『Heart Beat』(ハート・ビート)は、1981年2月25日にEPIC・ソニーから発売された佐野元春の2枚目のアルバム。シングル「Night Life」と同時発売された。
概要
本作より佐野自身のプロデュースが開始される。本作の制作に携わった伊藤銀次は、このアルバムが一番「銀次色」が出ていると自ら評したうえ、「特に『ガラスのジェネレーション』のアレンジメントは、僕と佐野君の共同作業と言ってもいいだろう。あれは半分僕のものだと言っても、多分佐野君は怒らないと思う」と語っている[1]。当時、セールス的には振るわなかったが、今日までの佐野のライブでも歌い続ける楽曲が数多にあり、支持されるアルバムである。
2013年2月20日には、Blu-spec CD2で再発売された。[2]
収録曲
全作詞・作曲: 佐野元春。 |
# | タイトル | 作詞 | 作曲・編曲 | 編曲 | 時間 |
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1. | 「ガラスのジェネレーション」(-Crystal Generation-[注 1]) | 佐野元春 | 佐野元春 | 佐野元春・伊藤銀次 | |
2. | 「ナイトライフ」(-Night Life-) | 佐野元春 | 佐野元春 | 佐野元春・伊藤銀次 | |
3. | 「バルセロナの夜」(-A Night In Barcelona-) | 佐野元春 | 佐野元春 | 佐野元春・大村雅朗 / Strings: 大村雅朗 | |
4. | 「イッツ・オーライト」(-It's Alright-) | 佐野元春 | 佐野元春 | 佐野元春・伊藤銀次 | |
5. | 「彼女」(-She-) | 佐野元春 | 佐野元春 | 佐野元春 / Strings: 大村雅朗 | |
6. | 「悲しきRADIO」(-Radio Radio-) | 佐野元春 | 佐野元春 | 佐野元春・伊藤銀次 | |
7. | 「グッド・バイブレーション」(-Good Vibration-) | 佐野元春 | 佐野元春 | 佐野元春・大村雅朗 | |
8. | 「君をさがしている (朝が来るまで)」(-Looking For You-) | 佐野元春 | 佐野元春 | 佐野元春・伊藤銀次 | |
9. | 「INTERLUDE」 | 佐野元春 | 佐野元春 | 佐野元春 | |
10. | 「ハートビート (小さなカサノバと街のナイチンゲールのバラッド)」(-Heart Beat-) | 佐野元春 | 佐野元春 | 佐野元春・伊藤銀次 | |
合計時間: | |
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楽曲解説
- ガラスのジェネレーション[注 2] -Crystal Generation-[注 3]
- ナイトライフ -Night Life-
- 当アルバムと同時発売されたサードシングル。アルバムでの表記は大文字になっているが、シングルバージョンと同じ音源である。
- バルセロナの夜 -A Night In Barcelona-
- イッツ・オーライト -It's Alright-
- 彼女 -She-
- 悲しきRADIO -Radio Radio-
- グッド・バイブレーション -Good Vibration-
- 君をさがしている (朝が来るまで) -Looking For You-
- INTERLUDE
- ハートビート (小さなカサノバと街のナイチンゲールのバラッド) -Heart Beat-
発売履歴
脚注
注釈
- ^ 英語表記は、2021年6月16日に発売されたボックスセット「佐野元春 ザ・コンプリート・アルバム・コレクション 1980-2004」のブックレットに記載されている。
- ^ 曲名は、公式サイトに掲載されている表記に順ずる[3]。
- ^ 英語表記は、2021年6月16日に発売されたボックスセット「佐野元春 ザ・コンプリート・アルバム・コレクション 1980-2004」のブックレットに記載されている。
出典
参考文献
外部リンク
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楽曲 |
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アルバム |
オリジナル | |
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ミニ | |
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ベスト | |
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ライブ | |
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セルフカバー | |
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コンピレーション | |
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トリビュート | |
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カセットブック | |
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企画盤 | |
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出演番組 |
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関連人物 | |
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関連項目 | |
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- ^ オンライン販売のみでの発売。
- ^ 佐野元春MusicUnited.名義。
- ^ 佐野元春 & 雪村いづみ名義。
- ^ 桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎名義。
- ^ 渡辺美里とのデュエット。
- ^ 雪村いづみとのデュエット。
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