G-1グランプリ
『G-1グランプリ』(崖っぷちNo.1グランプリ)は、G-1グランプリ実行委員会が主催する芸歴15年以上のお笑い芸人のチャンピオンを決める大会である。通称『G-1』。2022年に第一回が開催された[1]。 概要「G-1グランプリ」は、芸歴のために世に出るチャンス、大会出場資格を制限された“笑いの地肩(本来持っている肩の力)が強い”芸人にスポットを当てるべく、元ツインカムの島根さだよしが発起人となって立ち上げられた賞金総額500万円のコンテスト。“地肩→ジカタ”がある芸人にスポットを当てるべく、埋もれた“お笑い強肩(きょうけん)No.1”を決めるライブとして、「ジカタ」の「G」を取って、「ジカタNo.1グランプリ(G-1グランプリ)」と命名した[2]。メンバーのうち1人でも芸歴が15年以上なら出場可能。また、即席ユニットも出場可能である。ネタのジャンルは「漫才・コント・ ピン芸・漫談・ユニットネタ」。第1回に関しては吉本興業所属の芸人は参加していない。 第1回では決勝ならびに準決勝大会の総合司会をおぼん・こぼん、審査員を渡辺正行、長久弦が務める。決勝大会の追加審査員として島根が自ら直談判し、宮迫博之、ノッチ、伊勢浩二が快諾した。テーマソングを島根と以前親交のあったASKAが担当することが決定[3]。 第2回では元めちゃイケのプロデューサーの明松功が統合プロデューサーに就任し、「人生は、変えられるんだ。」をテーマにした、“崖っぷちNo.1グランプリ”に改名した[4]。決勝ならびに準決勝大会の総合司会はアンジャッシュ渡部建が務める。 出演者司会・リポーター
審査員[5]
大会の流れ出場者は参加費(エントリー料)として自腹で1組1000円を支払う[注 2]。エントリー用紙を提出し、確認作業が終わると各予選会場でA・B・C・D・E…とグループ分けされ、公式サイト上で発表される。全ての会場は有観客にて開催され準決勝・決勝大会では生配信もされた。審査結果は、大会終了後に公式サイト、SNSで速報を行い、準決勝では客出しの終えた会場に残った出場者の前で発表された。[7] ネット投票アーカイブ対決決勝大会終了後、1回戦を勝ち進んだ出場者のネタを公式YouTubeで一斉公開。一定期間の間で高評価数(再生回数ではない)が一番多かった組に賞金が贈られる。第一回目は三拍子が勝負を勝ち取り賞金100万円を手にした。 各回戦の出場(進出)組数
ネタの制限時間
各回戦の日程と会場
出場資格
参加者に贈られる賞品第一回
第二回
歴代優勝者
歴代決勝戦結果第1回(2022年)決勝戦はエルシャラカーニ、アモーン、だーりんず、流れ星☆、や団、TOKYO COOL、なすなかにし、三拍子の8組に加えて、急遽設けられた敗者復活枠を勝ち取った磁石の9組で争われることになった[9]。出場順はその場のくじ引きで決定、それぞれネタ披露後は生配信の投げ銭システムを利用して30秒間の投げ銭タイムを実施し、集まった金額は出演者へ贈られる。審査集計中のハーフタイムとして主催者オススメのユニットあぁ〜しらきとモダンタイムスのユニット「妖怪客ふやし」が登場しネタを披露した。
第2回(2023年)決勝戦はふとっちょ☆カウボーイ、ムートン伊藤、ななめ45°、モダンタイムス、イヌコネクション、下町ミュンスター、藤波かよ子の7組で争われた。
歴代準決勝進出者一覧第1回(2022年) 第2回(2023年) テーマ曲不祥事第1回の大会終了後に動画を公開するも、一部の動画に対して高評価が再生回数を上回る現象が起きる。主催者側が調査した結果、外部から「動画の再生回数や評価を金銭で意図的に操作できるシステム」があり、それによるものではないかという結論が出た。この騒動に関して主催者側は謝罪と説明の動画を公開し、今回の件に関しては出場者もファンもみな被害者であると説明した[10]。 脚注注釈出典
関連項目
外部リンク
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