Johnny's Festival 〜Thank you 2021 Hello 2022〜

Johnny's Festival
〜Thank you 2021 Hello 2022〜
イベントの種類 音楽系イベント
通称・略称 ジャニフェス
開催時期 2021年12月30日
初回開催 2021年
開催時間 12月30日18:30 - 21:00頃
会場 東京ドーム
主催 ジャニーズ事務所
プロデューサー ジャニー喜多川
最寄駅 JR中央緩行線都営三田線水道橋駅
東京メトロ丸ノ内線南北線後楽園駅
都営大江戸線三田線春日駅
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Johnny's Festival 〜Thank you 2021 Hello 2022〜』(ジャニーズ フェスティバル サンキュー 2021 ハロー 2022)は、ジャニーズ事務所が2021年に東京ドームで行った音楽ライブおよびJohnny's net オンラインにて配信された動画配信の総称。ジャニーズ事務所所属の13組のグループが出演した[1]。総合演出は松本潤[1]。略称は「ジャニフェス[2]

ジャニーズとしてはコロナ禍以降初めて[3]で、2020年1月1日のHey! Say! JUMP公演以来の約2年ぶりのドーム有観客公演となった[2]。約4万人を動員[2]

本公演の裏側に潜入した動画がYouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」で2022年1月2日に配信された。二宮和也からの差し入れであるパンと引き換えに、定点カメラに向かってコメントしてもらう、といった内容の企画である[4]

2022年11月5日、Johnny's Smile Up ! Projectの一環として、各アーティスト1曲ずつの映像を含んだダイジェスト動画がYouTubeにて公開された[5]

出演者

ほか(総勢14組78名[6]

セットリスト

()内は歌唱グループ。セットリスト出典[7]

  1. D.D.(Snow Man)
  2. NAVIGATOR(SixTONES)
  3. 恋降る月夜に君想ふ(King & Prince)
  4. Big Shot!!(ジャニーズWEST)
  5. Za ABC〜5stars〜(A.B.C-Z)
  6. Sexy Zone(Sexy Zone)
  7. SHE! HER! HER!(Kis-My-Ft2)
  8. ファンファーレ!(Hey! Say! JUMP)
  9. Keep the faith(KAT-TUN)
  10. 無責任ヒーロー(関ジャニ∞)
  11. weeeek(NEWS)
  12. 初心LOVE(なにわ男子)
  13. 頑張れ、友よ!(A.B.C-Z)
  14. Luv Bias(Kis-My-Ft2)
  15. Kiss魂(Kis-My-Ft2・A.B.C-Z)
  16. Black Sugar(A.B.C-Z・Kis-My-Ft2)
  17. マスカラ(SixTONES)
  18. Imitation Rain(SixTONES・KAT-TUN)
  19. Roar(KAT-TUN)
  20. ハルカナ約束(KAT-TUN・SixTONES)
  21. 狼青年(Hey! Say! JUMP)
  22. RUN(Sexy Zone)
  23. 未来へ(NEWS)
  24. BURN(NEWS・Hey! Say! JUMP・Sexy Zone)
  25. 夏のハイドレンジア(Sexy Zone・NEWS・Hey! Say! JUMP)
  26. White Love(Hey! Say! JUMP・NEWS・Sexy Zone)
  27. シンデレラガール(King & Prince・Snow Man)
  28. Magic Touch(King & Prince)
  29. 君の彼氏になりたい。(Snow Man・King & Prince)
  30. Grandeur(Snow Man)
  31. ダイヤモンドスマイル(なにわ男子・関ジャニ∞・ジャニーズWEST)
  32. ええじゃないか(ジャニーズWEST・関ジャニ∞・なにわ男子)
  33. 前向きスクリーム!(関ジャニ∞・ジャニーズWEST・なにわ男子)
  34. 証拠(ジャニーズWEST、バックバンド:関ジャニ∞)
  35. NOROSHI(関ジャニ∞)
  36. 硝子の少年(KinKi Kids)
  37. スワンソング(KinKi Kids、バックダンサー:Travis Japan
  38. 愛のかたまり(KinKi Kids・増田貴久大倉忠義亀梨和也山田涼介藤ヶ谷太輔菊池風磨橋本良亮神山智洋平野紫耀岸優太ジェシー京本大我ラウール渡辺翔太道枝駿佑大橋和也
  39. フラワー(全員)
  40. SHAKE(全員)
  41. リリック(全員)
  42. 夢物語(全員)
  43. Happiness(全員)
  44. 愛なんだ(全員)
  45. smile(全員)

演出

フリフラによる照明演出
アラフェス 2020 at 国立競技場」にて無観客の客席に設置された無線制御型ペンライト「FreFlow」(通称:フリフラ)をリユースして客席に無料配布された[2]。メンバーカラーを点灯する演出[8][9](A.B.C-Z『Za ABC〜5stars〜』)[7]や、あえてフリフラを消灯しステージに観客の視線を誘導した演出(SixTONES『マスカラ』)[8]、歌唱している4人のメンバーカラーから会場全体が当時、活動休止中であったマリウス葉のメンバーカラーであるオレンジ一色に染まる演出(Sexy Zone『RUN』)[8][10]等がなされた。
ステージ構成
中央の「メイン」、上手の「DANCE」、下手の「BAND」という巨大な3つのステージと後方の「Bステージ」の4ステージが設置された[2]。前方の3面構成のステージは全長130メートルで、総面積1610平方メートルものLEDスクリーンが配置され、立体的な映像が曲の世界観に合わせて次々と変わる演出が映し出された[3]
松本が考案し、ジャニーズのライブではおなじみの「ムービングステージ」も登場[8]。ムービングステージが2つに分かれ、上下に移動する演出(Hey! Say! JUMP・NEWS・Sexy Zone『White Love』)が披露された[8]。フロートやトロッコも会場を駆け巡るのに用いられた[7]
衣装
衣装のプロデュースも松本が行った[11]。なにわ男子が『初心LOVE』で着ていた濃いピンクの衣装は、広い会場でも映えるように、という松本の意見で用意されたものである[12]
曲目
ファンクラブ会員を対象に聞きたい曲のファン投票を募り[13]、それを鑑みて松本が全出演グループの楽曲から選曲[8][11]。そのプロデュースぶりから、シングル、カップリング、アルバム曲をほぼ全部聴いたのではないか、と評されている[10]。松本から出演者たちに「この曲は誰とやってた?」「バックは誰がついてた?」などの質問がされていたという[14]
コラボ
ジャニーズJr.時代から切磋琢磨してきた2組である「エビキス(A.B.C-ZとKis-My-Ft2)」[8]や師弟関係ともとれる[15]「カツスト(KAT-TUNとSixTONES)」[9]、かつて関西ジャニーズJr.時代にKin Kanのメンバーだった平野紫耀向井康二を有するKing & PrinceとSnow Man[8][16]などグループの垣根を超えたコラボが充実[2]。バレーボール応援サポーターとしてデビューした3組(NEWS、Hey! Say! JUMP、Sexy Zone)[17]や、縦のつながりが強い関西出身グループ(関ジャニ∞、ジャニーズWEST、なにわ男子)もコラボした[17]
KinKi KidsはCDデビュー25周年を祝う演出とともに登場[8]。松本のオファーによって出演したTravis Japanをバックに携えて[18]『スワンソング』を歌ったり[7]、『愛のかたまり』を選抜メンバーと一緒に歌うコラボを披露した[11]
最後に披露された『smile』では、原曲を歌ったV6の姿もスクリーンには映し出された[7]

配信

配信期間:2022年1月2日18:00 - 4日17:59[1]。Johnny's net onlineで配信され、視聴チケット購入者は期間中何度でも視聴できた[1]

映像作品

本イベントの模様を収録したDVD/Blu-rayが2022年7月6日にJ Stormから発売[6][19]。当日披露された全45曲が収録される[6]。DVD/Blu-rayともに収録内容は同じで、日本語字幕スーパー入り[19]

特典[19]
  • 三方背使用 ※初回プレスのみ
  • ライブフォトブックレット(44ページ) ※初回プレスのみ
  • リーフレット
ランキング
初週にDVDが10.0万枚、Blu-rayが24.1万枚を売り上げ、2022年7月18日付「オリコン週間DVDランキング」および「オリコン週間BDランキング」で共に初登場1位を獲得[20]。音楽作品のDVDとBDを合計した「週間ミュージックDVD・BDランキング」でも合計売上34.2万枚で初登場1位を獲得し、「映像3部門」同時1位を記録した[20]。また、「週間DVDランキング」では翌週も1位となり、2週連続の1位となった[21]

脚注

  1. ^ a b c d ジャニーズ13組出演の「ジャニフェス」年明け事後配信が決定”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2021年12月25日). 2022年4月8日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 『ジャニフェス』初開催で東京ドーム2年ぶりの有観客ライブ 2日から配信も決定”. ORICON NEWS (2022年1月1日). 2022年4月8日閲覧。
  3. ^ a b 大道絵里子 (2022年1月22日). “ジャニフェスに見たエンタメの底力! 松本潤演出・13組の夢のコラボをレポート〈AERA〉”. AERA dot.. 2022年4月8日閲覧。
  4. ^ 「ジャにのちゃんねる」“ジャニフェス”に潜入 ゲスト続々登場に「神回」「豪華すぎる」”. モデルプレス (2022年1月2日). 2022年4月8日閲覧。
  5. ^ Johnny's Smile Up! Project@smileup_projectの2022年11月5日のツイート2022年11月7日閲覧。
  6. ^ a b c ジャニーズ事務所14組出演の「ジャニフェス」DVD/BD化が決定”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2022年5月30日). 2022年5月30日閲覧。
  7. ^ a b c d e 重信綾 (2022年1月5日). “14組78名が集結! 初開催「Johnny's Festival 〜Thank you 2021 Hello 2022〜」レポ!”. ananweb. マガジンハウス. 2022年2月22日閲覧。
  8. ^ a b c d e f g h i 北村由起 (2022年1月5日). “夢のコラボでジャニーズの「見たかった」を実現 松本潤の演出も光った『Johnny’s Festival』を振り返る”. Real Sound. 2022年4月8日閲覧。
  9. ^ a b 柚月裕実 (2022年1月8日). “KAT-TUNとSixTONES、両者に共通するスタンス 『ジャニフェス』コラボステージから辿る”. Real Sound. 2022年4月8日閲覧。
  10. ^ a b 佐藤勝利、“ジャニフェス”での松本潤は「すごかった」演出秘話も明かす”. マイナビニュース (2022年1月15日). 2022年4月8日閲覧。
  11. ^ a b c 山田涼介、ジャニフェスで松本潤に感謝…キンキとの歌唱も「うれしかった」”. マイナビニュース (2022年1月15日). 2022年4月8日閲覧。
  12. ^ なにわ男子:観客の前で「初心LOVE」初披露 松本潤が用意した衣装でジャニフェスの舞台へ 「RIDE ON TIME」特集最終回”. MANTANWEB (2022年1月28日). 2022年4月8日閲覧。
  13. ^ リアルサウンド編集部 (2021年11月5日). “ジャニーズ13組出演イベント『Johnny’s Festival』東京ドームにて開催 松本潤が総合演出、聞きたい曲のファン投票も”. Real Sound. 2022年4月8日閲覧。
  14. ^ 関阿沙美「Special Interview A.B.C-Z」『STAGE fan』第17巻、メディアボーイ、2022年1月27日。 
  15. ^ 土屋華夏「Johnnys' LIVE&STAGE REPORT「Johnny's Festival 〜Thank you 2021 Hello 2022〜」」『TV LIFE』2022年No.2(2/4号)、株式会社ワン・パブリッシング、2022年1月19日、104頁。 
  16. ^ 竹上尋子 (2022年1月5日). “King & PrinceとSnow Manが揃った『ジャニフェス』での発見 コラボレーションの醍醐味を味わえるステージに”. Real Sound. 2022年4月8日閲覧。
  17. ^ a b Asami Seki「2021⇒2022ジャニーズ LIVE & STAGEスペシャル!「Johnny's Festival 〜Thank you 2021 Hello 2022〜」」『QLAP!』2022年2月号、音楽と人、2022年1月15日、44-49頁。 
  18. ^ Travis Japan、“ジャニフェス”出演は松本潤からのオファー「使いたいって言ってくれて」”. モデルプレス. ネットネイティブ (2022年1月9日). 2022年4月29日閲覧。
  19. ^ a b c Johnny’s Festival 〜Thank you 2021 Hello 2022〜”. J Storm OFFICIAL SITE. 2022年5月30日閲覧。
  20. ^ a b ジャニーズ総勢78名が出演した『ジャニフェス』が「映像3部門」同時1位【オリコンランキング】”. ORICON NEWS. oricon ME (2022年7月14日). 2022年7月27日閲覧。
  21. ^ ジャニーズ総勢78人集結“ジャニフェス” DVDランキングで2週連続1位”. 日テレNEWS. 日本テレビ (2022年7月21日). 2022年7月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月27日閲覧。

外部リンク

YouTube