宙船/do! do! do!

「宙船（そらふね）/do! do! do!」
TOKIO のシングル
初出アルバム『Harvest』
A面	宙船（そらふね）; do! do! do!;
B面	リプライ（通常盤）
リリース	2006年8月23日
規格	マキシシングル
録音	2006年
ジャンル	ロック
レーベル	ユニバーサルミュージック
作詞・作曲	中島みゆき（#1）; TAKESHI（#2）; HIKARI（#3）;
ゴールドディスク
	ダブル・プラチナ（CD、日本レコード協会）; ミリオン（着うた、日本レコード協会）;
チャート最高順位
	週間1位（オリコン）; 2006年度年間15位（オリコン）; 2007年度年間85位（オリコン）;
TOKIO シングル年表
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『宙船（そらふね）/do! do! do!』（そらふね/ドゥー! ドゥー! ドゥー!）はTOKIOの35枚目のシングル。2006年 8月23日にユニバーサルミュージックから発売された^[4]。

前作『Get Your Dream』から約2か月ぶりのCDシングルであり、『自分のために/for you』からから約1年10か月ぶりの両A面シングルである。

1曲目の「宙船（そらふね）」は、日本テレビ系ドラマ『マイ☆ボスマイ☆ヒーロー』の主題歌^[5]、2曲目の「do! do! do!」は、マイクロソフト『Xbox 360™』のCMソング^[6]にそれぞれ使用された。

「宙船（そらふね）」は、2007年 3月に開催された第79回選抜高等学校野球大会の開会式入場行進曲に採用された^[7]。

制作

宙船（そらふね）

TOKIOに提供される経緯は、ジャニーズ事務所より依頼があり、中島みゆきが自身のオリジナルアルバム『ララバイSINGER』の主柱にする曲としてレコーディングしようとしていた「宙船」の提供をTOKIOに持ち掛けたためである^[8]。中島はこの楽曲の作詞が評価され、第48回日本レコード大賞の作詞賞を受賞した^[9]。

編曲を担当した船山基紀によると、編曲は船山名義だが、製作には長瀬智也も大きく関わっていたという。作詞作曲を担当した中島から「あまり私のイメージじゃなくて、TOKIOのイメージでやって欲しい」とのリクエストがあり、船山が悩んでいたところ、長瀬が船山の元に自分で演奏しボーカルまで収録したデモテープを持参した。それを聞いた船山は衝撃を受け、「このまま発表しても何の問題ないくらいの完成度だと思った」そうだが、レコード会社や事務所の意向もあって、より派手な曲になるようにアレンジを施した。また、レコーディングもほとんど長瀬に任せきりの状況だった様で、長瀬の強いこだわりが編曲に生かされている様である^[10]。なお、中島の初期の作品の多くの編曲を手掛けた船山だが、中島と編曲の打合せをしたのはこの「宙船」が初めてで、かつ中島と二人だけで話をしたのも、この打合せ後に車で送っていった時の一回きりだという^[11]。

通常盤初回プレス収録のAcoustic version^[4]、TOKIO10作目のアルバム『Harvest』の通常盤初回プレス付属の特典CD収録のOrchestra versionなど^[12]、複数のヴァージョンを有する。

リリース

2006年 8月23日にユニバーサルミュージックから初回盤A、初回盤B、通常盤初回プレス、通常盤の4形態で発売された。

2009年 6月24日にJ Stormより通常盤仕様で再発売され^[13]、ユニバーサルミュージックから発売された初回限定盤全種類と通常盤は廃盤となった^[14]^[15]^[4]^[16]。

記録

今作は2006年 9月4日付のシングルオリコンチャートで初登場首位を獲得し^[3]、TOKIOのシングルではシングルオリコンチャート首位は5作目となる。6週連続TOP5入り、9週連続TOP10入りを記録した。また、今作と同年2月8日リリースの「Mr. Traveling Man」を合わせ、同年にシングル2作がオリコンチャート初登場1位になったのはTOKIOにとって初である。

チャートイン数は62回を記録^[3]、それまで最長記録であった『AMBITIOUS JAPAN!』の記録（32回）を大幅に更新、TOKIOの作品（シングル・アルバム・DVD）では最長記録。2006年（平成18年）の年間オリコンチャートでは15位となった^[17]。翌年の2007年（平成19年）の年間チャートでも85位となり、自身初の同一作品で2年連続のトップ100入りを果たした。

売上の面では前作「Get Your Dream」を初動のみで、同年にオリコン首位を獲得した「Mr.Traveling Man」を2週目で、2003年にオリコン首位を獲得した「AMBITIOUS JAPAN!」を3週目でそれぞれの累計売上を上回った^[要出典]。TOKIOのシングルとしては、1994年（平成6年）9月発売のデビュー曲「LOVE YOU ONLY」に次いで、2番目の売上である^[18]^{[注釈 1]}。「宙船」の着うたダウンロード件数は100万件を突破^[2]、ジャニーズ事務所所属アーティストの楽曲で着うたダウンロードがミリオンを突破したのはこの曲が初となる^[要出典]。

収録曲

初回限定盤A

CD^[19]
#	タイトル	作詞・作曲	編曲	時間
1.	「宙船（そらふね）」	中島みゆき	船山基紀	4:00
2.	「do! do! do!」	TAKESHI	3-5-2	4:22
合計時間:				8:22

DVD^[19]
#	タイトル	作詞	作曲・編曲
1.	「宙船（そらふね）」(Video Clip & Making)

初回限定盤B

CD^[20]
#	タイトル	作詞	時間
1.	「do! do! do!」		4:22
2.	「宙船（そらふね）」		4:00
合計時間:		8:22

DVD^[20]
#	タイトル	作詞	作曲・編曲
1.	「do! do! do!」(「Xbox 360™」TV-CM)

通常盤初回プレス

CD^[21]
#	タイトル	作詞・作曲	編曲	時間
1.	「宙船（そらふね）」			4:00
2.	「do! do! do!」			4:22
3.	「リプライ」	HIKARI	山原一浩	4:49
4.	「宙船（そらふね）」(Acoustic version)		KAM	4:13
5.	「宙船（そらふね）」(Backing Track)			4:00
6.	「do! do! do!」(Backing Track)			4:22
合計時間:				25:46

通常盤

CD
#	タイトル	作詞	時間
1.	「宙船（そらふね）」		4:00
2.	「do! do! do!」		4:22
3.	「リプライ」		4:49
4.	「宙船（そらふね）」(Backing Track)		4:00
5.	「do! do! do!」(Backing Track)		4:22
合計時間:		21:33

メディアでの使用

#	曲名	タイアップ	出典
1	「宙船（そらふね）」	日本テレビ系ドラマ『マイ☆ボスマイ☆ヒーロー』主題歌	^[3]^[5]
		music.jpCMソング	^[4]
		dwango『いろメロミックスDX』CMソング	^[4]
2	「do! do! do!」	マイクロソフト『Xbox 360™』CMソング	^[6]
		music.jpCMソング	^[4]
		dwango『いろメロミックスDX』CMソング	^[4]

収録アルバム

楽曲	アルバム	発売日	規格品番	備考
「宙船（そらふね）」	『Harvest』	2006年 10月18日	UPCH-9278（初回限定盤）	10thアルバム^[22] 通常盤初回プレスのみ「宙船（Orchestra version）」収録^[12]。
			UPCH-1528（通常盤初回プレス）
			UPCH-1530（通常盤）
	『sugar』	2008年 2月20日	UPCH-9417（通常盤初回プレス）	11thアルバムリメイクバージョン^[23]
	『HEART』	2014年 7月16日	JACA-5420（初回限定盤1）	ベストアルバム^[24]
			JACA-5423（初回限定盤2）
			JACA-5426（通常盤）
「do! do! do!」	『Harvest』	2006年10月18日	UPCH-9278（初回限定盤）	10thアルバム^[22]
			UPCH-1528（通常盤初回プレス）
			UPCH-1530（通常盤）

映像作品

宙船（そらふね）

TOKIO Special GIGs 2006 〜Get Your Dream〜
5 ROUND III（PV映像）
sugar（初回盤A）
OVER/PLUS
TOKIO LIVE TOUR 1718
TOKIO 20th Anniversary Live Tour HEART

do! do! do!

TOKIO Special GIGs 2006 〜Get Your Dream〜
5 ROUND III（PV映像）
OVER/PLUS

カバー

楽曲	アーティスト	アルバム	発売日	規格品番	備考
「宙船（そらふね）」	中島みゆき	『ララバイSINGER』^[25]	2006年 11月22日	YCCW-10030	セルフカバー
	堀井英明	『こどもヒット!ヒット!ソング〜おしりかじり虫・千の風になって〜』^[26]	2007年 12月26日	KICG-235
	工藤静香	『MY PRECIOUS -Shizuka sings songs of Miyuki-』^[27]	2008年 8月20日	PCCA-02728

脚注

[脚注の使い方]

注釈

^ 但し、ユニバーサルミュージック在籍時では1番の売上。

出典

^ “THE RECORD 2007年4月号” (PDF). 日本レコード協会. p. 14. 2022年6月25日閲覧。
^ ^a ^b “THE RECORD 2007年3月号” (PDF). 日本レコード協会. p. 14. 2022年6月25日閲覧。
^ ^a ^b ^c ^d “宙船(そらふね)/do! do! do!”. ORICON NEWS. 2021年11月1日閲覧。
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g “TOKIO / 宙船(そらふね) / do!do!do!［限定］［廃盤］”. CDJournal WEB. 2022年6月25日閲覧。
^ ^a ^b “マイ☆ボスマイ☆ヒーロー”. テレビドラマデータベース. 2022年6月27日閲覧。
^ ^a ^b “マイクロソフト、Xbox 360の新広告キャンペーンを展開イメージキャラクタに「TOKIO」を起用”. GAME Watch. Impress Watch (2006年7月12日). 2021年5月9日閲覧。
^ “入場行進曲一覧｜選抜高校野球”. 毎日新聞. 2021年11月1日閲覧。
^ “音楽から読み解く時代背景2006年、TOKIO「宙船」”. MusicVoice. 2021年11月1日閲覧。
^ “第48回日本レコード大賞”. 日本作曲家協会. 2021年3月31日閲覧。
^ “日本を代表する編曲家・船山基紀が驚いた「TOKIO長瀬の才能」”. 女性自身. 光文社 (2019年10月17日). 2020年10月12日閲覧。
^ “中島みゆきと初めて打ち合わせしたのはTOKIO「宙船」の時”. 日刊ゲンダイDIGITAL. 日刊ゲンダイ (2021年3月18日). 2021年3月18日閲覧。
^ ^a ^b “TOKIO / Harvest［2CD］［限定］［廃盤］”. CDJournal WEB. 2022年6月25日閲覧。
^ “TOKIO / 宙船(そらふね) / do!do!do!［再発］”. CDJournal WEB. 2022年6月25日閲覧。
^ “TOKIO / 宙船(そらふね) / do!do!do!［CD+DVD］［限定］［廃盤］”. CDJournal WEB. 2022年6月25日閲覧。
^ “TOKIO / 宙船(そらふね) / do!do!do!［CD+DVD］［限定］［廃盤］”. CDJournal WEB. 2022年6月25日閲覧。
^ “TOKIO / 宙船(そらふね) / do!do!do!［廃盤］”. CDJournal WEB. 2022年6月25日閲覧。
^ “年間ヒットチャート特集『2006年年間シングルチャート大発表！』” (2006年12月21日). 2007年1月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月1日閲覧。
^ “TOKIOのシングル売上ランキング”. ORICON NEWS. 2022年6月25日閲覧。
^ ^a ^b “宙船 / do! do! do! ［CD+DVD］＜初回限定盤Ａ＞”. タワーレコード. 2022年6月25日閲覧。
^ ^a ^b “do! do! do! / 宙船［CD+DVD］＜初回限定盤B＞”. タワーレコード. 2022年6月25日閲覧。
^ “宙船 / do! do! do!＜通常盤/初回限定仕様＞”. タワーレコード. 2022年6月25日閲覧。
^ ^a ^b “Harvest｜TOKIO”. ORICON NEWS. 2022年6月25日閲覧。
^ “sugar｜TOKIO”. ORICON NEWS. 2022年6月25日閲覧。
^ “HEART｜TOKIO”. ORICON NEWS. 2022年6月25日閲覧。
^ “ララバイSINGER｜中島みゆき”. ORICON NEWS. 2022年6月25日閲覧。
^ “こどもヒット!ヒット!ソング〜おしりかじり虫・千の風になって〜｜子供向け”. ORICON NEWS. 2022年6月25日閲覧。
^ “MY PRECIOUS-Shizuka sings songs of Miyuki-｜工藤静香”. ORICON NEWS. 2022年6月25日閲覧。

外部リンク

J Stormによる紹介ページ
- 宙船（そらふね）/do! do! do!

Johnny's netによる紹介ページ
- 宙船（そらふね）/do! do! do!

[19] 但し、ユニバーサルミュージック在籍時では1番の売上。

[1] “THE RECORD 2007年4月号” (PDF). 日本レコード協会. p. 14. 2022年6月25日閲覧。

[sorafune_100-2] “THE RECORD 2007年3月号” (PDF). 日本レコード協会. p. 14. 2022年6月25日閲覧。

[t_sfdo_o-3] “宙船(そらふね)/do! do! do!”. ORICON NEWS. 2021年11月1日閲覧。

[t_sfdo_c-4] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g “TOKIO / 宙船(そらふね) / do!do!do!［限定］［廃盤］”. CDJournal WEB. 2022年6月25日閲覧。

[tvdrama-5] “マイ☆ボスマイ☆ヒーロー”. テレビドラマデータベース. 2022年6月27日閲覧。

[impress-6] “マイクロソフト、Xbox 360の新広告キャンペーンを展開イメージキャラクタに「TOKIO」を起用”. GAME Watch. Impress Watch (2006年7月12日). 2021年5月9日閲覧。

[7] “入場行進曲一覧｜選抜高校野球”. 毎日新聞. 2021年11月1日閲覧。

[8] “音楽から読み解く時代背景2006年、TOKIO「宙船」”. MusicVoice. 2021年11月1日閲覧。

[9] “第48回日本レコード大賞”. 日本作曲家協会. 2021年3月31日閲覧。

[10] “日本を代表する編曲家・船山基紀が驚いた「TOKIO長瀬の才能」”. 女性自身. 光文社 (2019年10月17日). 2020年10月12日閲覧。

[11] “中島みゆきと初めて打ち合わせしたのはTOKIO「宙船」の時”. 日刊ゲンダイDIGITAL. 日刊ゲンダイ (2021年3月18日). 2021年3月18日閲覧。

[harvest_c-12] “TOKIO / Harvest［2CD］［限定］［廃盤］”. CDJournal WEB. 2022年6月25日閲覧。

[13] “TOKIO / 宙船(そらふね) / do!do!do!［再発］”. CDJournal WEB. 2022年6月25日閲覧。

[14] “TOKIO / 宙船(そらふね) / do!do!do!［CD+DVD］［限定］［廃盤］”. CDJournal WEB. 2022年6月25日閲覧。

[15] “TOKIO / 宙船(そらふね) / do!do!do!［CD+DVD］［限定］［廃盤］”. CDJournal WEB. 2022年6月25日閲覧。

[16] “TOKIO / 宙船(そらふね) / do!do!do!［廃盤］”. CDJournal WEB. 2022年6月25日閲覧。

[17] “年間ヒットチャート特集『2006年年間シングルチャート大発表！』” (2006年12月21日). 2007年1月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月1日閲覧。

[18] “TOKIOのシングル売上ランキング”. ORICON NEWS. 2022年6月25日閲覧。

[tower-20] “宙船 / do! do! do! ［CD+DVD］＜初回限定盤Ａ＞”. タワーレコード. 2022年6月25日閲覧。

[tower_II-21] “do! do! do! / 宙船［CD+DVD］＜初回限定盤B＞”. タワーレコード. 2022年6月25日閲覧。

[22] “宙船 / do! do! do!＜通常盤/初回限定仕様＞”. タワーレコード. 2022年6月25日閲覧。

[harvest_o-23] “Harvest｜TOKIO”. ORICON NEWS. 2022年6月25日閲覧。

[24] “sugar｜TOKIO”. ORICON NEWS. 2022年6月25日閲覧。

[25] “HEART｜TOKIO”. ORICON NEWS. 2022年6月25日閲覧。

[26] “ララバイSINGER｜中島みゆき”. ORICON NEWS. 2022年6月25日閲覧。

[27] “こどもヒット!ヒット!ソング〜おしりかじり虫・千の風になって〜｜子供向け”. ORICON NEWS. 2022年6月25日閲覧。

[28] “MY PRECIOUS-Shizuka sings songs of Miyuki-｜工藤静香”. ORICON NEWS. 2022年6月25日閲覧。

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[注釈 1]

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[21]

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[23]

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[25]

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[27]

宙船/do! do! do!

制作

宙船（そらふね）

リリース

記録

収録曲

初回限定盤A

初回限定盤B

通常盤初回プレス

通常盤

メディアでの使用

収録アルバム

映像作品

カバー

脚注

注釈

出典

外部リンク

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