シカゴ・ミッドウェー国際空港(シカゴ・ミッドウェーこくさいくうこう、英: Chicago Midway International Airport)(IATA: MDW, ICAO: KMDW, FAA LID: MDW) は、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴにある国際空港である。同市内にあるシカゴ・オヘア国際空港より規模が小さいが、サウスウエスト航空のハブ空港である。ミッドウェー海戦の戦勝を記念して1949年に改名された。
歴史
1923年開港、当初は郵便機の利用が主体だった。130haの敷地に火山灰を敷き詰めた滑走路を備えていた。1926年にシカゴ市営空港となり、設備が近代化された。滑走路や格納庫の増設と夜間照明の設置が行われた。利用者の増加に対応するため、1931年に新しい旅客ターミナルを建設した。
1940年代にはニューヨークのラガーディア空港と並んでアメリカで最も利用者の多い空港となった。1949年に現在の名称となった。1955年、空軍の飛行場だったシカゴ・オヘア空港で民間機の運航が始まった。1962年以降、ミッドウェー空港は国内線専用となった。
1985年、サウスウエスト航空が拠点を開設した。1997年にはシカゴ市が老朽化した空港の設備を作り替えるプロジェクトを開始した。2002年には40年ぶりに国際線が就航した。滑走路が短いため、カナダやメキシコなどの近距離便に限定されている。
就航路線
空港アクセス
- 鉄道:シカゴ・L(CTA) のオレンジライン(Orange Line)ミッドウェイ駅より、シカゴダウンタウンまで25分、2.50ドル[4]。
- バス:シカゴ・オヘア国際空港行き連絡バスは片道16ドル(Coach USA、Omega Airport Shuttleなど)。
- 乗合タクシー:Continental Airport Expressで、シカゴダウンタウンへ片道22ドル。
- タクシー:シカゴダウンタウンまで、15 - 40分程度、約25ドル[4]。
脚注
関連項目
外部リンク
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