Beautiful World Tour 2007
Beautiful World Tour(ビューティフル・ワールド・ツアー)は2007年10月11日から12月31日まで開催されたテイク・ザットの通算6度目のコンサート・ツアーである。 概要全日程のチケットは40分で完売している。批評家からは全体的に好意的な評価を受け、テイク・ザットにとって最も興行成績がよかったツアーでありイギリス史上最も大きなツアーでもある。 全ての公演にはゲストとしてソフィー・エリス・ベクスターが出演した。12月31日のO2アリーナでの公演は年越しカウントダウンライブ“Take That at Midnight(テイク・ザット・アット・ミッドナイト)”と言う形式で23時15分から行われ、ゲストにシュガーベイブスが出演した。 セットリスト
Take That at Midnight セットリスト
日程
出来事当初は「シュア」の中盤でダンサーとバンドメンバーを紹介するコーナーの際に、テイク・ザットのメンバーもそれぞれダンスをしていた。他の3人と違ってダンスの技術があまり高くないことで有名なゲイリー・バーロウのダンスにスポットライトを当てるなど、コメディの要素が強い部分であった。 しかしウィーンでの公演中ハワード・ドナルドがダンスの着地に失敗。肋骨を折り右肺が潰れる大怪我を負い、しばらく3人のみで公演を行う事態となった。結果「シュア」のメンバーによるダンスコーナーは無くなり、既にDVD用に収録済みだった映像はロンドン公演のものと差し替えられた。この事故はDVDの特典である「ザ・ジャーニー - ロード・フィルム」で説明されており、ハワードが怪我をした瞬間の映像や入院している姿が収められている。また出演出来なかった公演に挨拶のため、全裸に患者衣のみやドラァグクイーンの格好で顔を出す映像が収められている。 メンバーが欠けることになったが公演中止にはならなかった。怪我から12日後であるオーバーハウゼンでの公演からハワードは復帰した。 録画と放送2007年12月6日と7日のO2アリーナでの公演は収録され、2008年2月25日に二枚組DVDとして発売された。後にブルーレイ版も発売されている。特典にはコンサートのリハーサルから最終日までのドキュメンタリー映像である「ザ・ジャーニー - ロード・フィルム」と、メンバーによるオーディオ・コメンタリーが収録されている。 日本では2008年5月14日に発売され、日本未発売の『ビューティフル・ワールド』のツアー・スーヴェニア・エディションに収録された「ルール・ザ・ワールド」の邦訳が記載された。 DVDはブリット・アワード2008でベスト・ライブ・アクトを受賞した[1]。 Take That at Midnightの模様はITVで“Countdown to Midnight: Take That & Sugababes”のタイトルで生中継された。 脚注 |