RGBアドベンチャー『RGBアドベンチャー』(アールジービーアドベンチャー:RGB ADVENTURE)は、2006年11月19日から2007年1月21日までBS-iで毎週日曜9時30分-10時00分に放送されたアニメ作品。作品の制作会社はACCプロダクション。半年の放送が予定されたが、「制作会社の都合により放送継続が不可能になったため」との理由により、事実上の放送打ち切りとなった。 概要光の三原色をテーマとしたSF冒険作品。 1998年にライドアトラクション向けに製作された同名の約8分間のフルCGアニメーション(原作モンキー・パンチ)のアイディアをもとにしているが、ストーリーやキャラクターなどはほぼ全面的に、新たに書き起こされている。 本作の放送決定以前は『ギルステイン』が放送予定だったが[1]、前番組の『MUSASHI -GUN道-』が急遽3週に渡り総集編を放送した後、本作が後番組になっていた。 ほぼ1クールとなる2007年1月21日放送分をもって急遽打ち切りとなり、残りの放送分の話はドラマCDとして完結した。打ち切りの理由とされた「制作会社の都合」がいかなる事柄だったかは明確にされていないが、制作のACCプロダクションは同年11月に倒産した。 ストーリーRGBエネルギーを吸い取る暗黒思念・シャドウマスターによって滅ぼされたアトム系第5惑星ノアの住民、少女ロキと老人クエス。ロキは顔を失ってしまうが、クエスには何故か何の変化も起こらない。クエスはロキを連れて導きのヒカリ・宇宙の思念に出会い、使命を託され太陽系第3惑星のジャパを訪れることとなる。 その10年後、シャドウマスターに対抗する妖精であるロッソ、ギブソン、ボーの3人も太陽系第3惑星に到着する。「バディシステム」でレセプター(受容体)と融合合体し戦士に変身できる彼らは、それぞれがブタ、バイソン、ウサギの姿を借りて、自分たちのパートナーとなる人間を捜す。少年リュウはひょんなことから宇宙の思念に出会い、ロッソからレセプターとして選ばれる。同じころ、ボーはベッキーをレセプターとして選び出していた。 シャドウマスターも太陽系第3惑星に、怪物を作り出し融合合体できる部下、ロンメルン将軍、Dr.ゴズー、バンバンジーを送り込み、この星のRGBエネルギーを吸い取り滅亡させることを企む。こうして、リュウたちの、シャドウマスター軍団との戦いが始まる。 キャラクター
スタッフ1998年に製作された同名アニメーションの原作はモンキー・パンチだが、本作では菅谷信行が原作者としてクレジットされている。
主題歌1話 - 4話までは主題歌なし。
各話リスト放送開始の2週前から前編後編の2回に分け同時間帯において放送を行った。内容はシナリオ担当の酒井直行(前・後編)と監督の木下ゆうき(後編のみ)へのインタビューと1998年に遊園地向けのアトラクションに使用するムービーとして製作されたCGアニメーションの英語版と日本語版(音声を入れ替えただけ)と絵コンテの紹介などを行った。 第1話の冒頭において、色の三原色に関する解説ナレーションがあるが、5話目以降からはオープニングソングが挿入され、ナレーション部分は削除された。
ドラマCD
脚注外部リンク
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