Oh!Me大津テラス
Oh!Me大津テラス(オウミおおつテラス)は、滋賀県大津市打出浜にある複合商業施設(ショッピングモール)。本項目では、前身であるファッションビル「大津PARCO」についても記述する。 概要地方卸売市場の跡地に[4]1996年11月2日、大津PARCOとして開業した。パルコ時代は滋賀県唯一の大型ファッションビルであった。 開業当初は若者向けの売り場構成であり、開店1か月で50万人の来店を達成したが[4]、2008年ごろからイオンモール草津やフォレオ大津一里山等の開業で競争が激化し、苦戦を強いられるようになる。パルコはターゲットの年代を拡大し、安価な衣料品チェーンや雑貨店など大型テナント中心の構成に改めたが、黒字であったものの収益力は回復せず、ピークの1998年度に105億円であったテナント売上高が、2016年度には35億円まで落ち込んだことから[5]、2016年8月31日に閉店を発表し[6]、2017年8月31日をもって閉店した[5]。閉店に先立って同10月31日に施設はアーク不動産へと売却された[7]。 2018年4月27日、Oh!Me大津テラスとして、新たに開業した[2]。名称の「Oh!Me」は、「私の場所」と「近江」を掛け合わせた造語[8]で、30種あった候補の中から選ばれたという[2]。 2019年10月1日、施設取得から3年でアーク不動産から日本エスコンへと施設が売却された[1][9]。 データ
フロア構成オーミー大津テラスの入居テナントについてくわしくは「フロアガイド|Oh!Me大津テラス」を参照。 本館閉鎖中
サテライト棟館内エレベーター・エスカレーター構成
備考隣にはかつて同じセゾングループであった西武大津ショッピングセンター(西武大津店)があった。また、近隣には西武グループ系列のびわ湖大津プリンスホテルもある。大津PARCOも含め、これらは西武グループ創始者の堤康次郎の出身地が滋賀県であることにより出店された。なお、そごう・西武は2019年に2020年8月31日で西武大津店の営業を終了すると発表し[10][11]、予定通り同日付で閉店した。これにより大津市から百貨店が消滅することになり、県内でも草津市の近鉄百貨店草津店を残すのみとなった。 立体駐車場が併設されているが、台数が少ないため満車になる事があった。その場合、提携している西武大津ショッピングセンターの立体駐車場か、びわ湖ホールの立体駐車場を利用することになっていた(割引サービスも可)。 7階に入居するユナイテッド・シネマ大津はユナイテッド・シネマ第1号館であり、「OTSU7シネマ」として開業し、2004年1月1日より現名称に改称。2022年3月27日に大津アレックスシネマが閉館[12]して以降は、大津市内唯一の映画館となった。2024年3月1日付でユナイテッド・シネマが『ローソン・ユナイテッドシネマ』に社名変更されたことから、近日中に2度目の館名変更が予定されている[13]。 脚注出典
関連項目外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia