GREENMACHiNEGREENMACHiNE(グリーンマシーン)は日本のロックバンド。1995年に結成、スラッジメタル、ハードコア・パンク、パンク・ロック、ヘヴィメタルなど暴力性のある音楽をベースにしており、自らの音楽を「HARD CORE ROCK」と称している。
来歴1995年に結成、2度の解散を経ながらも現在も活動中。バンド名は金銭社会他、様々な意にとれることからDATSU(Drums)のフェイバリットバンドカイアスの曲名(「Blues For Red Sun」に収録)から拝借[1]。ブラック・サバス、カイアス、アイヘイトゴッド、スリープなどのバンドに強く影響を受ける。 活動歴第1期 1995年-1999年1995年5月、元OVERRIDE NEGATIVEのMONZAWA(Guitar,Vocal)、元INFIXX BLOCKのTAKUMI(Bass)、元ICONOCLASTのDATSU(Drums)により結成。 1996年5月にTAKUMIが脱退、YOSHIKAWA(Bass)が加入。地元金沢でコーパス・グラインダーズのサポートをした際にZEROの耳に留まり、彼の主宰するTASTEの第一弾作品として12月25日に1stアルバム「D.A.M.N.」をリリースする。またロウブロウアーティストであるFRANK KOZIKの耳にも留まり、彼の主宰するMAN'S RUINからもCDをリリース。 1997年、BOVINEからレーベルオーナのバンドであるTHUGとのスプリット7"を1997年にリリース。7月にYOSHIKAWAが脱退、MASAKI(Bass)が加入するも1997年10月に脱退。DAISAKU(Bass)が加入する。 1998年、2ndアルバム「THE EARTH BEATER」を録音、自主制作盤として国内リリース。当時は様々な理由によりマスタリングを行わないままのリリースとなった。この作品もMAN'S RUINを通じて全世界へリリースされ、同じくMAN'S RUINより「THE EARTH BEATER」から5曲を抽出した10"EP「THE EARTH BEATER Ver 0.5」をリリース。 1999年、ROCKY & The SWEDENらとのツアー"Mountain High Tour”から1ヶ月後、DATSUとの意見の相違からMONZAWAが脱退を決意。MONZAWA抜きではバンドは成り立たないとの判断からDATSUが解散を決意する。 第2期 2003年-2006年、2010年2003年、友人の結婚式の2次会で演奏をする名目で久々に集まったリハーサルでDATSUとMONZAWAが活動再開を決意、DAISAKUを迎えて活動再開(結局は二次会では演奏しなかった)[2]。2月にDAISAKU脱退、過去にDATSUとMONZAWAともバンドを組んでいた事もあるHASEGAWA(Bass)が加入。6月9日、これまでにリリースしたアルバムをATSUO(BORIS)と中村宗一郎(PEACE MUSIC)がリマスタリング、ボーナストラックを追加し「D.A.M.N.+3」「THE EARTH BEATER+3」をリリース。 2004年、6月9日にDIWPHALANXより3rdアルバム「THE ARCHIVES OF ROTTEN BLUES」をリリース、本作より自身の音楽を”HARD CORE ROCK”と表現するようになる。 2005年、6月9日にはオムニバスDVD「WIZARD'S CONVENTION」に参加。10月10日HASEGAWA脱退。 2006年、2月1日に未発表テイクを「FREE DOWNLORD TRACKS 2006」としてオフィシャルサイト上で配信限定リリース。サポートベーシストにSHINJIを迎えライブ活動を再開するも、8月22日解散を発表。ベーシストに再びHASEGAWAを迎え、10月8日WIZAERD'S CONVENTION Vol.5をもって2度目の解散。 2010年、10月12日に金沢VANVAN V4「CTRL+ALT+DEL」にてDATSU、MONZAWA、HASEGAWAの2度目の解散時のメンバーで1夜限りの復活。 第3期 2013年-現在2013年、5月19日に金沢市竪町にあったショップ&カフェVIRUSオーナー米澤源二郎氏(2013年4月3日死去)の追悼イベント「MOUNTAIN HIGH 2013」にてDATSU、MONZAWA、HASEGAWAの編成にて再結成。その後ベースにYOSHIKAWA(assembrage、second to none)が復帰して活動を続けることとなる。 2014年、6月14日にBoris「NOISE」リリース記念ライブにスペシャルゲストとしてライブを行った際、2人目のギタリストとしてMAX(The Donor、RESENTMENT)を迎えたことを初披露。バンド史上初の4人体制となる。 2015年、12月16日、3rdアルバムを岡崎幸人(ETERNAL ELYSIUM/STUDIO ZEN)がリマスタリング、ボーナストラックを追加した「THE ARCHIVES OF ROTTEN BLUES+1 -complete edition-」をDIWPHALANXよりリリース。 2016年、3月9日にDaymare Recordingsより4人体制で初の作品となる「FOR THE NIGHT AND BLOOD EP」をリリース。 2017年、3月6日にHANGMAN'S CHAIRとのスプリットEPがフランスのMUSICFEARSATANよりアナログ盤が、Daymare RecordingsよりCDがリリース。 2018年、4月に初のヨーロッパツアーを敢行。4月21日にRoadburn FestivalにJACOB BANNON(コンヴァージ)のキュレーションにより出演、入場制限がかかるほどの人気を博す[3]。8月、assembrage、second to noneと続けて脱退したことやプライベートでも問題を抱えていたYOSHIKAWAが失踪[4]、MONZAWAがベースに転向して活動を続ける。 2019年、YOSHIKAWA不在のままレコーディングを開始、3月20日に15年ぶりの4thアルバム「MOUNTAINS OF MADNESS」をDaymare Recordsよりリリース。5月31日にLongLegsLongArms Recordsより「MOUNTAINS OF MADNESS」のアナログ盤とカセットをリリース。7月20日大阪SOCORE FACTRYのライブに突如YOSHIKAWAが現れ”HAMMER AND BURNER”を演奏、その後バンドに復帰する[4]。9月に初の台湾ツアーを敢行。 2020年、ラン・スラヴィン監督「夢の募集」に"MUDDY"が挿入歌に使われる。6月に再度のリマスタリングとボーナストラックを追加し「D.A.M.N.」をCDが台湾Bad Moon Risingより、アナログ盤はウクライナのRobust Fellowよりリリース。10月10日に結成25周年記念盤[5]となる5thアルバム「GREENMACHiNE」をBandcamp先行リリース、12月9日にDaymare RecordingsよりCDとアナログ盤をリリース。5thアルバムリリースに合わせて金沢カレーの元祖「チャンピオンカレー」とのコラボレトルトカレーを製作、アルバムをバンド直接またはBandcamp、タワーレコード金沢フォーラス店、チャンピオンカレー本店及びウェブショップで購入した場合にプレゼントされた[6]。 2021年、2月にRobust Fellowより5thアルバム「GREENMACHiNE」のワールドワイド盤CDをリリース、50部限定のデラックスエディションCD(マットラミネートされたハードカバーデジパック、10ページのブックレット、ロゴステッカー、ダウンロードコード付)50部限定のカセットテープもリリースされた。CDのジャケットは緑色から赤色に変更されている。3月27日に大阪でライブの予定だったがYOSHIKAWAの緊急入院によりキャンセル、4月24日の岐阜ANTSのライブはサポートメンバーにヤチケンを迎えてライブを行う。8月2日にYOSHIKAWAの脱退を発表、DATSUは「今後同じ歩幅で進んで行けないと判断した結果です。[7]」とコメントしている。7月10日の名古屋HUCK FINNでのライブがYOSHIKAWA最後の舞台だった。当面はレコーディングは残った3人で行い、ライブについてはサポートメンバーにヤチケンを加えて行う予定。 メンバー現メンバー
元メンバー
ディスコグラフィーALBUM
Single/EP
Split
VA
VIDEO
脚注
外部リンク
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