M96 (天体)
座標: 10h 46m 45.744s, +11° 49′ 11.78″ M96(NGC 3368)はしし座にある渦巻銀河である。 概要M95やM105を含むしし座I銀河群(M96銀河群)と呼ばれる銀河群の中で最も明るく見える銀河である[2]。 口径10cmの望遠鏡で、条件が良ければ小さな光の光斑として見える。楕円形であることも確認できる。口径50cmでは腕の構造も見えてくる。 観測史M95とともに、1781年3月20日にピエール・メシャンによって発見され、同年3月24日にシャルル・メシエのカタログに記載された。メシエは「しし座にある、星のない星雲で、M95に近いがM95ほどはっきりしない。おとめ座のM84やM86に似ている」とした[3]。ジョン・ハーシェルは「非常に明るくまた大きい。やや楕円をしている。中央は急に明るくなっている。とした[3]。ウィリアム・ヘンリー・スミスは「まるいがM95の方がはっきりしている。大きく青白い」とした[3]。 出典
参考文献
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