HALDYN DOME
『SUSUMU HIRASAWA 20世紀+BOX HALDYN DOME』(ススム ヒラサワ ニジュッセイキ プラス ボックス ハルディン・ドーム)は、平沢進のボックス・セットである。平沢の自主レーベルであるケイオスユニオン/TESLAKITEより2012年2月29日に発売された。 概要タイトルにもある通り、平沢進が20世紀に発表した様々なアルバムが収録されている。全17枚組となっており、すべての楽曲は鎮西正憲によるデジタル・リマスタリングが行われている[1]。ファンクラブの会員限定特典にはオリジナルグッズが付属される。 2017年には本作品のブックレットに掲載された文章を用いたナレーション作品『第6フォルマント』が発売された[2]。 解説
楽曲解説Disc 16「星を知る者」 2009年に行われたプロジェクト『凝集する過去 還弦主義8760時間[注釈 1]』内で新たに制作された[6]。 原曲は2000年に発売されたPlayStation用ゲーム『ラグナキュールレジェンド』の主題歌に起用された。2001年に行われたプロジェクト『Hirasawa Energy Works』[注釈 2]の一環として、新たにミックスを施した「星を知る者 (MP3バージョン)」がデジタルリリースされている[7][8]。 「ルクトゥン or DIE」 「星を知る者」と同じく『凝集する過去 還弦主義8760時間』内で制作された[9]。 原曲は1999年に宮村優子に提供した楽曲「Ruktun or Die」であり、アルバム『大四喜』に収録されている。2001年に『Hirasawa Energy Works』の一環としてセルフカバー版が配信されたのち、2003年に新バージョン「Luuktung or Daai」が『ナノ重複記念曲集』収録曲としてデジタルリリースされている[10]。 平沢は「Ruktun or Dieを聞き返したところメチャ早かった[11]」「(ギターフレーズについて)なんともくだらないフレーズなんだろう[12]」と語っている。 「地球ネコ」 2003年にNHK教育『おかあさんといっしょ』に提供した楽曲[13]のセルフカバー。 「ガーベラ」 1979年結成のユニット・Shampooの楽曲。原曲は2002年発売の『Cold Sleep』に収録されている[14]。 メンバーの折茂正美は元々平沢が講師を務めるシンセサイザー教室の生徒であり、1982年発売のデビューシングル『Tonight』は平沢がプロデュースを務めた[15]。折茂は2005年に行われたファンクラブイベント『反射の集いは氷の9』、翌年に行われた2013年のインタラクティブ・ライブ『ノモノスとイミューム』にゲスト出演している。 「densha」「loop」「IDN」 1999年、2002年、2004年にtwenty2product制作の短編ムービー[16][17][18]に提供した楽曲のリアレンジ。 「loop」の原曲は2002年に平沢の個人ウェブサイト「Ghost Web」より「"LOOP"のサウンドトラック β1」として配信された[19]。 内容
参加ミュージシャンDisc 1~15各当該記事参照。 Disc 16
脚注注釈出典
外部リンク |
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