C-POP
C-POP(シーポップ、英: Chinese popular music)は、中華圏のポピュラー音楽の総称である。 概要多くは普通話(標準中国語)、あるいは広東語などで歌われている。普通話の曲の約70%は台湾発とされ(T-POP)、シンガポールやマレーシアでも英語やマレー語ほどではないが歌われている。さらに細分類して、中国語の普通話・主要各方言に対応して、Mandopop(普通話)・Cantopop(広東語)・Hokkien pop(福建語)なども行われている。 ラベルや管理会社、プロデューサーなどC-POP業界の全体構造は、台北市に集中[1]しており、 中華民国文化部[2]が主催している金曲奨は、中華圏のグラミー賞[3]とも言われており、中国や香港、シンガポールの音楽界にも大きな影響を与えている。 台湾で2番目に大きいストリーミングサービスのMy Musicが実施した市場調査では、台湾人は月113時間、1日平均4時間音楽を聴く習慣があり、主に携帯電話で聴いていることが調査で判明した。 なお、中国の音楽市場は、2017年に前年から35.3%増の2億9200ドル(約320億円)の規模であり、世界に10番目に大きい音楽市場となっている[4]。 また、広東語の曲の多くは香港発である(香港ポップス)。中国大陸(中華人民共和国)市場を意識し、普通話でも歌う香港系アーティストが増えている。 脚注注釈出典
関連項目外部リンク |