
深さ 4.0m
吃水 2.34m
機関 三菱YV10ZC15/201ディーゼル × 2基
出力 1,200仏馬力 (0.88 MW)
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
最大速力 14ノット
乗員 43名
兵装 Mk.10 20mm機銃 × 1門
レーダー OPS-9 水上
ソナー ZQS-1A 機雷探知機
その他 掃海装備
53式普通掃海具一式
56式浮上式掃海電線一式
音響掃海電線2型一式
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みなせローマ字JDS Minase, MSC-627YAS79)は、海上自衛隊掃海艇かさど型掃海艇の24番艇。

艇名は防予諸島の大水無瀬島・小水無瀬島に由来する。この艦名をつけた日本の艦船は過去にはないが、長良型軽巡洋艦6番艦・川内型軽巡洋艦5番艦・海防艦の候補艦名に「水無瀬」があった[1]

艦歴

「みなせ」は、第2次防衛力整備計画に基づく昭和40年度計画掃海艇327号艇として、日立造船神奈川工場で1966年2月1日に起工され、1967年1月10日に進水、1967年3月25日に就役し、同日付で第1掃海隊群隷下に新編された第40掃海隊に「あまみ」とともに編入された。

1981年3月18日、第40掃海隊が舞鶴地方隊に編入。

1984年1月26日、特務船に種別変更され、船籍番号がYAS-79に変更。佐世保地方隊対馬防備隊に編入。

1990年6月15日、除籍。

脚注

  1. ^ 長良型6番艦は「阿武隈」となり、残りの2つは計画が中止になった。なお、軽巡洋艦の艦名は淀川支流の水無瀬川に由来する。

参考文献

  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)

関連項目