Gauthier-Villars
Gauthier-Villars は、1790年創業のフランスの出版社。19, 20世紀の科学に大きな貢献を果たした。長期に渡りフランス経度局、エコール・ポリテクニーク、科学アカデミーなどの公式編集を務めた。 市場の再編成に伴って会社は消滅したものの、出版物は現在でも様々な出版社に利用されている。同社は出版の他、印刷業や書店の運営も行っていた。 歴史1790年、Jean-Marie Courcier が出版社 librairie pour les mathématiques, la physique, la chimie, les arts mécaniques, et les sciences qui en dépendent を創立した。会社はシャルル・ルイ・エティエンヌ・バシュリエ(Charles Louis Étienne Bachelier)に引き継がれ、更にルイ・マレット(Louis Alexandre Joseph Mallet)とマレット=バシュリエ(Mallet-Bachelier)が後継した。 エコール・ポリテクニークの卒業生Jean-Albert Gauthier-Villarsが1864年に会社を買収し、自身の名を社名とした。同じくエコール・ポリテクニーク卒業生の息子 Albert-Paul Gauthier-Villars (1861年6月16日 – 1918年7月14日)が業務を引き継いだ[1]。 1971年、Dunodに買収され、1972年からボルダグループの傘下に入った。その後、Presses de la Citéに吸収され、更に2004年にラガルデールに吸収された[2]。 同社から出版された書籍の大半の著者は数学・物理学者だった。例えば、コーシー、ガロア(再販)、ポアンカレ、レヴィ、ボレル、ピカール、シャール、バシュリエ、ファブリ、 ベルテロ、アインシュタイン(Paule Gauthier-Villarsによる訳)などがいる[3]。 主な定期刊行物数学
物理学
化学
その他
出典
外部リンク |
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