ほていや
株式会社ほていや(英: HOTEIYA Corp.)は、愛知県名古屋市に本社を持つ呉服・宝石の専門店、旅行代理店、保険代理店業を運営する企業である。 沿革
店舗呉服専門店
宝石専門店
旅行代理店
保険代理店業
和裁訓練校
補足
1988年(昭和63年)に逝去した初代社長は、総合GMS企業であるユニーの前身の一つで、1950年(昭和25年)に元来呉服店だった「ほていや」の設立時において、猪飼呉服店から合流した創業メンバーの一人であり、同社に勤める取締役であった。しかし、セルフ販売の取り入れと、食品スーパー業界に進出するなどの経営方針に疑問を抱き、「ほていや」の役員を1960年(昭和35年)4月に一旦辞任。その後、「ほていや」の生産部門として、「ほてい産業」が設立され、社長に就任。「ほていや」が出す呉服の仕立て加工などを行っていた。子息も「ほていや」に入社したのち役員を経て、1978年(昭和53年)ユニーを退社している。 ユニー(元ほていや)の呉服部門が1974年(昭和49年)、さが美に移管されたことを機に、不要となった“ほていや”の商号とロゴタイプ、布袋の図案をユニーから有償で買い取り、念願の呉服店頭販売に進出。呉服のほていやを復活させた。従って、ユニーとの関係は過去の経緯があるため、テナントとしてユニーのショッピングセンター(SC)には一切出店していなかったが、近年になって宝石店の出店を行ったのに続き、2015年(平成27年)9月に、「リーフウォーク稲沢」に呉服店を出店した[2]。 参考・その他1962年(昭和37年)の創業時、同時設立された兄弟会社に「ほてい物産」(店舗建築請負)があり、ほてい産業と同じ1976年(昭和51年)に社名を変更し、「昌和物産(現・(株)高速中京営業部)」(包装資材販売、みよし市)となった。同社の呉服関係では呉服用の陳列什器などを扱っていた[3]。 また、同時期に設立され、名古屋市西区に本社がある、株式会社ホテーフーヅ(麺類のファーストフードチェーン)は1965年(昭和40年)に現社名に変更するが、両社に関係は無い[4]。しかしながら、ホテーフーヅは1967年(昭和42年)、ユニーの前身のひとつ、西川屋の名港店からファーストフード店を初出店した縁から多くのユニーのショッピングセンターに出店しており、旧ほていや店舗を通じて社名のみ一致した縁がある。 その他、ほていや百貨店(上田市の元GMS、発祥は呉服店)、ホテイフーズコーポレーション(静岡市、缶詰製造)などがあるが、社名のみの一致で縁はない。 脚注
関連項目外部リンク |