あの遊びをバージョンアップ! キスマイGAME(あのあそびをバージョンアップ! キスマイゲーム)は、2015年4月1日未明(3月31日深夜)から9月30日未明(29日深夜)までテレビ朝日で毎週水曜0:15 - 0:45(火曜深夜、JST)に放送されていたバラエティ番組で、Kis-My-Ft2の冠番組である。単に『キスマイGAME』と略されることもある[1]。
概要
昔よく遊んだ、鬼ごっこ、かくれんぼ、缶蹴り、ハンカチ落としやあやとりなどの懐かしい遊びやゲームを、各業界のプロフェッショナル達たちの協力を受けながら“2015年最新版”にバージョンアップさせる。最新テクノロジーやシステムを盛り込み、プロの知識も駆使し、よりエキサイティングに、よりバカバカしく、生まれ変わらせた遊び“キスマイGAME”の数々をメンバーが体を張って体験する。
2015年7月1・8日放送で番組史上最高視聴率の6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)をマークした「マジシャン・シリーズ」の企画が、『Kis-My-Ft2 VS 手際最強マジシャン TEGIWA』のタイトルで特別番組として2015年9月25日(金曜日)23:15 - 翌0:15と、2015年12月30日(水曜日)13:45 - 15:25の2回放送された(一部地域除く)[2]。
2015年9月30日の放送をもって終了。同年10月7日からは『キスマイ魔ジック』を開始し、一部の企画は同番組でも引き続き放送されている。
出演
主な企画
- ドローンかくれんぼ
- 無人飛行型ロボット“ドローン"を鬼として、かくれんぼを行う。回によって共通するルールと違うルールが存在する。
- 共通ルール
- 隠れる側であるキスマイチームは1回の挑戦で3人が出場。見つける側であるドローンはスタート時に起動するドローンに加え時間経過でさらに追加される。
- ドローン側はドローン操縦画面に映る映像のみを頼りに捜索を行う。
- 体の一部がいずれか1台のドローンに3秒間映った時点で「見つかった」となり失格。見つかってもドローンの視界から一旦外れればカウントはリセットされる。3人全員が失格となった時点でチャレンジ終了。
- 第1回
- 初級ステージとして教室(狭くて隠れやすい)、上級ステージとして体育館(広くて隠れられない)に挑戦。制限時間は5分。ドローンはスタート時に1台、3分経過時にさらに1台投入。いずれも5回のチャレンジで1人でも最後まで逃げ切れればキスマイチームの勝利。
- 第2回
- 豪邸(2階建てのダイニングキッチン、リビング、寝室)にて行う対決。エリア内には封筒が隠されており、中にはへそくりとして現金が入っている。へそくりを獲得した状態で5分間逃げ切ればへそくりがキスマイチームの物となる。ただし、3人全員見つかった場合はそのラウンドで獲得したへそくりも全て没収される。また、封筒の中にはハズレや見つかりやすい場所での指令が入っている場合もある。
- ドローンはスタート時1台、2分経過で2台目、4分経過で3台目が追加される。
- 5回のチャレンジで合計1万円のへそくりを獲得できればキスマイチームの勝利。
- 第3回
- Francfrancの家具フロアを舞台に行う。今回は隠れながら店内に隠された人気TOP3ギフトを探していく。前回同様、人気4位以下のギフトを引き当ててしまうと、書かれているドローンに見つかりやすくなる指令を行わなければならない。3人全員が見つかってもランキングを開けた履歴は維持される。
- ドローンはスタート時2台、さらに5分経過時に二輪の走行型ドローン2台が追加される。
- 6回のチャレンジでTOP3全てを開けた上で1人でも10分間逃げ切ればキスマイチームの勝利。
- ミックススポーツ
- おいしいミックス料理を食べることを目標としてキスマイチームが妨害役となるプロ選手と戦うシリーズ。毎回実況として進藤潤耶アナが、栄養や味の観点から解説として栄養士がコメントを行う。
- 第1回 ミックスジュースカーリング
- キスマイチームとプロ選手によるカーリング対決。各チームのストーンには食材(キスマイチームにはフルーツなどの美味食材、プロ選手チームは納豆やピーマンなどのお邪魔食材)が書かれており、それらをハウスに投げ込んでいく。ハウスの中心からの距離は関係なく、ハウスに入ったか否かのみで判断される。また、スタート時には中央にお邪魔食材、左右に美味食材のストーンが設置される。その他のルールは実際にカーリングに準じる。
- キスマイチームの先攻でキスマイチーム4投、プロ選手3投を投げ終わった後、ハウスの中にあるストーンに描かれている食材を使ってミックスジュースを作る(ベースとして牛乳も追加される)。キスマイチームは作られたミックスジュースを飲み干さなければ次の試合に進めない。
- 3試合行い、合計で9個の美味食材の入ったミックスジュースを飲むことが出来ればキスマイチームの勝利。
- 第2回 ミックスピザアーチェリー
- キスマイチームとプロ選手によるアーチェリー対決。通常の的ではなくピザ生地を模した絵の上に具材が配置されており、当てた場所の食材がピザに追加される。また、同じ場所に再び当てるとその食材はキャンセル、別の場所にある同じ食材に当てると量が2倍となる。さらに、中央の半熟卵に当てた場合はボーナスとして半熟卵に加え好きな食材1品を追加orキャンセルすることができる。また、キスマイチームが的に矢が刺さらなかった場合はペナルティとして激辛ソース10振りが追加される。
- キスマイチームの先攻でキスマイチーム5本・プロチーム4本を射る。ハンデとしてキスマイチームの的の距離は10m、プロチームは18m、最終ステージのみプロチームは30m
- 出来たピザを完食できればステージクリア。3ステージに分かれており、ステージが進むごとに食材の値段が上がっていく(3000円→5000円→1万円)
- 第3回 ミックスジュースサッカー
- キスマイと「フリーキック左大臣・右大臣(岩本輝雄、三浦淳宏)」との対決。キック場所から20~30mに設置された食材が書かれたゴールに入れていく。ただし、ハンデとしてキスマイはゴロゴール可、岩本・三浦はボールを浮かせてゴールしなければならない。
- 1人2球ずつの挑戦。同じ場所にゴールが入った場合はその食材はキャンセルされる。最終的に獲得した食材で出来たミックスジュースを飲み干すことができればキスマイチームの勝利。
- 前半戦は「緑黄食材」として緑食材・黄食材をそれぞれキスマイ先攻で2回・プロ1回、後半戦は「赤食材」の取り合いをキスマイ先攻でそれぞれ4回ずつ行う。
- マジシャンハンカチ落とし
- 通常は背後にハンカチを落とすハンカチ落としを、鬼であるマジシャンと正面を向いて行う。マジシャンはテクニックを使って参加者の1人にだけハンカチを隠し、残る人物にはハンカチを入れたように見せかける。キスマイチームの参加者は相談してハンカチを持っていると思われる人を解答。実際に持っていれば正解となる。
- 人数は4人→3人→2人と減っていき、成績が不甲斐無い場合(負け越し、もしくは全敗)、代表者1名が恐怖のマジックを体験する罰ゲームを受ける。
- うしろの○○だあれ?
- かごめかごめのアップデート版。キスマイたちの後ろにいる声優やアニソンシンガーの声を聴いて何の役を演じているか・何の歌を歌っているかを当てる。誰か1人でも正解すればクリア。
- いずれも間違えると和尚から警策で叩かれる罰を受ける。また、ナレーションを務める中尾隆聖のキャラクターと誤答した場合はその声でキスマイを叱責することもある。
- 後ろの声優がメディア出演が多く、顔が知られている場合や「キスマイ魔ジック」のゲストは視聴者にもキスマイが正解するまで顔を伏せられることがある。
- 第1回
- 8人で挑戦。第1セットでは通常の声で質疑応答(解答3人)、第2セットでは通常の声でキスマイ達から指定されたフレーズを言ってもらう(解答3人)、最終セットでは演じているキャラクターの声でフレーズを言ってもらう(解答2人)。なお、正解が早く出た場合はその声優が演じている別のキャラクターも当ててもらう。
- 第2回
- 同様に8人で挑戦。第1セットが地声での質疑応答及びフレーズを読んでもらう(解答4人)、第2セットがアニメ声でのフレーズを読んでもらう(解答4人)。
- 第3回 アニソンシンガー編
- 第1セットでは質疑応答及びアニソンを除く歌を1フレーズ歌ってもらう。第2セットでは選択肢の5択が発表され、その中のサビを1フレーズ歌ってもらう。代表者が解答し、不正解の場合は全員が警策で叩かれる。
- キスマイ魔ジック
- 8〜9人で挑戦。最初はキスマイの7人が後ろに登場するゲストを当てる(声優を当てるのは実質2問目以降)。第1セットでは通常の声(地声)でキスマイ達から指定されたフレーズを言ってもらう、第2セットでは演じているキャラクターの声でフレーズを言ってもらう(いずれも解答できるのは1人のみ)。なお、場合によってはその声優が演じている別のキャラクターも当ててもらう。
- 間違えるとサイバー和尚(上述の和尚にサイバーサングラスが掛けられている)から警策で叩かれる罰を受ける(キスマイGAMEと異なり、連帯責任で全員が受ける)。
- 検索センス対決
- 誰でも一度は目にした事がありながら、意外にその名前が知られていない物や現象の名称を検索で探し出すゲーム。Yahoo!JAPAN全面協力で行われる。
- 開始前に実際にYahoo!で検索する際に必要な最小ワード数が発表。それを元に単語を入力して検索する。検索する際は文章ではなく、個々の単語を使わなければならない。
- 検索結果のページはスクロールやヒットしたページの中を見ることはできない。つまり、最初にヒットしたページのタイトル及び例示として表示される文章に答えを出さなければならない。また、既に答えを知っている場合でも正解の単語を使わずに検索結果で表示させてクリアとなる。
- 1問につき3人が1人ずつ挑戦。誰かが正解を出すことができればクリア。
- 「キスマイ魔ジック」では上記のルールの他にも、1人が制限時間内に必要な最小ワード数で見つけ出す(回数無限)や、2人が必要な最小ワード数の条件下で何回見つけ出せるかといったルールで数問行われることがある。
放送リスト
ネット局と放送時間
スタッフ
- 声:中尾隆聖
- ナレーション:加藤泰平(テレビ朝日アナウンサー)(第2回 - )
- 企画:奥川晃弘
- 構成:樋口卓治、飯塚大悟、工藤ひろこ、坂田康子、なかじまはじめ、三浦智信、久保川きよみ、木崎正和、大平将貴、奥山聡紀
- 編成:吉村周
- 宣伝:平野三和、池田佐和子
- 特別協力:ジャニーズ事務所
- 制作進行:草柳孝司、木山達朗、杉田ちえみ
- 制作スタッフ:東裕二、遠入涼、高橋亜季、森田彩、蛯名葉乙、近谷奈生
- アシスタントプロデューサー:水野佳世
- ディレクター:槇雄介、北嶋一喜、江藤博文
- チーフディレクター:米田裕一
- プロデューサー:奥田創史、中野光春、鈴木忠親、酒井隆茂
- ゼネラルプロデューサー:友寄隆英
- 制作著作:テレビ朝日
過去のスタッフ
- 構成:鈴木おさむ
- 編成:金澤美保
- 宣伝:平泉季里子
- プロデューサー:滑川親吾
参考文献
脚注
- ^ 公式サイト・概要
- ^ “キスマイ、深夜に視聴率6.9%を記録したマジック企画を特番化”. ORICON (2015年9月16日). 2015年9月16日閲覧。
- ^ どんな小さな動きも検知する、最新高性能防犯カメラシステムを用いて動いたかどうかを判定するもの。
- ^ 今回、「さわやか全日本一輪車競技大会の歴代優勝者の10代女子3名」による「一輪車鬼」、「生山ヒジキ(縄跳びのギネス世界記録保持者)」による「縄跳び鬼」、「第42回全国消防救助技術大会入賞の、志太広域事務組合志太消防本部の5名の消防士」による「消防士鬼(実際の救助活動の際の姿勢で襲ってくる)」、「明治大学競走部のコーチ・部員2名の計3名」による「競歩鬼」、「四足歩行100mギネス世界記録保持者2名」による「四足歩行鬼」、「ローラースポーツ アジアチャンピオンの岡部文武」による「インラインスケート鬼」の6通りの鬼ごっこを行った。
- ^ 今回は普段と異なり、キスマイチームと山口・川越・ボビーの3人のゲストチームが対戦する形式。1.高級そうめん1本を箸で掴んで鍋で茹で、氷でしめて麺つゆにつけて食べられるか、2.ズッキーニ・ミニトマト・ラディッシュ・にんじんの各食材を順に箸で掴んでバーニャカウダとして食べられるか、3.卵の卵黄を割らずに箸で掴んで小皿に移し、薄切り牛肉を破らずにすき焼き鍋の中に入れて10秒間煮込んで食べ、すき焼き鍋の中の豆腐を崩さずに箸で持って食べられるか、というゲーム内容。いずれも制限時間があり、食材を落とすと失格。
- ^ 前日23:10 - 23:40に『熱闘甲子園』放送のため、0:45 - 1:15に放送。
外部リンク
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(枠名無し) →ネオバラ2 後半 →ネオバラ3 |
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