とやま城郭カードとやま城郭カード(とやまじょうかくカード)は、富山県砺波市が発行する富山県内94ヶ所の城郭・城跡と、県内ゆかりの武将6名をテーマとした計100種(2024年(令和6年)4月現在)のトレーディングカードである。対象城郭を撮影した写真を砺波市埋蔵文化財センター「しるし」に持ち込むことで入手出来る。 概要砺波市教育委員会が、市民の文化財に対する興味・関心を高め、保護意識を啓発する取り組みの一環として、2018年(平成30年)に県内50ヶ所(第一弾:No.1〜50)の「城」を選んでカード化したものである[1]。松倉城(No.3)や高岡城(No.28)、庄ノ城(壇城、No.40)などのように国・県・市・町の史跡に指定されたり、日本100名城に選定されたりしている著名な城跡だけでなく、古国府城(No.30)のような史跡未指定の城郭遺跡なども対象としている。 カードの規格は縦62ミリメートル×横88ミリメートルで、表には城の名称と写真、文化財としての種類が書かれ、裏には城の種類(平城・平山城・山城等)や別称、所在地、規模、城主、みどころなど、城を紹介する情報が書かれている。 カードは砺波市埋蔵文化財センター「しるし」が発行しているが、必ず1度は城跡現地を訪問しなくては入手できない仕組みになっており、カメラやスマートフォンで城跡碑や解説板、その城とわかる遺構を撮影し、センター職員に提示することで発行される[2]。 なお、富山県内の城跡は解っているだけ400ヶ所以上あり、対象城郭の数はその4分の1未満にすぎない[2]。 「No.38増山城」については、好評により配布しつくされたことから、2020年(令和2年)12月24日に新たに「特別バージョン(桜色)」が発行された[3]。 2024年(令和6年)4月には、新たに県内44ヶ所の城郭と、富山県にゆかりのある武将6名のカードが「とやま城郭カード第二弾(No.51〜100)」として発行され、計100種となった[4][5]。 一覧
脚注
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